【アイルランドT】女王決戦の前哨戦、名称新たに
いよいよ本格始動した
優馬JAPAN!
これまでにない斬新なコンテンツが盛り沢山で、どれも競馬ファンなら見逃せない内容になっているぞ。
競馬専門紙・優馬とタッグを組んだからこそ、お届けできる情報が沢山あるからね。
ところで、優馬JAPANのコンテンツの中で、ブライアンが一番注目しているのは?
オレは久光匡治さんの「妙味解析!回顧ファイル」だな。
次走以降で狙える意外な馬を取り上げてくれていて、かなり勉強になるぞ。このコンテンツを読めば、皆さんもきっと大きな収穫があるはずだ。
境編集長は、どのコンテンツに注目してるんだ?
水曜日更新の「特報#トレセンTimes」は、個人的にイチオシだよ。現場のリアルが詰まっている。もちろん、その他のコンテンツも是非見てもらいたいね!
それでは、アイルランドTの話を進めようか。先週のスプリンターズSでウインカーネリアンを推奨するなど、今ノリに乗っているブライアンから、レースのポイントをよろしく!
ポイント①レース名変更も、本質は同じ!
秋の東京開催は2週目。3日間開催の中日に行われるのは、昨年まで「府中牝馬S」の名が付いていた牝馬限定重賞だ。
今年から同レースは「アイルランドT」に名称が変更。
一方、しらさぎSの新設に伴って、かつてのマーメイドSは阪神から東京に舞台を移し、こちらが「府中牝馬S」の名を引き継ぐ形となったんだ。
6月:マーメイドS(阪神芝2000m)
→ 府中牝馬S(東京芝1800m)
10月:府中牝馬S(東京芝1800m)
→ アイルランドT(東京芝1800m)
今年は、レースの施行時期や条件が変わったレースが数多くあるから、戸惑う人は多いだろうね。
ただ、このレースは名称こそ変わったものの、条件は以前と変わらず。
1着馬にエリザベス女王杯の優先出走権が与えられる点も、これまで通りだ。
だから、依然としてGⅠへ向けて重要なステップレースであることには変わりないな。
古馬の牝馬限定GⅡは、年間を通してこのレースと阪神牝馬Sしかないしね。
賞金もGⅠ除く牝馬限定では最高額だし、価値の高いレースであることは、間違いないよね。
ああ。そんな今回の一戦だが、まず注目したいのはボンドガールだな。
年明け以降の4戦は、全てマイル戦を使われていた本馬。秋の大目標はマイルCSかと思われたが、秋初戦に選択したのは、毎日王冠でも、富士Sでもなくコチラ。
おそらく、ここを使った後はエリザベス女王杯に向かうんじゃないかな。
春は気性の難しさを見せていたけど、最近は我慢が利くようになって来ているみたいだし、今なら2200mにも対応は出来そうだよね。
ルメール騎手との相性も良好だし、この秋は春のリベンジと行きたいところだろうね。
そしてもう一頭名前を挙げておきたいのが、目下3連勝中と勢いに乗っているアンゴラブラック。
重賞初出走となるが、前走時には府中牝馬S(6月)に格上挑戦で出走する選択肢もあったと陣営が話していたらしいぞ。
この馬は【4-1-0-1/6】と安定感があるし、昇級緒戦からイキナリ通用しても不思議ではない一頭だよね。
それでは私からは、このレース(旧府中牝馬S)の傾向の話を。
ポイント②欧州血統内包の差し馬
このレースは、直線での末脚比べになりやすい傾向があってね。
そんな一戦で、真価を発揮するのが
「欧州血統内包の差し馬」
だよ
24年:1着ブレイディヴェーグ
(母母父Gold Away)(10-10-10)
24年:2着シンティレーション
(母母父カーネギー)(12-11-12)
24年:3着マスクトディーヴァ
(母母父ホワイトマズル)(9-8-9)
23年:2着ルージュエヴァイユ
(母父Frankel)(12-8-8)
22年:3着アンドヴァラナウト
(母母父トニービン)(6-9-9)
21年:1着シャドウディーヴァ
(母父Dansili)(14-13-14)
20年:2着シャドウディーヴァ
(母父Dansili)(7-5-6)
19年:2着フロンテアクイーン
(父メイショウサムソン)(6-8-6)
確かに、昨年は後方待機していた馬のワンツースリーだったな。
しかし、血統面でも共通点があったとはな。
欧州では、道中で脚を溜めて最後に末脚を伸ばすという競馬が主流でね。その中で育まれた血が、こういう舞台で活きてくるんだと思う。
あとは、欧州血統はスパッとキレるタイプよりも、段階的に加速する馬が多いんだよね。それゆえに、東京の長い直線は合っているんだと思うよ。
なるほどな。ちなみに、今回の出走馬の中で境編集長が気になっている馬はいる?
カナテープなんかは、このレースにマッチするんじゃないかな。
母系に欧州血統が入っているのはもちろん、馬のキャラクター的にも適性を感じるよ。
サフィラも血統的には面白いんだけど、近走は先行する競馬が板について来ているからねえ。
確かにカナテープは重賞勝ちした前走にしても、後方から上がり最速で差し切る形だったし、境編集長が考える理想形に近い一頭だな。
それにしても、優馬JAPANが始動して1週間経つけど、早くも多くの反響があったね。
このコンテンツを、さらに魅力的にしていけるよう、我々も今後はより一層頑張らないといけないね。
ああ。皆さんにもっと楽しんで頂けるように、今まさにネタを探しているところだからさ。今後も、期待していてくれよ!


