新時代の幕開け！優馬JAPAN始動と感動のスプリンターズS
感動のスプリンターズＳ現地レポ
そして、ついに優馬JAPAN始動！
いや～先週のスプリンターズＳは、本当に感動の結末になりました。三浦皇成騎手が待ちに待ったＪＲＡ・ＧⅠ初制覇！ 現地でご覧になっていた境さん、現場はどんな雰囲気でしたか？
ゴール前で上位２頭の叩き合いになったところからどんどんお客様のボルテージが上がって、ゴールした瞬間は有馬記念でも聞かれないくらいの大歓声に包まれたね。
境和樹
私も画面越しに見ていて思わず涙が出そうになりました。
現場もそんな雰囲気だったよ。馬券外れた人がほとんどだったはずなのに、惜しみない拍手と歓声に包まれて。当日コンビを組んだラジオ中継の司会の方は、もうベテラン中のベテランだったんだけど、結果読む声がチョッと震えていたよね。それくらい印象的なレースになったってことだろうね。
境和樹
そのスプリンターズＳですが、境さんとブライアン梶田さんの『ドンズバＴＶ』で取り上げた金脈ホース２頭でなんとワンツー！ ブライアン梶田さんが11人気の勝ち馬ウインカーネリアンを取り上げ、境さんは７人気２着ジューンブレアを抜擢！
金脈ホース２頭の馬連で６万０８３０円はチョッとエグイよね（笑）。
昨年も９人気のルガルと５人気のトウシンマカオをお互い挙げてワンツー決着。最高の結果だと当時は話していたんだけど、翌年にもっと凄いのが来るとはね～。
境和樹
お二人にとって相性の良いレースですね。
相性で片づけてもいいけど、僕的には好走馬のパターンが分かりやすいレースだと思っているし、夏から秋にかかる時期で各馬の状態管理に上下差が出ることが、ブライアンのような情報通にとっては絶好の狙い目になるってことはあると思う。
偶然じゃなくて、それぞれの得意分野がストレートに嵌っているってことだと思うよ。
境和樹
この勢いに乗って今週からスタートする東京・京都開催も大いに盛り上げてください！
今週から我々は『優馬JAPAN』として生まれ変わり、専門紙『優馬』の方々からより密度の濃い現場情報を入手できます！ その意味で、東京替わりで勝負を掛ける陣営の話も、さらに手厚く会員の皆様にお伝えできますもんね！
長い間、競馬専門紙業界のトップランナーとして活躍している『優馬』とのコラボは本当に楽しみ。色々とイイ話を聞かせてもらえるだろうし、何より、歴戦のトラックマンの方々と切磋琢磨できるのは有難いね。
それぞれ個性的な方がたくさんいらっしゃるし、その個性を会員の皆さんに伝えていきつつ、我々も負けないようにこれまで以上に予想道に邁進していくよ！
境和樹
本当に楽しみですよね！ 今週末から新しく生まれ変わる優馬JAPANに、会員の皆様もどうぞ大きくご期待ください！
関東開催
東京８Ｒ ３歳上１勝クラス（ダ1600ｍ）
ジェイエルマスター
(小西一男 厩舎／横山和生 騎手)
初ダートで圧巻のパフォーマンスを披露し、スケールの違いを感じさせたジェイエルマスター。
一日を通じて時計の出やすさが変わる中とはいえ、同日の２勝クラスを0.5秒上回る走破時計で完勝。上がり時計も群を抜いており、最後は流す余裕すら見せていた。
その２勝クラスを勝ったラタフォレストは既にＯＰ入りを決めている実力馬という点からも、本馬の力量の高さが伺える。
前走と同舞台での一戦で、再びの圧勝劇が期待される今回だが、同クラス突破は通過点にすぎず、先々まで含めて楽しみな存在だ。
関西開催
京都７Ｒ ３歳上１勝クラス（芝2000ｍ）
クラウディアイ
(橋口慎介 厩舎／松山弘平 騎手)
この舞台ならクラウディアイの巻き返しは必至だろう。
前走は2400ｍが長かったうえに、直線入口で進路取りに手こずる場面もあり、敗因は明確。この一戦で見限るのは早計だ。
プリンシパルＳでの走りから、エンジンの掛かりが遅いタイプに映る本馬。勝負所で下りを利して加速できる京都芝2000ｍは、ベスト条件と言えるだろう。
現に、２歳時には同コースの重賞でエリキングやジョバンニを相手に３着。その得意舞台に戻る今回は、絶好の狙い目と言える。
境和樹
東京スポーツで予想コラム執筆、『ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継』にてメイン解説を担当。立教大学法学部卒、合格率2.8％の司法書士試験を合格した頭脳を駆使し穴馬を仕留め続ける。得意の血統分析はもちろん、馬場、展開、舞台適性など、あらゆる角度から期待値の高い本命馬を導き出す。
