【アルテミスS】姉を超える可能性も!?
10/25(土)東京11R
アルテミスS(GⅢ)
─本日のスーパーSH◎OT─
◎⑦マルガ
(須貝 尚介 /武 豊)
一昨年チェルヴィニア、5年前にはソダシが勝っており、3年前の2着にはリバティアイランドの名があるという注目のレースです。
当初、関東勢としては、新馬戦をほぼ追うこと無く楽勝したモンローウォークに注目していましが、残念ながら直前で回避。
となると、今後を見据えた上で、期待すべきはやはり⑦マルガという事になります。
前出のソダシ、そしてママコチャを姉に持つ言わずと知れた良血。函館での新馬戦は、同条件で勝ったソダシをしのぐかも、と思わせる優秀な内容でした。
今回に向けての仕上げも順調だった様子。坂路での最終追い切りは、なかなかに“映える”ものとなっております
強度としては最終的な微調整のレベルですが、全兄カルパ(同日の東京12レースに出走予定)との白毛同士の併せ馬。
兄の真後ろを追走する形からゴール前でスッと進路を換え、反応良く抜け出しました。これがまるで分身したかのように見えます。
穴なら△⑩ミツカネベネラ
とにかく、最終追い切りでの動きの良さが目についたのがこの馬です。
新馬戦は半馬身差の辛勝で、1400mの勝ち時計もさほど目立つものではありません。
ただ、そこで4着だったフジガイフウという馬は、先週東京1600mでの未勝利戦を、1.34.4秒のタイムで楽勝しています。
新馬戦のメンバーレベルは、意外と高かったという可能性があります。
渡辺芳徳
優馬の姉妹紙「競友」の本紙欄を担当。70年代から馬を観察し培った相馬眼は業界随一で、勝つ馬が纏うという独特の空気を看破するまでに。デキの差が如実に現れやすいビッグレースや新馬戦を主戦場とし、執拗に"勝ちどき"を追う。推し馬サロンでは「優馬マスターズ」に所属する。


