【アイルランドT】この勢い、止められない！／願ってもない絶好ハンデ【日東９R】
トレセンTimes・美浦
10/12(日)東京11R アイルランドＴ
カナテープ
（堀 宣行）
今週は堀厩舎を推奨するが、その前に今日は大井競馬場でジャパンダートクラシックがある。
中央馬も素質馬揃いで、空前の好メンバーが揃い見応え十分。
堀厩舎のルクソールカフェも有力の1頭で、
前走の疲れはすっかり取れて仕上がりは万全です。兄のカフェファラオは地方コースで結果を出せませんでしたが、この馬は器用さがあって距離適性もあります。ナイターに動じる事もないと思いますし、期待してます。
と調教師は自信アリ。週末の景気づけと行きたい所だ。
さて、本題の推奨馬は、東京日曜日11レースのカナテープ。
牝馬ながら6歳にして、今が充実期。前走も着差以上の強さを見せて、もう一丁と行きたい所。
前走後は放牧に出してここを目標に仕上げて来ましたが、順調に乗り込み馬体減りはありません。今回も良い状態で出走できると思います。
年を重ね、どんな競馬にも対応できる様になってきましたし終いは確実に来ますから、安心して見ていられます。マイルの重賞を勝ちましたが、この距離(1800m)がこの馬の本質だと思います。舞台はベストですし、牝馬同士ですからね。勝ち負けになると思いますよ。
と堀調教師。
大方の予想は、前走で２キロ差があったボンドガールとは、今回は同斤量で逆転すると思われがちだが……嫌々、そんな事はない。
肉体面、精神面が完成された今のカナテープを逆転するのは至難の技だろう。
トレセンTimes・栗東
10/12(日)東京９R 鷹巣山特別
アイサンサン
（佐々木 晶三）
今週は火曜日が栗東トレセン従業員の方々のレクリエーションのため、全休日に。
通常全休の月曜日に調教が組まれ、火曜日全休を挟んでの今日が水曜日となり、いつもとは調教スケジュールが変わっている。ちなみに今週末は三日間競馬になるため、来週も火曜日全休となる。
さて佐々木晶先生厩舎は京都、東京で５頭が出走を予定している。中でも一番、取材の感触が良かったのは、日曜日東京９Ｒ鷹巣山特別に出走予定のアイサンサンだ。
当初は武豊騎手に騎乗依頼していたが、ハンデ52キロと発表されて武豊騎手が乗れないために、石川騎手に変更された。
先生
ユタカちゃんは乗れなくなったけど、52キロはありがたいよね。前走は大敗しちゃったからこういうハンデになったのかな。まあ、前走のローズＳはとんでもないペースだったから、止まっても仕方ないよね。
先生
レース後ダメージを心配したけど、回復は早かったし、状態はいいはず。東京のマイル戦なら乗りやすいと思うし、自己条件戦なら力は上だよ。
とのこと。ちなみに前走のローズＳ、1000m通過は56.8。1600m通過は、何と１.31.６だった。
先生
ウチのに乗っていた田山と、2番手で追いかけてきた鷲頭は、二人とも重賞初騎乗だったから、あんなことになったのも仕方ないよね。無理にハナを切る必要はないし、前回のマイル通過のラップを見たら、この条件で普通に走れば勝ち負けでしょう。
と、佐々木晶調教師。
ここは巻き返しを期待してみたい。
小島康睦
サクラバクシンオーなどに騎乗した名手・小島太を叔父に持つ生来のホースマン。親族のほとんどが競馬業界に身を置いており、騎手や厩舎、各牧場に顔が利く。大レースを勝つには馬の能力だけでなく、周囲の人間が形作る"陣営力"が必要不可欠であると提唱し、業界随一の情報ルートから激走のネタを握り込む。
目黒和外
パワフルな風貌に違わず、業務でもその辣腕を存分に振るう剛の者。実直な姿勢で取材へ向き合ううち、名門厩舎を含む関係者と唯一無二のパイプラインを構築した。そのため現場でのわずかな変化にも敏感で、陣営がひそかに仕掛けや策を講じたタイミングにはいち早く反応し、印を打つ。
