【AR共和国杯】あのタッグがついに実現!これは必見です

【AR共和国杯】あのタッグがついに実現!これは必見です

11/02 (日) 重賞トレンドジャッジ

ポイント①あのタッグがついに実現!

ブライアン
ブライアン梶田

今週は、障害含め重賞が4つも組まれている。

どのレースも楽しみなんだが、中でも注目したいのがアルゼンチン共和国杯だ。

境和樹
境和樹

GⅡだと、次を見据えた仕上げで臨むケースも多いけど、今回は本気で賞金を狙って勝ちに来ている馬が揃ってる感じだよね。

ブライアン
ブライアン梶田

ああ。特にローシャムパークは、鞍上配置からしてかなり勝負気配を感じる一頭だ。

今回騎乗するのはA.プーシャン。先週も触れたけど、フランスリーディング4位の実力者でな。

彼の騎乗技術を以前から高く評価していたタナパク調教師と、ついに重賞でのコンビが実現。これは目が離せないな!

境和樹
境和樹

外国人騎手が身元引受調教師の管理馬に騎乗する時は、馬券的なことも含めて注目なんだけど、そういうエピソードがあるなら尚更だね。

ブライアン
ブライアン梶田

あとは、ボルドグフーシュについても触れておくか。

陣営によれば、前走の京都大賞典では、やや緩さが残っていたようでな。今回は、その時よりも状態がだいぶ上向いているんだって。

境和樹
境和樹

長期休養からの復帰後は、以前のような迫力ある走りが鳴りをひそめているけど、本来のポテンシャルを発揮できれば面白い一頭だよね。

それじゃ、ここからは血統傾向の話を。

ポイント②ロベルト系&キングマンボ系に注目!

境和樹
境和樹

このレースが行われるのは東京芝2500m。

2400mと比べると、スタート地点が100m後ろに下がるだけなんだけど、坂下からのスタートになるのがポイント。

コース全体で二度の坂越えがあるから、スタミナの必要性がかなり高くなる。また、特殊条件らしく血統傾向の偏りが大きいんだ。

このレースに強い血統としては、まず ロベルト系 が挙がる。

【アル共・ロベルト系好走馬】(抜粋)

23年:2着マイネルウィルトス
(父スクリーンヒーロー)
23年:3着チャックネイト
(母父Dynaformer)
21年:1着オーソリティ
(母父シンボリクリスエス)
21年:2着マイネルウィルトス
(父スクリーンヒーロー)
21年:3着フライライクバード
(父スクリーンヒーロー×母父シンボリクリスエス)
20年:1着オーソリティ
(父シンボリクリスエス)
19年:2着タイセイトレイル
(母父シンボリクリスエス)
18年:3着マコトガラハッド
(母父ブライアンズタイム)

ブライアン
ブライアン梶田

フライライクバードは、父系と母系両方にロベルトを保有していたんだな。

連覇したオーソリティも、しっかりロベルト持ちか。

そういえば、この東京芝2500mって目黒記念と同じ舞台だよな。 そのあたりの関連性はどうなんだ?

境和樹
境和樹

目黒記念を勝った馬は、秋にはGⅠ路線へ進むことが多いし、アル共を勝った馬も翌春にGⅠを目指すケースが多い。

だから、同年に両方を制した馬というと、実は2009年のミヤビランベリまで遡るんだよね。

ブライアン
ブライアン梶田

そこまで遡るのか!

ただ、両獲りが難しいというよりは、そもそも両方に出る馬が少ないってのが理由なんだな。

境和樹
境和樹

そうなんだ。決して、関連性がないわけではないよ。

目黒記念で好走する血統も、きっちり抑えておく必要はあると思う。

例えば、 キングマンボ系 

この系統は目黒記念に滅法強いんだけど、アル共でもしっかり結果を出してるので、要注目だよ。

【アル共・キングマンボ系好走馬】

24年:1着ハヤヤッコ
(父キングカメハメハ)
24年:2着クロミナンス
(父ロードカナロア)
24年:3着タイセイフェリーク
(父ミッキーロケット)
23年:3着ヒートオンビート
(父キングカメハメハ)
22年:3着ヒートオンビート
(父キングカメハメハ)
20年:3着サンアップルトン
(母父キングカメハメハ)

ブライアン
ブライアン梶田

なるほど、ロベルトとキンカメ。この2系統はしっかり頭に入れおくぜ!

今回は、大注目のタッグと、このレースならではの好走血統について解説したぞ。

秋競馬はまだまだ続く!ここからも、しっかり結果を出していこうぜ。 それじゃ、また来週をお楽しみに!



ブライアン梶田
漢の馬券伝道師 成駿

ブライアン梶田

展開
情報通

チーム成駿の初期メンバー。「勝ちたければ使う側の視点に立て」という清水成駿の教えを自信の背骨とし、”陣営の思惑”を馬券に落とし込む。東西問わず、あらゆる業界人と関係を築き上げており、闇に埋もれる情報を掬い上げる。長年培った勝負勘から厳選指名する金脈馬は必見。



境和樹
ラジオ日本メイン解説 成駿

境和樹

血統
穴党

東京スポーツで予想コラム執筆、『ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継』にてメイン解説を担当。立教大学法学部卒、合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳を駆使し穴馬を仕留め続ける。得意の血統分析はもちろん、馬場、展開、舞台適性など、あらゆる角度から期待値の高い本命馬を導き出す。