【根岸S】三種の神器で勝ち馬を抽出!
東京11R 根岸S(GⅢ)
◎⑧インユアパレス
根岸Sは、比較的傾向がハッキリしたレース。3つのテーマが存在しており、それに該当する馬の好走率が極めて高くなります。その3つのテーマが
根岸Sの三種の神器
・父ミスプロ系
・メンバー3位以内の上がりで差して好走した経験
・過去に根岸Sに出走したことがない
まずは血統面。かつては父サンデー系の好走率が高かったのですが、最近は父ミスプロ系に主流が移行しています。
基本的には人気馬の好走が多いものの、中には22年6人気1着テイエムサウスダン(父サウスヴィグラス)、20年9人気3着スマートアヴァロン(父サウスヴィグラス)や18年6人気1着ノンコノユメ(父トワイニング)など、人気薄もシッカリ好走させています。
最近は、フェブラリーSもミスプロ系の支配力が高まっています。時期、レベル的に根岸Sもその潮流に引っ張られている面があると考えていいでしょう。
つづいて、脚質面のフィルター。このレースは、圧倒的に差し追い込み馬が有利なレースです。
これに伴い、メンバー3位以内の上がりを使った馬も優勢で、勝ち馬10頭のうち9頭がこれに該当しています。道中でジックリ脚を溜め、直線で集中的に脚を使う、いわゆる直線スピードの重要性が極めて高いレースだと言えます。
最後に、レースに対する鮮度の話。根岸Sは、非・リピーターレースの典型です。
過去にこのレースを2勝以上した馬は1頭もおらず(サウスヴィグラスは東京、中山で連覇)、2度以上馬券に絡んだ馬も5頭だけ。その5頭に関しても、勝った翌年以降に出走して着順を落としています。
最も分かりやすい例が、(少々古い話ですが)このレースに4回出走したノボトゥルー。この馬は、最初に出走した年に勝った後、1→2→3→7着と回を追うごとに綺麗に着順を落としました。
スペシャリストが生まれやすい条件ゆえに、新興勢力がドンドン出てくる土壌、レモンポップ、モズアスコットやコスタノヴァのようなここを勝ってGⅠ級まで羽ばたいた馬は翌年以降出走してこないケースが多いこと。これが非リピーター性を生んでいる要因だと考えられます。
以上、3つのポイントから、今年の候補馬は
①ウェイワードアクト
⑧インユアパレス
前走が59キロを背負いながら力の違いを見せ付ける完勝。3走前の東海Sではヤマニンウルスには離されたものの、シッカリ2着を確保しています。ダートで凡走した4回のうち3回は、芝スタートで内枠を引いたとき。オールダートのコースなら信頼度は極めて高く、待望の重賞獲りが狙えます。
ラジオ日本メイン解説
成駿
境和樹
血統
穴党
東京スポーツで予想コラム執筆、『ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継』にてメイン解説を担当。立教大学法学部卒、合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳を駆使し穴馬を仕留め続ける。得意の血統分析はもちろん、馬場、展開、舞台適性など、あらゆる角度から期待値の高い本命馬を導き出す。


