【外房S】ココに照準合わせ大駆けムード!/どれも穴の魅力十分!西から放つ三本の矢【スプリンターズS】
トレセンTimes・美浦
9/26(土)中山8R
ソニックブレイカー
9/27(日)中山6R
ミスターキャンベラ
9/27(日)中山12R 外房S
カネショウレジェン
(稲垣幸雄 厩舎)
今週は勝ち負け必至の馬から、穴馬まで多彩なラインナップの稲垣厩舎。ジョッキーも確りリーディング上位のジョッキーを確保して勝負気配は十分。先ずは中山土曜日8レースのソニックブレイカー。
調教師
前走は出遅れが痛かったですが、そこからは上手くリカバリーして惜しい競馬でしたね。ここ2戦を見るとスタートが課題になりますから、この中間は発馬練習を兼ねてスタートの課題に取り組んできました。
練習では問題ありませんし、体調は引き続き良いですよ。福島コースよりも中山コースが良いですし、発馬五分なら勝ち切れると思います。
と稲垣調教師。
中山日曜日6レースのミスターキャンベラは一変の予感。
調教師
夏場をじっくり休ませた事で春の疲れが取れて、追い切りでも躍動感のある走りを披露。未勝利を圧勝したデキにあると思います。東京ダート2100mは少しタフでしたね。中山替わりは大歓迎ですし、この仕上がりなら楽しみです。
と、松山騎手に依頼している事からも勝負気配は十分だ。
ラストは中山日曜日12レースのカネショウレジェン。
調教師
前走は着順こそ5着でしたが、内容はあったと思いますしクラスのメドは立てたと思います。その後は得意の中山まで待機して放牧に出してジックリ調整してきました。
追い切りはいつも動く馬ですが、今回も非常に良かったですね。中山ダート1200mが一番強い競馬をしますし、ある程度流れてくれればまとめて差し切っても不思議ないと思いますよ。脚抜きの良い馬場も歓迎のクチですから。
と色気十分。大駆けのお膳立てはバッチリ整ったか。
(執筆:小島康睦)
トレセンTimes・栗東
9/27(日)中山11R スプリンターズS(GⅠ)
エーティーマクフィ
9/27(日)中山11R スプリンターズS(GⅠ)
サウンドモリアーナ
9/27(日)中山11R スプリンターズS(GⅠ)
ジューンブレア
(武英智 厩舎)
今週はスプリンターズS。いよいよ秋のGⅠシリーズがスタートするが、先週の3日開催プラス台風で順延された4日開催の影響で、水曜、木曜のトレセンはいつもと違う雰囲気。我々取材陣も、取材対象の調教師や厩舎関係者を探したり、取材時間を調整したりするのに四苦八苦した。今週は武英厩舎が、スプリンターズSに3頭使い。この3頭をそれぞれ掘り下げてみたい。
まずはエーティーマクフィ。函館スプリントS2着、キーンランドC4着と夏場に2走してここへ臨む。
調教師
暑い時季が苦手な馬で、北海道シリーズを使いましたがよく頑張ってくれました。それでも夏場は顔が真っ黒になって夏負けしやすいタイプなのは間違いないです。
競馬では2回ともちょっと窮屈になる場面がありましたが、最後はよく伸びてきてくれましたよ。
と武英師。
調教師
こちらに戻ってからも順調ですし、涼しくなって毛ヅヤも良くなってきました。前半は無理をせず、終いを生かす競馬が合うと思うし、今の中山の馬場も向きそう。展開面も向きそうなイメージがあります。
と同師。愛弟子とも言える、富田騎手とのコンビで大駆けも期待できそうだ。
サウンドモリアーナはキーンランドCを勝ってここへ臨む。
調教師
前走はジョッキーがうまく乗ってくれましたからね。それにしてもGⅠ馬2頭を負かしての勝利ですから評価ができますよ。
自分で競馬を作れるタイプですし、行きたい馬を行かせてそれを見ながらレースができそう。ここにきての充実ぶりだけでいえば、ウチの3頭の中では一番かも。
と調教師は高評価。
調教師
あとは馬場ですね。2走前の小倉では上滑りするような馬場が全く合わなかったんです。良馬場が理想でも、道悪になってもしっかりグリップが効くようなら対応できそうなんですけどね。
元々ダートで走っていたくらいで、パワー自体はありますから。
と同師。先行力を生かして見せ場以上も狙えそうだ。
最後は前年2着馬のジューンブレア。
調教師
ぶっつけ本番で臨むのは当初のプラン通り。元々鼻出血が出やすいタイプなのと、前走時左のトモに少し気になる部分があったのでしっかり休ませたかったんです。
放牧を挟んでフレッシュな状態で帰ってきたし、調教に騎乗してくれている高倉騎手の話では「トモの状態も全く問題ない」とのこと。ここ2戦は結果が出てないけど、昨年の2着も含めて中山では好成績ですからね。
と調教師。
調教師
昨年2着の時は勝ち馬と接触する場面もあったし、惜しい内容でしたから。休み休みでしか使えないタイプですが、潜在能力だけで言えば、今回の3頭の中でも一番あるはずです。他馬のマークが少しでも緩むようなら好走しても全然不思議はないですよ。
とこちらも勝負気配は十分。
三者三様の個性的なタイプで、どこから狙ってみても面白い。状態面に関しても甲乙付け難く、枠順や馬場等を加味して狙ってみて欲しい。
(執筆:目黒和外)
小島康睦
サクラバクシンオーなどに騎乗した名手・小島太を叔父に持つ生来のホースマン。親族のほとんどが競馬業界に身を置いており、騎手や厩舎、各牧場に顔が利く。大レースを勝つには馬の能力だけでなく、周囲の人間が形作る"陣営力"が必要不可欠であると提唱し、業界随一の情報ルートから激走のネタを握り込む。 (担当厩舎:浅利、伊藤伸、稲垣、加藤征、戸田、堀、本間、森一、和田勇)
目黒和外
パワフルな風貌に違わず、業務でもその辣腕を存分に振るう剛の者。実直な姿勢で取材へ向き合ううち、名門厩舎を含む関係者と唯一無二のパイプラインを構築した。そのため現場でのわずかな変化にも敏感で、陣営がひそかに仕掛けや策を講じたタイミングにはいち早く反応し、印を打つ。 (担当厩舎:安達、飯田祐、北出、昆、笹田、四位、柴田、武英、辻野、角田、本田)


