弥生賞 (GⅡ)
3月9日(日)中山芝2000m
馬名 | 性齢 | 想定情報 | |
---|---|---|---|
騎手 | オッズ | ||
ミュージアムマイル | 牡3 | 幸英明 | 2.5 |
ヴィンセンシオ | 牡3 | C.ルメール | 3.7 |
ナグルファル | 牡3 | 川田将雅 | 4.2 |
ジュタ | 牡3 | 坂井瑠星 | 7.4 |
アスクシュタイン | 牡3 | 横山武史 | 11.5 |
ファウストラーゼン | 牡3 | 杉原誠人 | 12.8 |
アロヒアリイ | 牡3 | 横山和生 | 13.3 |
クラウディアイ | 牡3 | 鮫島克駿 | 18.5 |
ブラックジェダイト | 牡3 | 佐々木大輔 | 32.6 |
ロードガレリア | 牡3 | 戸崎圭太 | 35.8 |
レディネス | 牡3 | 横山典弘 | 45.2 |
ベストシーン | 牡3 | 田辺裕信 | 69.1 |
マイネルゼウス | 牡3 | 津村明秀 | 89.6 |
ガンバルマン | 牡3 | 原優介 | 112.4 |

調教師の皆さんが引退して、新人ジョッキーの皆さんがデビューを迎えた今週末。
正に別れと出会いの春だね。

センセイ方との思い出を肴に一杯やりたいところだが、その前に弥生賞の話をしないとな。

ブライアンは何かにつけて一杯やろうとするよね(笑)
心置きなく飲み明かすためにも、まずは来週のレースをズバッとジャッジしてもらいましょう。早速レースのポイントをよろしく!
ポイント①勝負度合いに明確な差アリ!

このレースには大別して2種類の思惑を持った馬が出てきている。
ここで確実に皐月賞への優先出走権を手に入れたい馬と、本番前の試運転として出て来る馬の2種類だ。

その2つでは明確に勝負度合いが違うよね。

そうなんだよ。前者は何としても3着以内に入りたいところ。一方の後者は先に繋げるという意味で半端な走りこそしないはずだが、ここが大勝負ってワケじゃない。

世代戦は情報が少ないから、どうしても実績馬から狙いたくなるもの。だけど、当の実績馬はここを必死に勝ちに来る必要がないっていうのは興味深いね。

それがオッズにも表れてくれると、馬券的にも美味しくなりそうだ。
もちろん、実績馬は消し!ってワケじゃないぞ。昨年2着のシンエンペラーは京都2歳Sで1着、ホープフルSで2着と実績十分。一昨年2着のトップナイフも萩Sで1着、京都2歳SとホープフルSで2着という実績を引っ提げてしっかり結果を出しているからな。
ただ、昨年の勝ち馬コスモキュランダ(6人気)や一昨年の勝ち馬タスティエーラ(3人気)のように、重賞では馬券になっていなかった馬が勝つパターンもある。穴狙いなら、賞金的には皐月賞出走が苦しそうな馬こそ狙い目ってワケよ。

実績馬を安易に切れない一方で、実績に乏しい馬もしっかり拾わないといけない。これには頭を悩ませる人も多そうだね。

この辺り、調教のタイムや映像は勿論のこと、乗り役の感触なんかも気になるよな。
今週もしっかりリサーチするから、続報に期待してくれよ。

表向きはいいコメントを出しているけど実は......ってこともあるからね。
どんな情報が入って来るのか、今から楽しみです。

境編集長からも、このレースのポイントを教えてくれ。
ポイント②このコースといえばお馴染みの...

中山芝2000mは相当タフなコース。これはホープフルSのトレンドジャッジでも語ったことだし、皐月賞でも絶対に外せない、非常に重要なポイントだ。

最近競馬JAPANを知った人のためにも、今一度そのワケを教えてくれ。

もちろんです。中山芝2000mというコースは、スタート直後とゴール前の2回、坂を上らないといけない。
しかも、直線が短いが故に早めの追い出しが必須になって、長く脚を使わないといけない。そうすると、額面以上に消耗しやすいんだ。

丁寧な説明サンキュー!2000mって数字だけ見るとそこまで長く見えないが、実際の消耗度は相当ってワケだ。
それにしても、弥生賞ほど境編集長の教えてくれたポイントを裏付けるのにピッタリなレースはないよな。過去の弥生賞好走馬が、このレースのタフさを何よりも物語っているよ。

そうそう、丁度その話をしようと思っていたところ。
21年の勝ち馬タイトルホルダーに22年の勝ち馬アスクビクターモアと、2年連続で菊花賞馬を輩出。それ以外にも20年の勝ち馬サトノフラッグが3着、23年の勝ち馬タスティエーラが2着と、菊花賞好走馬を次々輩出しているからね。

タフさって意味では19年に8番人気で勝利したメイショウテンゲンもそうだな。菊花賞こそ大敗したものの、ダイヤモンドSで2着、阪神大賞典で3着と持続力を活かした好走歴がある。

そうそう。今年も、この距離は少し短いんじゃないか?って馬こそ狙いたいところ。そして、このポイントは皐月賞でも使えるから、ぜひ覚えておいてほしいね。

総合すると、世間的には「実績が足りない」「2000mはこの馬にとって短い」と思われて人気を落としそうな馬にもチャンスありってことになるな。
しかも今年は過去10年で最も多い出走頭数になりそうだ。例年以上に紛れがありそうで、アッと驚く配当が出るかもしれないぞ。俺も徹底リサーチの上で、妙味タップリの金脈馬をお届け予定だ。週末を楽しみにしていてくれ!

因みに、この弥生賞は結構自信アリでな。
というのも、クラシックに繋がる世代戦で金脈馬をズバズバ当てて来ているんだ。
世代戦はまだキャリアの浅い馬が多く、世には出回っていない情報がかなり重要になって来る。そんなレースでいいネタをバッチリ掴んで、皆に喜んで貰えるのは本当に嬉しいね。
今回のレースでも、既に色々と気になるネタが入って来ているからな。諸々整理して週末には最高の情報をお届け予定だぞ。乞うご期待!