【京王杯2歳S】近2走の中身が濃かった一頭に注目!
11/8(土)東京11R
京王杯2歳S(GⅡ)
─本日のスーパーSH◎OT─
ダイヤモンドノット
(福永祐一 厩舎/C.ルメール 騎手)
昨年は9月の新馬戦を勝ったパンジャタワーがキャリア2戦目でここを制しましたが、小倉2歳ステークスの1、2着馬やサウジRCの上位入線馬を抑えてのもので、それと比べると今年のメンバーは少々小粒かなと思います。
そんな中、ダイヤモンドノットの近2走は頼りになりそうなレース内容です。
1200mでの最初の2戦は、息を入れずに走って追い出すとフワッと気を抜いてしまう感じ。
ところが3戦目に1400mを使うと、リズム良く走って呼吸を整え、直線弾ける楽勝でした。
次のもみじSは試金石でしたが、惜しくも勝てなかったものの、同様の戦い方は出来ています。
勝ったリリージョワはかなり能力の高い馬だと見てますし、メンバー中最速の上がりを使って3着には5馬身差。評価できる内容だと思います。
▲シーミハットク
ブリンカー着用2戦目の前走を完勝しましたが、終始掛かり気味で1800mがベストだとは思えません。抑えきれずハナに立つ形となりましたが、最後まで前進気勢を失わなかった辺り、その走らせ方にこそ秘訣があったように思います。
まだ試行錯誤が続くようですが、今回の距離で更に良くなる可能性は十分あると思います。
ケイユウ本紙担当
ケイユウ本紙担当
渡辺芳徳
美浦
調教
穴党
優馬の姉妹紙「競友」の本紙欄を担当。70年代から馬を観察し培った相馬眼は業界随一で、勝つ馬が纏うという独特の空気を看破するまでに。デキの差が如実に現れやすいビッグレースや新馬戦を主戦場とし、執拗に"勝ちどき"を追う。推し馬サロンでは「優馬マスターズ」に所属する。


