1月13日(水)、大井競馬場で交流重賞・第19回TCK女王盃(Jpn3)(4歳上牝 別定 1着賞金2200万円 ダート1800m)が行なわれ、大野拓弥騎手騎乗の1番人気・ホワイトフーガ(牝4、美浦・高木登厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:53.8(良)。
2着には1馬身1/4差で4番人気・パワースポット(牝7、美浦・菊沢厩舎)、3着には3馬身差で3番人気・タマノブリュネット(牝4、美浦・高柳厩舎)が続いて入線した。
ノットオーソリティが最内枠から先手をとり、2番手にセキショウ、ホワイトフーガは3番手からレースを進める。ディアマイダーリンは4番手からレースを進め、タマノブリュネットとパワースポットはその直後6番手あたりでレースを進める。
4コーナーでは手応え十分でホワイトフーガが先頭に並び、直線に入ると後続を突き放す。その後ろから追い上げてきたパワースポットの脚色が良く1頭だけホワイトフーガに迫っていくもその差が詰まることはなくゴールとなった。
勝ったホワイトフーガはこれで重賞3勝目。昨年のJBCレディスクラシックでは、当時のダート女王であり後にチャンピオンズCを制するサンビスタに5馬身差をつける圧勝。そこから2ヶ月ぶりとなった今年の始動戦をきっちり白星で飾った。馬主は西森鶴氏、生産者は梅田牧場。馬名の意味由来は「芦毛より+遁走曲」。
【大野拓弥騎手のコメント】
「本当はもっと控えてレースをしたかったのですが、予想以上にペースが遅かったので思っていたよりも前に行く形になりました。4コーナーでは良い手応えでしたが、後ろからの良い目標になっているなと思って油断はできませんでした。最後は上がり37秒前半でがんばってくれましたし、去年サンビスタを負かしているわけですから、負けられない一戦で勝ててほっとしています。今年初戦を良い形で勝つことができました。次走また体調を整えて、勝つ競馬ができればなと思います」
TCK女王盃の結果・払戻金はコチラ⇒
ホワイトフーガ
(牝4、美浦・高木登厩舎)
父:クロフネ
母:マリーンウィナー
母父:フジキセキ
通算成績:11戦6勝
(地方成績:5戦3勝)
重賞勝利:
16年TCK女王盃(Jpn3)
15年JBCレディスクラシック(Jpn1)
15年関東オークス(Jpn2)
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