【AJCC】春GⅠへ向けての始動戦、

【AJCC】春GⅠへ向けての始動戦、"血統"で篩にかける!

01/18 (日) 重賞トレンドジャッジ #AJCC

ポイント①春の大舞台へ向けての始動戦

ブライアン
ブライアン梶田

今回取り上げる一戦は、別定のGⅡ戦・AJCCだ。

昨年はダノンデサイルがココから始動したが、今年もなかなかの好メンバーが揃ったな。

境和樹
境和樹

春のGⅠを見据える馬が、始動戦として選ぶことも多いレースだよね。

カテゴリー的には日経新春杯のあるところだけど、あっちはハンデ戦だからね。クラシックで好走している馬なんかは、コッチに回ってくることが多いよね。

ブライアン
ブライアン梶田

まずは、ハイレベルな明け4歳世代から。ショウヘイジョバンニを取り上げさせてくれ。

どちらもクラシックの流れで菊花賞に挑戦したが、戦前から囁かれていた距離不安が現実となる形での敗戦だった。

特にショウヘイは、道中でかなり折り合いを欠いていたし、今回の距離短縮は大きなプラス材料になるんじゃないかな。

境和樹
境和樹

昨秋を席巻したマスカレードボールやミュージアムマイルと接戦を演じていて、地力の高さは間違いない2頭。

このメンバーに入れば、当然ながら力は一枚上だと言っていいだろうね。

ブライアン
ブライアン梶田

対する古馬勢で注目したいのは、ドゥラドーレスだな。

角膜炎の影響でバーレーン遠征のプランは白紙になってしまったが、その後の立て直しは早く、今回はシッカリと乗り込めている。

能力は確かな馬だけに、陣営としてもそろそろ重賞タイトルが欲しいところだろうな。

境和樹
境和樹

この馬は屈腱炎で1年以上の長期離脱を経験したりと、もどかしいキャリアを歩んできたんだよね。

ただ、その分キャリアはまだ浅くて、7歳と言えどまだまだ馬は若い。

ここで賞金を加算して、今後GⅠ戦線に顔を出してくるようなら、面白い存在になりそうだね。

ブライアン
ブライアン梶田

あとは、一昨年の覇者・チャックネイトだ。

カイ食いの細い馬で調整が難しく、浮き沈みの多い馬なんだが、今回の鞍上はR.キング。

昨年も大活躍だった女帝の騎乗で、変わり身を期待したいところだな!

境和樹
境和樹

身元引受調教師の堀先生のところの馬だし、ここはキング騎手も気合いが入るだろうね。

それでは、私からも当レースの傾向について解説させてもらうよ。

ポイント②スタミナと底力が求められる一戦

境和樹
境和樹

中山の非根幹距離重賞らしく、このレースは後半4~5Fでの持続力勝負になりがちでね。

失速率の高い競馬になるので、長距離を走れるスタミナと、バテ合いに強い底力が求められるんだ。

ブライアン
ブライアン梶田

確かにこのレースは、東京のキレ味勝負じゃ分が悪い馬もよく来る印象はあるよな。

やはり2度急坂を超えるレイアウトが、影響してるんだろうか。

境和樹
境和樹

それもあるけど、やはり冬場の時計の掛かる馬場で行われる点が大きいと思うよ。

過去5年のレース上がりを貼っておくけど、これを見れば一目瞭然。

【AJCC・レース上がり(過去5年)】

25年:36.6秒(良)
24年:37.8秒(不良)
23年:35.2秒(良)
22年:35.7秒(良)
21年:37.9秒(不良)

ブライアン
ブライアン梶田

不良馬場だった21年と24年はともかく、良馬場の年でも35秒以上掛かっているのか。そりゃ底力タイプが浮上してくるのも納得だな。

9月の中山はかなり高速馬場だが、それとは真逆ってワケだな。

境和樹
境和樹

うん。それ故に同一コースであっても、オールカマーやセントライト記念との結び付きは弱いんだ。

これらのレースで好走した馬は、結構人気になりがちなんだけど、実際は結構苦戦しるんだよね。

【セントライト記念・オールカマー組】

◆レーベンスティール
24年オールカマー1着
→25年AJCC12着
◆ガイアフォース
22年セントライト記念1着
→23年AJCC5着
◆アサマノイタズラ
21年セントライト記念1着
→22年AJCC4着
◆オーソクレース
21年セントライト記念3着
→22年AJCC6着
◆サトノフラッグ
20年セントライト記念2着
→21年AJCC11着
◆スティッフェリオ
19年オールカマー1着
→20年AJCC8着

ブライアン
ブライアン梶田

コース実績があるからといって、過信は禁物ってことか。

同コースの重賞好走馬を狙いづらいとなると、馬柱では読み切れない所もチェックする必要がありそうだな。

やはり、そういう時こそ血統の出番か?

境和樹
境和樹

勘が鋭いね。まさにその通りで、このレースはかなり血統傾向が現れるレースなんだよね。

狙い目は長距離型サンデー欧州血統だよ。

ステゴ系、ハーツクライ、マンハッタンカフェ、ダンスインザダーク。この辺りに注目したい一戦だよ。

【AJCC・長距離型サンデー&欧州血統】

25年2着:マテンロウレオ
(ハーツクライ産駒)
24年1着:チャックネイト
(ハーツクライ産駒)
24年2着:ボッケリーニ
(母父ダンスインザダーク)
24年3着:クロミナンス
(母父マンハッタンカフェ)
23年3着:ユーバーレーベン
(父ゴールドシップ)
22年2着:マイネルファンロン
(父ステイゴールド)
22年3着:ボッケリーニ
(母父ダンスインザダーク)
21年2着:ヴェルトライゼンデ
(父ドリームジャーニー)

ブライアン
ブライアン梶田

確かにステゴ系なんかは持続ラップ戦も、時計の掛かる馬場も得意な印象があるな。血統を見るだけでも、だいぶ篩にかけられそうだな。

今回は有力各馬の紹介と、底力が求められる理由、適性の高い血統について解説してきたぞ。

これで冬の中山は最終週。気分良く次の東京開催を迎えるためにも、ココはバシっと当てようぜ!それではまた来週!



ブライアン梶田
漢の馬券伝道師 成駿

ブライアン梶田

展開
情報通

チーム成駿の初期メンバー。「勝ちたければ使う側の視点に立て」という清水成駿の教えを自信の背骨とし、”陣営の思惑”を馬券に落とし込む。東西問わず、あらゆる業界人と関係を築き上げており、闇に埋もれる情報を掬い上げる。長年培った勝負勘から厳選指名する金脈馬は必見。



境和樹
ラジオ日本メイン解説 成駿

境和樹

血統
穴党

東京スポーツで予想コラム執筆、『ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継』にてメイン解説を担当。立教大学法学部卒、合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳を駆使し穴馬を仕留め続ける。得意の血統分析はもちろん、馬場、展開、舞台適性など、あらゆる角度から期待値の高い本命馬を導き出す。