【マイラーズC】着差以上の強さで完全復活!

【マイラーズC】着差以上の強さで完全復活!

04/26 (日) 妙味解析!回顧ファイル

着差以上の強さで完全復活!

FILE:4/26(日)京都11R

マイラーズカップ(GⅡ)

勝ったのはこの舞台で朝日杯フューチュリティSを制している1番人気のアドマイヤズーム

発馬直後は馬なりで先頭に立っていたが内から主張してきたショウナンアデイブにハナを譲って大名見物の2番手。 そのまま早めに仕掛けてくる馬も不在で、スイスイと直線まで運び1F過ぎにゴーサインが出されるとあっと言う間に抜け出す完勝劇。

前半の1000mが58秒3と重賞にしては落ち着いたペースで流れたため勝ち時計は平凡だったが、着差以上の強い勝利となった。

爪の不安でなかなか仕上がりが進まなかったが、ここに来て気温の上昇に伴いその不安もほぼ解消。完全復活を遂げ武豊騎手の青葉賞に続く土日連続の重賞制覇に花を添えた。次の安田記念でも順調にいけば有力候補になりそうだ。

経済コースの中団インで脚をため、ゴール前も狭いところを抜けてきた9番人気ドラゴンブーストが②着。京成杯で②着に好走後は中距離路線を歩み前走でリステッド競争を制していたが、結果的にマイルに距離を戻したのが大正解。 全くロスのない競馬をした丹内騎手の好騎乗も目立った。

朝日杯フューチュリティSでは勝ったアドマイヤズームから1.7秒差の⑦着に敗退していた同馬が今日は0.1秒差まで着差を詰めておりここに来ての充実も明らか。この路線での覚醒があっても不思議はない

ゲートの出は互角だったがニノ脚を使い一旦2番手に上がったベラジオボンドが③着に入線。年明けからマイルで2連勝とこの条件と現在の体調の良さが目立った内容といえる。 晩生のタイプで5歳馬ながらまだまだ成長中。とにかく競馬センスが抜群で順調にレースに出走できれば確実に好走できるタイプ。今年はマイルに絞って初重賞制覇を目指せば目標到達は可能。今後のレースぶりに注目したい。

2番人気のオフトレイルはスタートの後手が応えたのは確かだが直線も前が開かず不完全燃焼の一戦。まともならすぐに巻き返しは可能で次走も有力候補だろう。

3番人気のウォーターリヒトは⑬着に大敗。馬群に包まれ道中で全く動けなかったとは言え、直線の伸びは物足りないもの。展開もあるが開幕週のパンパンの良馬場が応えたのが敗因か。立て直しての巻き返しに期待したい。

─次はココに注目!─
4人気7着
シックスペンス


ダートから久々に芝に戻しての一戦だったが、開幕週の超高速馬場ながら抜群の手応えで中団に取り付けるスピードは流石と言えるもの。

スプリングステークス、毎日王冠、中山記念と芝の重賞を3勝している実績もさることながら、ダート戦で気分転換ができたことも復活への良いキッカケになった模様。次走は不明だが、どの条件を使ってきても今の精神力なら一発あって不思議はない。

(執筆:持木秀康)

関西トレ
優馬1面の名奉行 優馬

持木秀康

栗東 調教

栗東の調教班に所属。優馬の1面にてコラム「オフコース 持論(もちろん!)」を掲載、2016年天皇賞・春にてカレンミロティック(13番人気2着)に単独◎を打ったことは現在でも語り草。推し馬サロンでは関西トレセン捜査班にて予想を提供。