
いよいよ秋の東京・京都が開幕しますね。東京では天皇賞・秋やジャパンC、京都でも秋華賞や菊花賞、マイルCSなど大注目のGⅠが行われます!
それではGⅠシーズンをアツいモノとするために、それぞれの競馬場の馬券ポイントを、塾長のブライアン梶田さん、塾員の和田保さんにお聞きしましたので、しっかりと確認していきましょう。



まずは東京です。舘林さんのプレミアム予想で馬連458.0%の高回収、3連単2万2550円的中となった一戦を例に取り解説してもらいましょう。
和田さん、東京芝レースの特徴をお願いします。

東京の芝レースは基本的にスローペースになりやすい。この一戦も前後半3F36.6→34.1秒の後傾戦だ。そして非常に長い直線が待ち受けている。よって、とにかく高速上がりが求められるんだよ。

確かに東京の芝コースではハイペースになることが少ない印象がありますね。
ハイペースになった例で思いつくと言えば、去年のパンサラッサでしょうか。

天皇賞・秋だね。前半5F57.4秒の超ハイペースになって非常に盛り上がった一戦だ。ただ、その去年の天皇賞・秋にしても道中2番手以下はスローからのヨーイドンだったんだよね。

なるほど、確かに勝ったイクイノックスの上がり3Fが32.7秒。3着のダノンベルーガにしても32.8秒と驚異的な末脚を見せましたね。

そうなんだ。
よほどハイペース志向の逃げ・先行馬が複数揃っていない限りは高速上がり特化型に注目してほしいね。

分かりました!
ちなみに開催が進むことで注意するポイントはありますか?

開催が進むに連れて時計が速くなりやすい点だね。というのも、レースが行われる毎に路盤が踏み固められるんだ。

その結果、20年のジャパンカップでアーモンドアイによる世界レコード2.20.6秒が生まれたんですね。

その通り!
開催終盤の方が時計が速くなり、内前有利になりやすいということは覚えておいて損はないと思うよ。

ありがとうございます!



続いては京都です。今年の5/27、午前中から3連単3万7940円の的中をお届けした一戦を例に取りましょう。京都についてはブライアン梶田さんに解説をお願いします。

この一戦は内回りなんだけど、基本的に内前有利のコースなんだよな。俺も属する本紙チームとしても徹底してインを立ち回れるクチを狙って的中をお届けしたんだ。

勝った◎シャングリラは2番枠スタートで内で脚をためていました。また、2、3着も終始内内を回ってきましたね。

そうなんだよな。特に2着プロスペリダードはハナを切れそうなメンバー構成だったから重い印を打った経緯がある。京都内回りコースの予想で迷ったら、まずは内前を取れそうなクチに注目してほしいな。

分かりました、ありがとうございます!


ところで京都芝コースで全体的に言えることはありますか?

京都は長らく改修工事していたよな。今年の4月にリニューアルオープンしたわけなんだけど、当初は路盤が踏み固められてないから時計がかかる可能性があったんだ。
というのも、かつて阪神競馬場がリニューアルされた1991年、阪神競馬場新装記念というレースを勝ったのがダイユウサク。当時の勝ち時計がマイルで1.36.1秒というとんでもなく遅いモノだったんだよ。
ところが今回、新装京都の開幕週に行われたマイラーズCでいきなり1.31.5秒という超高速決着。ちょっと驚いたね。

なるほど。今回の改修工事による微妙な変化こそあると思いますが、少なくとも以前の京都と同様、速い時計が出やすいという点は変わらなかったと。

そういうことだな。だから秋の京都も高速馬場であることは間違いないだろう。道悪にならない限りは、とにかく高速決着に対応できるクチを狙うことだ。
ただ、8週に渡るロングラン開催。馬場は生き物だから、週を追うごとに状態は変化していくよな。毎週、俺たち競馬JAPANによる見解をチェックしてほしい。新鮮な情報が一番だからな。

分かりました!毎週、楽しみにしています!
解説してくださったブライアン梶田さんは現場からの情報を巧みに予想に取り入れています。毎週末の「ブライアン梶田の金脈ココにアリ!」もぜひチェックです!

東京・京都には既に狙いたい馬の目星がついているぜ。夏競馬には目もくれず、ハナからこの開催を目標に調整を進めてきた陣営の話も聞いているからな。

おお、それは楽しみですね!ブライアンさんならではの陣営の“思惑”に着目した予想に期待しましょう!
また、秋の東京・京都と言えば、今年は万券ファンタジスタ・今川秀樹さんによるSPECIALオプション情報「超爆RUSHプロジェクト」も始まります。
今川さんは東京・京都を含む今年の春開催(5月)におけるプレミアム予想で8戦5勝、的中率62.5%、回収率219.4%をマーク。東京・京都を非常に得意としている今川さんですから、そちらもご注目下さい。
それでは皆さん、秋の東京・京都も競馬JAPANと共にアツく競馬を楽しんでくださいね♪