【福島記念】重賞でも上位争い可能な下地アリ!

【福島記念】重賞でも上位争い可能な下地アリ!

11/21 (金) メイン展望 本日のスーパーSH◎OT!

11/22(土)福島11R
福島記念(GⅢ)

─本日のスーパーSH◎OT─
ニシノティアモ
(上原佑紀 厩舎/津村明秀 騎手)


5年振りに秋の福島開催最終週に戻ってきた伝統のハンデ重賞・福島記念。

過去の傾向を見てみると、高齢馬の好走も目に付くが、全体的には3~4歳馬が優勢。

今年はこの2世代から7頭出走しているが、なかでもノドを手術した効果が絶大で、目下3連勝中の◎ニシノティアモを本命にした。

渡辺芳徳
山崎啓介

特に前走が強かった。直線半ばで鞭が入ると一気に加速。ラスト3F11.5秒-11.3秒-11.3秒という減速していないラップを楽に抜け出し、ゴール前は流す余裕があった。

元々新馬戦では、今年の愛知杯を制しマイルCSにも出走するワイドラトゥールの2着。スイートピーSではこのレースに出走予定で、昨年のクイーンSの勝ち馬コガネノソラとタイム差なしの2着などがあり、そういう対戦比較から、重賞でも上位争いできる下地はある。

2走前に福島で2勝クラスを勝っているように、好位で器用に立ち回るタイプで小回り適性も十分。

以前よりも折り合いがしっかり付いている近走のレース振りから、2000mでも全く問題なし。54キロのハンデなら、ここでも勝ち負けになるとみた。

リフレーミング

穴は注リフレーミング。今回はかなり久し振りにコース追いを取り入れる調教をやっており、いつもの坂路での調教に加えて、栗東CWで長めの追い切りを3本。1週前にはビッシリやって6F80.8秒の時計をマーク。

近4走は二桁着順だが、昨年の小倉記念の勝ち馬で、福島2000mはオープン勝ちを含め2勝。小回り適性は高い。

今回のメンバーの中では、2000mの持ち時計も1位タイ。実力は確かで、調整パターンを替え、調教を強化した効果があれば、一変があっても不思議ではない。

山崎啓介
ローカルマスター

山崎啓介

美浦 取材 ローカル
グリCh出演
連載コラム

いわゆる"第三場"の攻略を自らの核に据える、優馬のローカル本紙担当。評価の難しいメンバー中でも信頼の軸を見つけ出し、手を広げ過ぎず絞って買うことを信条とする。一方でローカルならではの爆穴を紐に拾うことも得意としており、少点数の買い目が思わぬ配当に化けることも。