【3歳上1勝クラス】満を持して復帰戦を迎える好素材!/スピード必見!好調厩舎の快速牝馬が登場【2歳新馬】

10/01 (木) 東西追い切り1等星

追い切り1等星・美浦

10/4(日)東京8R 3歳上1勝クラス
ソラネルマン
(手塚貴久 厩舎)


今週から東京開催が開幕。バリエーションに富んだコースになることもあり、素質馬たちの復帰も多くなってきた。なかでも期待したいのが手塚久厩舎のソラネルマン。

今週は同厩舎の3歳世代のエース格リアライズシリウスが毎日王冠で秋緒戦を迎えるが、その実績馬に1週前追いで先着しているのがソラネルマン。祖母にブエナビスタを持つ良血で、その期待の高さは未勝利勝ち直後に重賞、京成杯に挑んでいることからも分かること。

残念ながら京成杯のレース後に骨折が判明し、春のクラシックには出走が叶わなかったが、それでもキャリア2戦で挑んだ重賞で正攻法の競馬から3着。素質の高さは明らかだ。

骨折からの休み明けとなるが、9月初旬から時計を出しはじめて乗り込みは入念。復帰後、初のコースでの追い切りではオープン馬のフィーリウスを追走。

そして1週前追いでは前述の通り重賞勝ちのあるリアライズシリウスに楽々と先着。層の厚い手塚久厩舎の中にあって充実した内容の併せ馬をこなしてきている。

ひと追い毎に迫力を増して仕上がりは上々。テンションの高さに課題がある馬が、直前は坂路で調整するというのは、厩舎の看板馬マスカレードボールと同じような調整パターン。仕上げに関しては抜かりはないはずだ。

武井友彦
武井友彦
自己条件からの再出発。先々が楽しみとなるような走りに期待したい。

(執筆:武井友彦)

追い切り1等星・栗東

10/4(日)京都4R 2歳新馬
ブライトスクリプト
(松下武士 厩舎)


代表的な活躍馬に阪神JFを勝ったレシステンシアや、ダートの交流重賞を9勝したシャマルがおり、これまでに障害を除く重賞を21勝している松下厩舎。中央の平地重賞は12勝ということになるが、そのうちの10勝がマイル以下。さらに8勝は牝馬が挙げているのが特徴的だ。

近年では4歳世代に阪神JF2着のビップデイジーと、フィリーズレビュー勝ちのショウナンザナドゥ。3歳世代ではチューリップ賞勝ちのタイセイボーグと続けて活躍馬が出ている。

そこに続く可能性を感じさせる2歳馬が今週デビューするブライトスクリプトだ。1週前のCWでは先行する2頭を2秒以上追走し、

⑥F80.8秒-⑤F66.0秒-④F51.6秒-③F37.0秒-①F11.0秒

の好時計で大差先着。この時の動きも目を引いたが、最終追いではさらに時計を大幅に短縮。

⑥F78.1秒-⑤F63.5秒-④F50.1秒-③F36.3秒-①F12.0秒

とCW1番時計を馬なりでマークしている。

コースの真ん中付近を通っていたとはいえ、重い馬場の影響を感じさせない軽快でしなやかな身のこなし。相当な脚力があるのは間違いないだろう。

中邑茂
中邑茂
付くべきところに丸みを帯びた筋肉が付き、胴は短めながらもキリッと仕上がった馬体。少し敏感そうな表情を見せているが、ここは初戦向きの気性と捉えて問題ないだろう。そのスピードは必見レベルだ。

(執筆:中邑茂)


武井友彦
優馬関東本紙

武井友彦

調教 美浦 堅軸
関東本紙
ラジオ解説
グリCh出演

優馬関東版の本紙欄、ならびに美浦の調教評価を担当。馬の能力比較を核に、追い切りでの手応えや上積みの感覚を加えることで的中を掴み取る。厩舎による調教技術のカラーも判断。2~3歳戦、中でもクラシック路線を得意とする。



中邑茂
調教アナライザ

中邑茂

調教 穴党 栗東
連載コラム

栗東の調教評価を担当。厩舎ごとに異なる調教パターンの変化を察知することに長けており、かすかに香る勝負の気配を逃さない。その嗅覚から時には思いがけない大穴に◎を打つことも多く、一瞬のチャンスを特大の的中に繋げる。