【グリーンCC】ゴールへの最短距離/馬場不問の実力を【オパールS】
10/4(土)東京11R
グリーンチャンネルカップ(L)
─本日のスーパーSH◎OT─
◎①ウェットシーズン
(田中 博康/三浦 皇成)
昨年の秋に去勢放牧明けで1勝クラスを使い出してから4戦3勝。一気にオープン馬となりました。
注目すべきは、前回の3勝クラスで一番強い勝ち方をしている点です。
離された3着のダノンボルケーノが次走であっさり勝ち上がっているところからも、決してメンバーの質が低かったわけではありません。
また前走に際して、ウェットシーズンにはひとつ目立った変化がありました。馬体重の減少です。
レースでのパフォーマンスからすると、それが良い方に作用したのは間違いのないところで、つまり去勢の効果がようやくしっかりと現れてきたのだと考えられます。
試行錯誤の末、本領発揮の手応えを掴んだということで、前走の勝利はターニングポイント。
軌道に乗せるべく、今回の一戦に向けては入念に乗り込まれました。
1番枠を引きましたが、スタートを決めて最短距離でゴールに向かってもらいたいものです。
穴なら……⑩バトゥーキ。
2走前のオアシスSは頭差まで迫っての惜敗でしたが、前走は終わってみれば6着まできていた、という内容。
おそらく時計面には限界があり、前走のような馬場状態では厳しいということでしょう。
とは言え、オアシスSで初めてマイル戦を使い、そこで好結果を出した訳ですから、5歳にしてなかなかの進境度。
基本的には府中では崩れない馬だと思いますし、少なくとも前回のような馬場にはならないはず。
ぜひ馬券には加えておきたい一頭です。
10/4(土)京都11R
オパールS(L)
─本日のスーパーSH◎OT─
◎⑪ナムラクララ
(浜中 俊/長谷川 浩大)
姉は言わずと知れたトップスプリンターのナムラクレア。
現時点でそこまでのスケールは感じられないがGⅠ桜花賞まで使って夏場に短距離路線に進んだのは全く同じ。
好位で完璧に運んで伸びきれなかったチューリップ賞で距離に限界があることはハッキリとしていただけに、陣営としても予定通りの行動だろう。
3勝クラスの復帰戦は勝負根性を発揮して押し切り、次に挑んだGⅢキーンランドSは一気の相手強化にもかかわらず外枠から正攻法で4着。
勝ち馬パンジャタワーの決め手が一枚上だったが自身も渋太く伸びてウインカーネリアン(先日スプリンターズS勝ち)を捕らえているのだから価値がある。
その前走から間もないが、今度は賞金加算のため相手関係が手薄なオープンを狙ってきた。
栗東に帰厩後は坂路で週2本の時計を順調に出せていて、1つ上の兄ナムラアトムを含めて調教駆けする一族でもあることから動きは文句なし。
スピードに加えてパワーも備えている。馬場が渋っても問題はなさそうだ。
穴なら……⑮ベガリス。
おそらくテンのスピードはこの馬が1番。
4走前の愛知杯では前半3F32秒7のハイペースを手応え良く追走して一瞬先頭、前走のCBC賞では大外枠から馬なりで2番手に付ける驚異のダッシュ力を見せている。
追い出してから頼りない面はあるものの開幕週の芝が生え揃ったコンディションに内回り、直線平坦と今回は逃げ先行勢に有利な条件が揃っている。
マークがきつくなるほどの人気でもなく、ハナを切ってしまえば一発あるのでは。
渡辺芳徳
優馬の姉妹紙「競友」の本紙欄を担当。70年代から馬を観察し培った相馬眼は業界随一で、勝つ馬が纏うという独特の空気を看破するまでに。デキの差が如実に現れやすいビッグレースや新馬戦を主戦場とし、執拗に"勝ちどき"を追う。推し馬サロンでは「優馬マスターズ」に所属する。
須藤大和
2000年、新人時代に訪れた札幌の新馬戦にて8頭立て5番人気ジャングルポケットの素質を見抜く。同馬のダービー制覇後はその相馬眼を買われ栗東坂路の調教評価を務めること約25年、現在は優馬関西版の本紙欄担当にまで登り詰める。数字にはこだわらず、あくまで自らに蓄積した名馬のイメージと重ねることにより勝ち馬を看破する芸術家肌。


