【2歳1勝クラス】文句なしの仕上りで無傷2連勝へ!/父譲りのスピードと完成度を見せ付ける!【2歳新馬】

10/15 (木) 東西追い切り1等星

追い切り1等星・美浦

10/18(日)東京6R 2歳1勝クラス
ボーデコール
(柄崎将寿 厩舎)


3日競馬の後で追い切りの大多数が木曜日に集中して、時間帯によっては非常に混み合っていたDWコース。

そんな中でも一際、目立つ動きを見せたのが、柄崎厩舎のボーデコール。

開業2年目となる柄崎厩舎だが、今月から引退した簑島騎手がスタッフに加わり、柄崎師、石神助手とともに同期の三人が揃い踏み。

元より時間をかけて入念な乗り込みをしていた厩舎だが、より充実した調教をこなしている印象を受ける。

武井友彦
武井友彦
新潟でのデビュー戦を好位の内から抜け出すセンス十分の競馬で飾ったボーデコールだか、一息入ったこの中間の動きも軽快そのもの。

DWで5F67秒台と全体の時計はそう目立つものではないが、追走先着した1週前追いでは1F11.4秒。単走で軽く流した程度の直前の追い切りでも1F11.3秒。

バネの効いたフットワークで、躍動感は目を引くもの。

10月の初めには坂路でも1F12.0秒の好タイムをマークしており、その動きはより研ぎ澄まされてきた印象さえ受ける。

丹念な乗り込みによって変にテンションが上がるようなところも見られず気配も抜群。仕上がりに関しては文句なしと言える。

厩舎初のクラッシック出走へ、先々が楽しみになるような走りに期待したい。

(執筆:武井友彦)

追い切り1等星・栗東

10/18(日)京都6R 2歳新馬
インペリアルライツ
(坂口智康 厩舎)


先週の土曜から月曜までは久しぶりに坂路の調教当番。変則開催ということもあり、いつも日曜に集中する追い切りが月曜にも分散したが、それでも両日とも多数の馬が坂路を駆け上がってきた。

動きの良い馬をチェックしている中で、注目したいのが今週デビューするインペリアルライツだ。

今週の月曜追いの全体は4F54.2秒と目立たなかったが、持ったままで加速ラップを刻んでラスト1Fは12.1秒。

直線では併走馬をアッという間に突き放して大差先着とスピード感溢れる走りを見せてくれた。

1週前のCWでも併せ馬を消化し、ここでも余裕十分の手応えでラスト1F11.2秒をマークして先着。坂路だけでなく、コースでもシッカリと動けていることから、確かな能力が感じられる。

中邑茂
中邑茂
最終追いは坂路で息を整える程度の併せ馬だったが、直前の角馬場ではツル首で適度に気合を乗せつつ、キビキビと周回。

初戦から動けそうな前向きさと、馬体に重苦しさがないことを確認できた。

父アースライトは2歳時に5戦5勝で英仏のスプリントGⅠを連勝。

JRAではデビューした馬が5頭と少なく、勝ち上がった馬はいないが、本来はこの時季の2歳戦向きのスピードを秘めている血統背景。

同馬はその動きからも、父から十分な能力を受け継いでいると感じられる。

(執筆:中邑茂)


武井友彦
優馬関東本紙

武井友彦

調教 美浦 堅軸
関東本紙
ラジオ解説
グリCh出演

優馬関東版の本紙欄、ならびに美浦の調教評価を担当。馬の能力比較を核に、追い切りでの手応えや上積みの感覚を加えることで的中を掴み取る。厩舎による調教技術のカラーも判断。2~3歳戦、中でもクラシック路線を得意とする。



中邑茂
調教アナライザ

中邑茂

調教 穴党 栗東
連載コラム

栗東の調教評価を担当。厩舎ごとに異なる調教パターンの変化を察知することに長けており、かすかに香る勝負の気配を逃さない。その嗅覚から時には思いがけない大穴に◎を打つことも多く、一瞬のチャンスを特大の的中に繋げる。