【京阪杯】ココは自信を取り戻す一戦!

【京阪杯】ココは自信を取り戻す一戦!

11/29 (土) メイン展望 本日のスーパーSH◎OT!

11/30(日)京都12R
京阪杯(GⅢ)

─本日のスーパーSH◎OT─
ルガル
(杉山晴紀 厩舎/西村淳也 騎手)


過去の出走馬を見渡すと、GⅠ制覇への足掛かりとしたい馬はいても、GⅠ馬自体の参戦は稀。

そんなレースにルガルが出走してきた。

須藤大和
須藤大和

4歳秋のGⅠスプリンターズSでは、ピューロマジックが作り出したハイペースを3番手で追いかけ早目先頭からの押し切り。誰が見ても強い勝ち方で、1度は国内スプリント路線の頂点に立っている。

ところがその後は4連敗。国内外のGⅠばかり使っているので仕方のないところもあるが、出遅れがクセになったりと、本来の力を出し切れていないことが多い。

そのスランプ気味の実績馬が酷量とも言える59キロを背負い、勝っても今さら評価の上がらないGⅢに出てくるのは、この悪い流れを断ち切るため。

主戦の西村淳騎手に替わって課題のスタートさえ決めれば、小細工なしのスピード勝負に持ち込める。勝つことで自信を取り戻させ再度のGⅠ獲りへ。

ヤマニンアルリフラ

穴なら、ヤマニンアルリフラ

北九州記念までの勢いはどこへ。2戦続けての二桁着順で忘れられた存在となりつつある。前走はGⅠの強敵メンバーなので大目に見るとして、2走前の敗因は疲れがたまっていたからだとか。

ただ、それだけではないように思う。小倉でマークした自己ベストくらいは走っていて、それ以上の速い決着に対応できなかったのでは。

ダートでも勝ち鞍があるほどで、最終週の荒れた馬場は向いている。毎週シャープに伸びている坂路追いを見ても調子が悪いとは思えず、変わる可能性はある。

須藤大和
坂路マエストロ 坂路マエストロ

須藤大和

栗東 調教 堅軸
グリーンCh出演
堅軸

2000年、新人時代に訪れた札幌の新馬戦にて8頭立て5番人気ジャングルポケットの素質を見抜く。同馬のダービー制覇後はその相馬眼を買われ栗東坂路の調教評価を務めること約25年、現在は優馬関西版の本紙欄担当にまで登り詰める。数字にはこだわらず、あくまで自らに蓄積した名馬のイメージと重ねることにより勝ち馬を看破する芸術家肌。