【富士S】相手は強いが、割って入るなら
10/18(土)東京11R
富士S(GⅡ)
─本日のスーパーSH◎OT─
◎⑭ジャンタルマンタル
(高野 友和/川田 将雅)
今年の安田記念での上位3頭が顔を揃え、今後を占う上でも非常に重要な一戦となりました。
安田記念組を中心に考えるならば、やはりジャンタルマンタルが一頭秀でた存在だと思います。
思い返せば、安田記念での1番人気はドバイでロマンチックウォリアーを破ってきたソウルラッシュ。この評価自体は至極妥当であるし、実際レースでもしっかり力を出してくれたと思います。
それを全く問題にせず横綱相撲で押し切ったのがジャンタルマンタル。これは格別の強さだと言っていいと思います。
確かに今回はあくまで前哨戦だし59キロを背負います。ただ、その程度の事を言い訳にして負けて欲しくないレベルの馬という評価です。
穴なら…⑦ニシノスーベニア。
長休明け2戦目の関屋記念で早くも見せ場十分のレースをして、前走の京成杯AHでもあと一歩の5着。
着実に復調してきて、エプソムCで2着した時の活気を取り戻したようにみえます。
コンディションに関していえば、今回最もアドバンテージがあるのがこの馬。
実積馬達に割って入り、馬券に絡む可能性も十分あるのではと思います。
渡辺芳徳
優馬の姉妹紙「競友」の本紙欄を担当。70年代から馬を観察し培った相馬眼は業界随一で、勝つ馬が纏うという独特の空気を看破するまでに。デキの差が如実に現れやすいビッグレースや新馬戦を主戦場とし、執拗に"勝ちどき"を追う。推し馬サロンでは「優馬マスターズ」に所属する。


