
- 中山11R 中山金杯(GⅢ)
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②クリノプレミアム
伊藤伸一 厩舎/M.デムーロ 騎手
- ・狙い通りの穴捕獲!お馴染みの馬から大回収!
- ・幸先良いスタート!今年も今川の活躍にご注目!
新年一発目だけに派手に穴から勝負、それも当たれば最高のスタートを切れるであろう金杯から行ってみたい。
狙いは②クリノプレミアム。
この馬は、2歳時から能力のわりにあまり人気にならなかったので長く追い続けていた。当時の評価は機動力が生かせるコースのマイルか、広いコースなら1400mまでというものだったが、変化の兆しが見えたのが21年の夏頃。
福島芝1800mの松島特別で、2F目10.6秒とテンの負荷がかかったところからの後傾持続戦を道中力みながら追走、3角から早めに外を押し上げてそのまま3馬身差。福島の牝馬限定戦だけにメンバーレベルは低かったが、正直驚いた。
続く昇級戦の長岡Sでは、最も苦手と思える新潟外回りでハナを切って押し切り。ラスト2Fが11.0-12.7秒と失速する新潟らしからぬラップ構成に持ち込んだが故ではあるものの、2走連続で想像を超えてきて明確に成長を感じた。
その後は好走と凡走がハッキリするものの、京都金杯で牡馬相手の5着を皮切りに、中山牝馬Sでは外差し優勢馬場の恩恵を受けたとは言え、ラスト5Fから11秒台が続く後傾持続戦を大外から差し切り。
続く福島牝馬Sでは外差し馬場の持続ラップを4角から早め先頭でタイム差なしの2着と強い内容。京成杯AHではマクリが入る難しい流れの後傾持続戦を終始外を回って3着。いずれも評価に値する。
そして本来不向きと言える東京の1800m戦の府中牝馬では勝ち馬から0.6秒差の8着とマズマズ。前走のエリザベス女王杯では初の2200mに挑戦したが、当時の馬場は明確な外差しで、この馬は最悪の最内枠から終始インを立ち回る事となった。それでも大きく負けていないところから、コーナー4つの競馬なら十分中距離でも対応可能な事を示した。
今回は1F短縮で得意の中山替わり。強力な先行勢も不在でこの枠ならば絶好のインの番手あたりを確保できそうだ。
鞍上のM.デムーロも安定感こそないものの、こういう目立つタイミングで神騎乗をするタイプ。正月を任せるには絶好だろう。一発に期待。
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※馬番は予想家の評価順となっております。ご注意下さい。
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