【スワンS】近年好調!ロベルト系に注目

【スワンS】近年好調!ロベルト系に注目

10/12 (日) 穴馬券ネオメソッド

京都11R スワンS(GⅡ)
◎⑫ロジリオン

一昨年、昨年と好走馬を送り込んでいるロベルト系に注目したいスワンS。

スワンS好走血統

改修工事を終えて、京都芝1400m外に舞台を戻した一昨年は、10人気、6人気、11人気の決着で、その上位3頭がいずれも父か母父にロベルト系を保持していました。
昨年は、5人気で勝ったダノンマッキンリーがモーリス産駒。2年連続で馬券的価値の高い馬を上位に送り込んでおり、その重要性は無視できないものとなっています。

ロベルト系は、同じ京都芝1400m外で行われる他の重賞でも、好走馬に絡むケースが多くなっています。

京都芝1400m重賞好走血統

父か母父のみならず、父母父、母母父に内包している馬まで含めると、かなりの数の人気薄を拾えることになります。

今年のスワンSも、ロベルト系保持・内包馬に注目。

①ランスオブカオス(父母父シルヴァーホーク)
③ムイ(母母父グラスワンダー)
⑤ウインマーベル(父母父アーチ)
⑥ソーダズリング(母父シンボリクリスエス)
⑩アルテヴェローチェ(父モーリス)
⑪バルサムノート(父モーリス)
⑫ロジリオン(母母父シルヴァーホーク)
⑭アドマイヤズーム(父モーリス)


母母父にロベルト系シルヴァーホークを内包している⑫ロジリオンに注目。

2走前は、中山マイルの大外枠でなし崩しに脚を使う形。元々、良績が東京コースに集中していたくらいの馬で、トリッキーな中山向きの馬ではないということでしょう。
右回り自体は、3走前の洛陽Sで克服済みで、当時と同じ京都外回りなら1400mへの短縮はむしろ歓迎なくらい。トウシンマカオ、ママコチャに迫った前走から、GⅡでも十分足りるだけの力量は備えています。

境和樹
ラジオ日本メイン解説 成駿

境和樹

血統
穴党

東京スポーツで予想コラム執筆、『ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継』にてメイン解説を担当。立教大学法学部卒、合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳を駆使し穴馬を仕留め続ける。得意の血統分析はもちろん、馬場、展開、舞台適性など、あらゆる角度から期待値の高い本命馬を導き出す。