【桜花賞】浮かび上がる名牝の相
阪神11R 桜花賞(GⅠ)
◎⑫スウィートハピネス
勝ちっぷりが強かったことに加え、データ的にも不満の無い阪神JF勝ちからの直行(過去2-3-0-0)となる⑮スターアニスが堅軸に映る今年の桜花賞。しかし、大勢逆転を狙える存在がいます。それが◎⑫スウィートハピネス。
この馬を強調する材料は以下の2つ。
・エルフィンSの時計が優秀
・阪神JF4着に額面以上の価値がある
今年、この馬が勝ったエルフィンSは1.33.0秒で決着。これは、改修後の23年以降、2~3歳戦の京都芝外回り1600mで最も速い時計です。
また、過去のエルフィンSで、1分33秒台で決着したレースは今年のスウィートハピネスを含め3鞍しかなく、残り2鞍の勝ち馬は07年のウオッカと20年のデアリングタクト。いずれも歴史に名を残す名牝です。
もうひとつは、阪神JF4着の価値。
ポイントは、これが中1週のローテだったということです。
中1週というローテは、GⅠにおいて鬼門のローテです。
過去10年の平地GⅠにおいて、中1週で臨んだ馬の成績は【0-1-1-81/83】連対率1.2%。阪神JFでも旧・阪神3歳牝馬Sを含めて【0-1-2-56/59】連対率1.7%という散々な結果。
GⅠにおける中1週参戦は、運よく賞金が足りたから、出走枠が空いていたからといったケースが普通です。最初から勝ち負けを狙える立場の馬が敢えて中1週という詰まったローテを選ぶことは考えにくいと言えます。
つまり、決して狙ったローテでない以上、勝負度合い、仕上げの点で有力馬とは相当大きな差があるということ。これが、GⅠにおける中1週ローテの不振の要因です。
⑫スウィートハピネスの阪神JFは、そんな状況での0.3秒差4着。これは額面以上の価値があり、能力の証明になるというわけです。
以上の要素から、GⅠ馬になりえるだけの資質を十分に持っていると判断できる⑫スウィートハピネス。このオッズで買えるのは今回が最後かもしれません。逃す手はないでしょう。
ラジオ日本メイン解説
成駿
境和樹
血統
穴党
東京スポーツで予想コラム執筆、『ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継』にてメイン解説を担当。立教大学法学部卒、合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳を駆使し穴馬を仕留め続ける。得意の血統分析はもちろん、馬場、展開、舞台適性など、あらゆる角度から期待値の高い本命馬を導き出す。


