【フェブラリーS】実は"芝のマイラー"が来てるんです!
ポイント①超一線級不在でも見どころは十分!
フォーエバーヤングのサウジC連覇🏆に沸いた週末。
日本でも、いよいよ2026年最初の中央GⅠフェブラリーSが行われるな!
皆さんの中には、この季節を待ち望んでいたという方も多いんじゃないか?
この時期になると、あぁいよいよ今シーズンが本格的に始まったなと感じるよね。
ところで、ブライアンは今回の出走メンバーについてはどう見ている?
サウジCと時期が被ってしまう事もあって、超一戦級という馬は見当たらないというのが第一印象だな。
ただ昨年の覇者・コスタノヴァに、暮れのチャンピオンズCを勝ったダブルハートボンドと、海外組を除けばベストに近いメンバーが揃ったと思うぞ。
なんと言ったって、このレースで前年の春秋王者が両方揃うのは9年ぶりだからな。
そういう意味では、凄くワクワクする一戦になりそうだね。
実績のあるこの2頭はもちろん強いけど、新興勢力の台頭も侮れないよね。この2頭もタイトルをゲットした時は、GⅠ初挑戦だったワケだし。
ああ。今のダート界は海外挑戦組を除けば、かなり勢力が拮抗しているからな。
なかなかGⅠタイトルに届かない馬、GⅠ初挑戦の馬が勝っても、十分不思議はないと思うぞ。
過去の実績に捉われ過ぎずに、純粋にその馬の能力を見極めたいね。
それでは、私からはこのレースが行われる東京ダ1600mについての解説を。
ポイント②東京芝マイルとの関連が強い!
このコースの特徴は何と言っても、芝スタートであるということだね。
そうなると当然スピードは必要になってくるし、前半が下り基調で速い流れになりやすい。
その上で、最後の長い直線でも脚を使わないといけないってコースなんだよね。中央のダートコースの中でも、かなり特殊な部類に入ると思うよ。
それだけ特殊な条件となれば、このコースで好走歴のある馬は狙い目になりそうだな。
ただ出走メンバーを見渡すと、この舞台は初めてですって馬も少なくないんだよな。何か他に注目すべき馬柱があったら、教えてもらえないか?
芝実績馬、特に東京芝1600mで好走歴のある馬は狙い目だよ。
ダ1600mのすぐ外側に設置されていて、コース形態自体はソックリ。
ダート実績が乏しくても、この舞台になると大駆けってパターンは本当によくあるんだ。
なるほど。コース形態が似ていれば、芝とダートの垣根を越えて相関が生まれるってことだな。
他に着目すべきポイントはあるか?
実は、チャンピオンズC惨敗馬の方が好結果を出しているんだよね。
このレースが行われる中京ダ1800mはスタート後がすぐ急坂で、コーナーが4つなので道中でペースが緩みがち。
正直、2つのレースは性質が正反対なんだよね。
◆サンライズジパング
24年チャンピオンズC6着
→25年フェブラリーS1着
◆ガイアフォース
24年フェブラリーS2着
→24年チャンピオンズC15着
◆カフェファラオ
21年チャンピオンズC11着
→22年フェブラリーS1着
◆ソダシ
21年チャンピオンズC12着
→22年フェブラリーS3着
◆エアスピネル
20年チャンピオンズC7着
→21年フェブラリーS2着
性格が真逆のレースを両方勝ったレモンポップは、本当に強かったんだな。
ダブルハートボンドにとって今回は、真の強さを問われる試金石の一戦になりそうだな。
ポイント③現代ダートはミスプロ帝国だ!
それと血統で言うと、やはりミスプロ系は無視できないよ。
根岸Sと同様、このレースも父ミスプロ系の馬が5連覇中なんだ!
確かミスプロ系はトモ(お尻)のサイズが大きい馬が多いんだったよな。
後肢で強く蹴れる分、パワーのいるダートでは滅法強いってワケか。
その通り。ボールドルーラー系やストームキャット系の台頭が目立った時期もあったけど、近年は完全にミスプロが主流。
これはダートレース全般に言える傾向で、まさに時代は「ミスプロ帝国」と言っても過言ではないよ。
血統の勢力図も、時代によって移り変わっていくってことだな。
今回は出走メンバーの総括、東京芝マイルとの相関に血統勢力図の話と、いつも以上に盛り沢山だったな!
量が多くて皆さんも覚えるのが大変かもしれないが、是非何度か読み返して、自分のモノにしてもらえると嬉しいぜ。それではまた来週!
ブライアン梶田
チーム成駿の初期メンバー。「勝ちたければ使う側の視点に立て」という清水成駿の教えを自信の背骨とし、”陣営の思惑”を馬券に落とし込む。東西問わず、あらゆる業界人と関係を築き上げており、闇に埋もれる情報を掬い上げる。長年培った勝負勘から厳選指名する金脈馬は必見。
境和樹
東京スポーツで予想コラム執筆、『ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継』にてメイン解説を担当。立教大学法学部卒、合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳を駆使し穴馬を仕留め続ける。得意の血統分析はもちろん、馬場、展開、舞台適性など、あらゆる角度から期待値の高い本命馬を導き出す。


