【根岸S】6歳でもまだまだ伸び盛り!/坂路自己ベストで巻き返し必至!【クロッカスS】
2/1(日)東京11R 根岸S(GⅢ)
フェブラリーSに向けての最終関門になる根岸Sは、距離こそ違えど同じ府中といったことで当然ながらそこに直結するとして良い。
その中、まず取り上げたいのが2年前の覇者エンペラーワケア。
確かに、今回の最終追いは坂路56.0秒と思いの他、軽かったゆえ、本番を見越しての余裕残しが透けて見える。が、+12キロだった4走前のGⅠでさえ5着だったし、それ以上にマッチする1400m。争覇圏にいるのは間違いない。
2連勝でここに臨むインユアパレスの能力は確か。
関東馬ではウェイワードアクト。
しかし、脚元に由来する休養だけでもトータルで1年半近くなっているように、デビューからの歩みとしては遅い一方、6歳を迎えてもまだキャリア11戦だから未だに伸び盛り。
特に、骨折明けだった直近は圧巻で、2走前から着用したブリンカーも進化を促進させている。しかも、その11月は豊富な本数を重ねても緩さが残っていたのとは逆に、直前が軽目で十分なほど張り詰めた馬体で風格さえ感じさせる段階に。ここでも臆するシーンなし。
逆に、ロードフォンスには少々の割引が必要か。
けれども、同じ11月以来でも当時は坂路52秒台を2回叩き出した上での追い切りはCWでラストが11.5秒。対して、今回の1週前がコース追いで1F12秒を切れなかったのに加え、直前に至っては坂路53.6秒。冬場に強いタイプとは思えぬ乏しい攻め内容には感心できぬ。
同じ安田翔厩舎ならオメガギネスの方に魅力を感じる。
つまり、関西への移籍と路線転換できっかけを掴んだことに他ならぬわけで、初の1400mだった7月・東海Sは、試運転といった趣きがあってもビダーヤとであれば0.1秒差。そこからの上積みだけに限れば、その2、3着馬より上。
4歳の中ではダノンフィーゴ。
加えて、ゴール前で迫られたとはいえ、直近は前半で10秒台を刻むラップがあって、先行勢総崩れの中、外々を楽な手応えで進むと、ワンテンポ早い仕掛けでの抜け出しだったから着差以上と捉えて良い。
1/31(土)東京11R クロッカスS(L)
府中の他では2歳戦に注目してまずは土曜・クロッカスSから。リステッドRだけに、本来なら同じ距離だった京王杯2歳Sをベースにしたいし、実際にその2、3着がエントリーしているのだからそれらに敬意を表すべき。
特に、そこで連対を果たしたフクチャンショウ。
ここは、ハッピーエンジェルの巻き返しに期待。
しかも、そこからのリセットでリラックスした状態で丸味帯びた馬体を乗り運動では見せている上に、坂路オンリーといったメニューで、これは連勝を決めた夏・新潟と同じ過程。
挙句、追い切りが自己ベスト更新の52.2秒なら調子には太鼓判を捺せるわけ。気持ち長いマイルのGⅢで2着とであれば0.2秒差といった事実からもローカル専科でないのは明らか。
2/1(土)東京9R セントポーリア賞(1勝クラス)
日曜・セントポーリア賞ではラストスマイルを取り上げる。
加えて、今回は帰厩直後の暮れからして広いウッドオンリーと鍛錬の度合いをUPさせた結果、1週前などは速いラップを刻んでの5F65秒台突入さえ。ひと回り大きくなったと思わせる全体像は良質な筋肉が増したゆえ。リフレッシュ効果といった点でもアドバンテージを得ている。
清水成駿の直弟子
柴田卓哉
学生時代は船橋競馬場で誘導馬に騎乗。競馬専門紙「1馬」在籍時には、「馬に乗れる&話せるトラックマン」として名を馳せる。長年に渡ってトレセンに通い、今でも美浦スタンドで眼を光らせている。仕上がりを的確にジャッジする腕に、亡き清水成駿も厚い信頼を寄せていた調教の鬼。データが最も少なく難解な新馬戦を己の庭としており、世間が驚く穴の激走を仕留める。


