【有馬記念】年末の大一番、カギを握るのはグランプリ適性!

【有馬記念】年末の大一番、カギを握るのはグランプリ適性!

12/21 (日) 重賞トレンドジャッジ #有馬記念

ポイント①究極の二択、鞍上の決断は?

ブライアン
ブライアン梶田

いよいよ年末の大一番・有馬記念!

どのレースも大切だが、この一戦に懸ける思いは格別。

ここをビシッと当てて、最高の気分で一年を締めくくりたい ——そんな願いを抱く方も少なくないはずだ。

境和樹
境和樹

今年も、まさに“年末の祭典”にふさわしい豪華メンバーが集まりそうだね。

昨年の勝ち馬に、春のグランプリホース、レベルの高い3歳世代の一角など、見どころは満載だね。

ブライアン
ブライアン梶田

その中で、まず注目したいのが昨年のグランプリジョッキー・戸崎圭太の動向だ。

ダノンデサイル、レガレイラ、いずれも彼にとっては“ベリーベリーホース”と言える存在。どちらを選ぶのか注目が集まっていたが、彼がデサイルに騎乗することは、どうやらジャパンC前の段階で決まっていたようだ。

決してレガレイラを評価していない訳ではないぞ。ただ、それ以上にドバイSCでデサイルに跨った時の感触が相当なモノだったそうだ。

境和樹
境和樹

いずれも現役最強を争うくらいの実力馬だし、彼にとって非常に思い入れもある二頭。

まさしく、究極の二択だったよね。

ブライアン
ブライアン梶田

ああ。そして、1年ぶりにレガレイラとのコンビ復活となるルメール

最後に手綱を取ったのは、昨年のエリザベス女王杯。その敗戦には、彼自身も納得いっているわけがなくてさ。

それ以来の騎乗となる今回は、並々ならぬ気合いで臨んでくるんじゃないかな。

境和樹
境和樹

雪辱を晴らす上で、有馬記念ほどふさわしい舞台はないよね。ここで勝てば、去年の借りもすべて報われるはずだよ。

ちなみにこの2頭の対戦成績は、ダービーでデサイル、有馬でレガレイラが先着して1勝1敗。

どちらが真に強いのか白黒付けるという意味でも、この一戦は重要になって来そうだね。

ブライアン
ブライアン梶田

それと展開を読む上で鍵になるのが、今年は逃げ・先行馬が揃っているということ。

スローペースだった昨年よりも、明らかにペースが流れる展開が予想されそうなんだよな。

境和樹
境和樹

宝塚を逃げ切ったメイショウタバル、AR共和国杯を逃げ切ったミステリーウェイに、先行力の高いサンライズアース

これだけ前に行きたい馬が揃えば、さすがに昨年のようなスローにはならなそうだね。

ブライアン
ブライアン梶田

ただ、今名前が挙がった馬たちは、速い上がりは使えずとも耐久力に優れたタイプ

速い流れを作って後続に脚を使わせつつ、自身はしぶとく残るという展開に持ち込める強さはあるんだよな。

境和樹
境和樹

6度のコーナーで内を意識する分、一周目のスタンド前では馬群が縦長になりがちなこのレース。

気付けば前が大きなセーフティーリードを取っていた、なんて展開も考え得るよね。

それでは、私からもこのレースの傾向について。

ポイント②グランプリ適性が求められる一戦

境和樹
境和樹

いかにも、東京らしいスピード決着だった天皇賞秋とジャパンC。

ただ、その2戦とは全く毛色が異なるレースと言えるのが有馬記念でね。

中山も以前と比べると時計は速くなってきたけど、2500mという距離設定も相まって、また別の適性が必要になってくるんだ。

ブライアン
ブライアン梶田

秋古馬三冠が難しいと言われる所以には、ローテーションの厳しさも去ることながら、求められる適性の違いもあったんだな。

ところで、境の言う“別の適性”ってのは、具体的にはどういうことを指してるんだ?

境和樹
境和樹

一言で言うなら、「グランプリ適性」だよ。

春のグランプリ・宝塚記念と、秋のグランプリであるこのレースは、実は結構相関が強くてね。

エリザベス女王杯もそうだけど、2200mのGⅠはこのレースと非常に相性が良いんだよね。

【2200mGⅠ実績馬の好走】

◆タイトルホルダー
(22年宝塚1着
→23年有馬3着)
◆ジェラルディーナ
(22年エリ女1着
→22年有馬3着)
◆クロノジェネシス
(21年宝塚1着
→21年有馬3着)
(20年宝塚1着→20年有馬1着)
◆サラキア
(20年エリ女2着
→20年有馬2着)
◆リスグラシュー
(19年宝塚1着
→19年有馬1着)
◆クイーンズリング
(16年エリ女2着
→17年有馬2着)

ブライアン
ブライアン梶田

古くはグラスワンダーもグランプリで無類の強さを誇っていたし、「グランプリ適性」というのは確かに有りそうだな。

何気にエリ女組からも、サラキア(11人気)、クイーンズリング(8人気)と人気薄での好走馬が出ているんだな。

前走が牝馬限定だからと侮ると、痛い目に遭いそうだな。

境和樹
境和樹

あとは、中山重賞実績馬も当然注目が必要だね。

オールカマーや日経賞といった、非根幹距離の重賞実績馬にも注意したいね。

【中山重賞実績馬の好走例】

◆レガレイラ
(23年ホープフルS1着
→24年有馬1着)
◆ダノンデサイル
(24年京成杯1着
→24年有馬3着)
◆タイトルホルダー
(23年日経賞1着→
23年有馬3着)
◆ジェラルディーナ
(22年オールカマー1着
→22年有馬3着)
◆エフフォーリア
(21年皐月賞1着
→21年有馬1着)
◆サートゥルナーリア
(19年皐月賞1着
→19年有馬2着)
◆レイデオロ
(18年オールカマー1着
→18年有馬2着)

ブライアン
ブライアン梶田

なるほどな。過去の実績も踏まえたうえで、しっかり見極めたいところだな。

今回は“究極の二択”を迫られた鞍上の選択と、グランプリ適性について解説してきたぞ。

一年の締めくくりを笑って終えるためにも、万全の準備で臨もうぜ!それでは、また来週!



ブライアン梶田
漢の馬券伝道師 成駿

ブライアン梶田

展開
情報通

チーム成駿の初期メンバー。「勝ちたければ使う側の視点に立て」という清水成駿の教えを自信の背骨とし、”陣営の思惑”を馬券に落とし込む。東西問わず、あらゆる業界人と関係を築き上げており、闇に埋もれる情報を掬い上げる。長年培った勝負勘から厳選指名する金脈馬は必見。



境和樹
ラジオ日本メイン解説 成駿

境和樹

血統
穴党

東京スポーツで予想コラム執筆、『ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継』にてメイン解説を担当。立教大学法学部卒、合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳を駆使し穴馬を仕留め続ける。得意の血統分析はもちろん、馬場、展開、舞台適性など、あらゆる角度から期待値の高い本命馬を導き出す。