【秋華賞】あの前哨戦に注目!有力馬2頭以外の注目馬とは?
まずはこの話題から!秋GⅠ初戦のスプリンターズSにて、我々のYouTubeチャンネル「ドンズバTV」で、オレが推奨したウインカーネリアンと、境編集長が推したジューンブレアが見事にワンツーフィニッシュ!
いきなりの特大ホームランに、多くの視聴者から喜びと驚きの声が届いたぞ。毎週金曜更新だから、ぜひ「ドンズバTV」にチャンネル登録して、次なるGⅠ・秋華賞の動画もチェックしてくれよな!
1着:⑯ウインカーネリアン(11人気)50.0倍
2着:⑬ジューンブレア(7人気)20.2倍
あとスワンS(GⅡ)では、「推し馬サロン」のコーナーにて、
ブライアンの◎オフトレイルと、水上学さんのお宝馬・ワイドラトゥールで、こちらもワンツーフィニッシュ達成!
このコーナーでは、総勢40名を超える優馬トラックマン&成駿予想陣が、その日「買うべき馬」を最大3頭まで公開。こちらについても、ぜひ予想の参考にしてもらいたいね!
1着:⑦オフトレイル(5人気)7.5倍
2着:④ワイドラトゥール(12人気)43.7倍
ああ。午前中のレースや障害戦など、難しいと感じる人が多いレースからも、買いの一頭をしっかりピックアップしてくれていて、かなり魅力的なコンテンツになっているぞ!
それじゃあ、ここからは秋華賞の注目ポイントについて、オレの方から解説していくぜ!
ポイント①有力馬の臨戦過程に注目!
まずは、この馬を取り上げないとな。オークス馬のカムニャック!
前哨戦のローズSは、4コーナーで他馬と接触する不利がありながらも快勝。勢いそのままに、本番へと乗り込んでくるぞ。
ローズSの時点である程度仕上がっていただけに、「お釣りは残っているのか?」と不安視する声もあるかもしれない。けれど、休み明け初戦からしっかりと仕上げた上で、2戦目以降さらに状態を引き上げられるのが友道厩舎。
本番では、さらに一段階上の仕上がりで臨めるんじゃないかな。
ドウデュースにしても、秋天→ジャパンC→有馬と、尻上がりにパフォーマンスを上げてきたし、この厩舎はそういう仕上げが得意だよね。
カムニャックは新馬戦の内容が圧巻で一躍注目を集めたけど、その後2戦で停滞したことについては、ブライアンはどう見ているの?
関係者が言うには、新馬戦の時はかなり状態が良かったらしい。ただ、アルテミスS辺りからは、全然本調子じゃなかったみたいなんだよね。
ここ最近、徐々にV字回復してきてるらしく、ようやく一番良かった新馬戦の頃に近い状態まで戻ってきたそうだ。
それなら、先行きは明るいね。
にしても、ブラックタイドが種牡馬としてここまで成功するなんてね。やはり、血は争えないってことだろうね。ディープインパクトはもちろん、姉のレディブロンドも非凡な素質馬だったし、これだけ多くの名馬を輩出したウインドインハーヘアは、もはや表彰すべき存在だと思うよ。
ちなみに、桜花賞馬のエンブロイダリーはどう?
この馬はカムニャックとは違い、直行ローテでの参戦。これには賛否あるだろうが、今年の夏は記録的な猛暑だっただけに、夏の消耗を避けられた点は大きなプラス材料だと思うぞ。
2400mから2000mへ短縮になることについても、関係者はプラスに捉えてるそうだ。
確かに、距離短縮は間違いなくこの馬にとってはプラスだよね。
秋華賞は結構差しが決まりやすいから、馬キャラ的にも良さそうだ。
あと、今年は抽選対象になっている馬たちの中にも、面白い素材が結構いるんだよな。
特にグローリーリンクは、これまでマイルを主戦場としてきたにもかかわらず、前走ではいきなりの2000m挑戦。これは明らかに秋華賞を意識したレース選択で、陣営のこの舞台に懸ける強い意志が伝わってくる一頭だ。
▼1500万円
・インヴォーグ
・カネラフィーナ
・グローリーリンク
・ジョイフルニュース
この中で、出走できるのはわずか1頭。どの陣営も、何としてもこの抽選を突破したいところだろうね。
それでは、私からも秋華賞の傾向について触れておこうか。
ポイント②例年は春の実績馬に注目だが、今年は?
京都で行われる秋華賞は、一昨年は例外として、基本的には1000m通過が1分を切る
前傾ラップ戦
になるのがデフォルトでね。
この速い流れに対応できるかどうかが、勝負の鍵となるんだ。
24年:57.1秒
23年:61.9秒
20年:59.4秒
19年:58.3秒
18年:59.6秒
17年:59.1秒
となると、過去にハイペースを経験している馬には注目ってわけだな!
その中で、意外にも浮上してくるのがフィリーズR(芝1400m)組なんだ。
距離は全く違うけれど、レースの流れには共通点があってね。過去にはメイショウマンボやクイーンズリングが、フィリーズRを制したあとに秋華賞でも好走しているんだ。
ただ、今年はフィリーズR好走馬がいないんだよなー。他に、秋華賞に向く馬の特徴は?
基本的には、春のクラシックで活躍した馬が、そのまま来るレースだと思っていいよ。
近年では、以下の馬たちがそのパターンに該当。特に、オークス上位馬には注目したいね。
24年:1着チェルヴィニア
(オークス1着)
24年:3着ステレンボッシュ
(オークス2着)
23年:1着リバティアイランド
(オークス1着)
23年:3着ハーパー
(オークス2着)
22年:1着スタニングローズ
(オークス2着)
22年:2着ナミュール
(オークス3着)
22年:3着スターズオンアース
(オークス1着)
21年:1着アカイトリノムスメ
(オークス2着)
21年:2着ファインルージュ
(桜花賞3着)
確かに、終わってみれば「やっぱり実績馬が強かったな」ってなることが多いよな。
ひと夏を越しても、勢力図が大きく変わることはないってわけだ。
ただ、最も秋華賞に向きそうだったアルマヴェローチェが屈腱炎のため回避。
オークスの2、3、5着馬が不在という状況もあり、今年に限っては秋の上がり馬が台頭してくる可能性もあると思うよ。
特に、注目したいのがローズS組だね。
勝ったカムニャックはもちろん、2着のテレサ、3着のセナスタイルもかなりの素材。セナスタイルは、前走のように終いに徹する競馬が本番でもできれば、面白い存在になりそうだね。
なるほど、ローズS組からは目が離せないな。
今回は、有力馬2頭の臨戦過程と、秋華賞ならではのレース傾向をじっくり掘り下げたぞ。
予想に迷ったら、優馬JAPANの「推し馬サロン」や「ドンズバTⅤ」も活用してみてくれよ。それでは、また来週!
ブライアン梶田
チーム成駿の初期メンバー。「勝ちたければ使う側の視点に立て」という清水成駿の教えを自信の背骨とし、”陣営の思惑”を馬券に落とし込む。東西問わず、あらゆる業界人と関係を築き上げており、闇に埋もれる情報を掬い上げる。長年培った勝負勘から厳選指名する金脈馬は必見。
境和樹
東京スポーツで予想コラム執筆、『ラジオ日本 土曜・日曜競馬実況中継』にてメイン解説を担当。立教大学法学部卒、合格率2.8%の司法書士試験を合格した頭脳を駆使し穴馬を仕留め続ける。得意の血統分析はもちろん、馬場、展開、舞台適性など、あらゆる角度から期待値の高い本命馬を導き出す。


