ピューロマジック安定感に疑問 / エリカエクスプレス馬場不問の優等生
月が替わって8月です。
日に日に暑さも増し、人馬ともに危険な気候へ。
果たしていつまで北海道以外で夏の競馬開催が出来るのでしょうか......。
一人の競馬ファンとしても、やはり馬の体調を第一に考えてほしいところ。
馬は「熱中症です」と自己申告してくれないわけですから、JRAには可能な限りの対策をしてほしいものですね。
これを書いている私は室内にいるから楽なもの、と思いきや、意外とそうでもないのがAI開発の落とし穴。
AIのための複雑な計算にはGPUと呼ばれるものが必須なのですが、このGPUが計算をする際にかなりの熱を発するんです。
気を抜くと冷房がついていても汗ばむような室温になることも。馬の心配をするだけでなく、自身の体調にも気を付けて、皆様に良い予想をお届けしたいものです。
さて、前置きはこのあたりにして、そろそろ先週の振り返りに入っていきましょう。
二天一流ホースマン・久光匡治さんの重賞ズバリに触れないわけにはいきませんね。
舞台バッチリの好機逃さず!

1着③アンパドゥ
2着⑩クランフォード(8人気)
3着①ファーヴェント(6人気)
【AI生成買い目なら】
馬連
◎〇2820円
3連単
〇◎△ 3万4830円
新潟での大敗明け直後ということもあり、世間はかなり懐疑的な評価だった⑩クランフォード。しかし、久光さんはこの馬の適性やレースの展開から、大目に見れる敗戦とジャッジ。
陣営のレース選択やメンバー構成まで鋭く読んでの8人気2着はお見事です。
ご本人は「邪推」と仰いますが、長年の経験や知識に裏打ちされた鋭い観察眼から導き出された推奨理由はスッと腹落ちするものばかりで、私としても大変勉強になります。
そんな久光さんのズバリ的中に花を添える形で、AIの買い目生成も活躍してくれました!
馬連は1点目ズバリで2820円。3連単も6人気ファーヴェントを△筆頭に置いて3万オーバー。折角の穴馬推奨を馬券に繋げることができて嬉しい限りです。
快心ヒットを届けて下さった久光さんの推し馬、そして本日公開予定のウマヒロバにも是非ご注目ください!
さて、振り返りに続いて、明日の重賞分析のコーナーです。
新潟競馬場で開催されるアイビスサマーダッシュと札幌競馬場で開催されるクイーンS、それぞれについて人気馬の評価を見て行きましょう。
アイビスサマーダッシュ(GⅢ)

レース適合度はA評価です。
昨年のこのレースの覇者というだけあって、条件評価は見事にSを獲得。騎手・厩舎評価もAと全体的にプラス材料が多くなっています。
一方で、キャリアの安定感の無さはややマイナス評価になった模様。前走こそ勝利したものの、そこまでのキャリア、特に3走前のオーシャンSでの大敗は流石に目を瞑れないというジャッジです。
大きく嫌うほどではないものの、今の人気ほどの信頼感があるかと言われると微妙な一頭というのが正直なところです。
クイーンS(GⅢ)

レース適合度はA評価です。
血統のB評価以外は個別項目で全てA評価を獲得。しかも、重馬場評価もプラスと目立ったマイナス材料は見当たりません。
勝ち切れなさが脚を引っ張ってS評価からは遠くなってしまいましたが、3走前の敗戦を除けば明確な減点材料も無く、安定感が魅力の一頭です。レース適合度だけを見ればピューロマジックと遜色ない一頭ですが、評価の背景まで加味するとこちらの方が信頼できそうな印象です。
なんとも歯切れの悪い解説になってしまいましたが、実は理由がありまして。というのも、両重賞ともに、抜けたS評価を獲得している馬がおり、その馬との比較ではどうにも持ち上げられないのです......。
そんなS評価馬を含む全馬のAI評価はWEB新聞からご覧いただけますので、是非そちらもチェックしてみてください!
黒野レイジ
早稲田大学を特例により、わずか3年で卒業。そのまま大学院に進学し修士号を取得。博士課程ではAI研究に没頭する一方で、突如として競馬という“迷宮”に足を踏み入れる。AI理論を武器に馬券攻略の地平を切り拓く中、黒野はある“壁”に直面する――。それは、数字では決して語りきれない「競馬の本質」。数式の世界から、馬と人のドラマが交錯する競馬の深層へ。最新AI技術が、新たな勝負の地平を拓く。


