ゾロアストロ強豪相手に強み欠くか / ジーティマイカ血統評価「S」のナゼを解説
夏競馬も明日で終わり。今年は例年よりもかなり涼しい夏となりましたね。
この冷夏の影響を受けた馬も一定数いるのではないでしょうか。暑さに弱い馬にも好走のチャンスが巡ってきた一方で、暑さへの耐性を強みとして、夏に勝っておきたいタイプの馬には厳しいシーズンとなったかもしれません。
この夏に強い/弱いという要素は体質による部分も多いかと思いますが、血統や馬格、あるいは厩舎の調整方針などである程度予測も可能だと考えています。
幸いにも気象情報に関するデータは世の中にあふれていますので、競走時間帯の気温や湿度といったアプローチを取り入れて、夏の開催におけるAIの精度をさらに高めていきたいところです。
さて、前置きはこのあたりにして、振り返りに入っていきましょう。
この夏も絶好調なウマヒロバの名コンビから、久光TMがまたまた見事な推し馬的中を届けてくれましたよ!
絶好の馬場と鞍上を見逃さない!

1着⑭サウンドモリアーナ(5人気)
2着③パンジャタワー
3着⑧ウインカーネリアン
【AI生成買い目なら】
馬連
◎〇1520円
3連単
◎〇△ 3万6780円
GⅠ馬のパンジャタワー&ウインカーネリアンや、3歳の上がり馬ロジケープなどが人気を集める一方で、北九州記念6着のサウンドモリアーナは単勝12.9倍とあまり注目を集めていませんでした。
しかし、久光TMは北九州記念の敗戦は馬場によるものと判断しています。良馬場でこの馬の背中をよく知る武豊騎手のエスコートもあれば見直し可能、という鋭い読みがハマっての快勝には私も舌を巻きましたね。
優馬JAPANをご覧の皆様はご存知かと思いますが、YouTube【久光&前田のウマヒロバ】では久光TMと前田TMの選んだ本命&穴馬が続々好走中。
贔屓目を抜きにしても、この夏競馬を大いに盛り上げてくれているYouTubeチャンネルであることは間違いないでしょう。
そして、そんなウマヒロバでは本日20時から、将軍・田崎TMをゲストにお迎えしての直前予想LIVEを配信予定です。
私も一視聴者として非常に楽しみにしているところです。皆様もぜひご覧ください!
さて、振り返りに続いて、明日の重賞分析のコーナーです。
新潟競馬場で行われる新潟記念と、中京競馬場で行われる中京2歳Sをそれぞれ分析していきましょう。
新潟記念(GⅢ)

レース適合度はB評価です。
個別項目ではこれといってケチをつける要素がないのですが、GⅠ馬が複数頭いる中では実績的に見劣りするという点が評価を下げてしまっているようです。
明確な減点材料があるというよりは、加点材料が足りていないという印象ですから、大凡走の心配はあまりない一方で、勝ち負けまでのイメージも湧きにくいというのが正直なところです。
このまま売れ続けるようであれば、馬券的にはあまり魅力的ではない一頭です。
中京2歳S(GⅢ)

レース適合度はA評価です。
興味深いのは血統面でのS評価ですね。父シスキン、母父ダイワメジャーのどちらでデータを検索しても、この条件で好走しているとは言えない成績が出てくる中で、なぜS評価なのか。
ここで重要なのは、AIはシスキンを父に持つ馬の成績や母父にダイワメジャーを持つ馬の成績を直接参照するだけでなく、血統構成全体とレースの関係性についても学習しているという点です。
ここが単なるデータ予想との違いですね。AIは膨大な血統データから、各馬の血統構成を特殊な構造に変換しています。その構造と今回のレース条件を照らし合わせると、この馬の血統構成は今回のレースに極めて高い親和性を持つと判断されたということです。
新潟記念・中京2歳Sともに、全馬の評価はWEB新聞からご覧いただけます。
新潟記念は【8R】ですので、お間違えのないように!
黒野レイジ
早稲田大学を特例により、わずか3年で卒業。そのまま大学院に進学し修士号を取得。博士課程ではAI研究に没頭する一方で、突如として競馬という“迷宮”に足を踏み入れる。AI理論を武器に馬券攻略の地平を切り拓く中、黒野はある“壁”に直面する――。それは、数字では決して語りきれない「競馬の本質」。数式の世界から、馬と人のドラマが交錯する競馬の深層へ。最新AI技術が、新たな勝負の地平を拓く。


