
目指すは競馬だけでメシを食う!どうも、競馬JAPANの塚越タケシです!
実力馬が人気を落としたタイミングを狙い撃つスタイルで予想をするワタクシ塚越とラジオ日本でメイン解説を務める境和樹さんが、「今が買いドキ!」な馬券妙味満点の一頭を紹介します。
東京新聞杯[GⅢ]
出走馬&有力馬ジャッジ
東京新聞杯 (GⅢ)
2月5日(日)東京芝1600m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 |
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1 | プリンスリターン | 牡6 | 57.0 | 横山和 | 加用正 |
2 | ウインカーネリアン | 牡6 | 58.0 | 三浦皇 | 鹿戸雄 |
3 | ジャスティンカフェ | 牡5 | 57.0 | 福永祐 | 安田翔 |
4 | ピンハイ | 牝4 | 55.0 | 坂井瑠 | 田中克 |
5 | インダストリア | 牡4 | 57.0 | 戸崎圭 | 宮田敬 |
6 | マテンロウオリオン | 牡4 | 57.0 | 横山典 | 昆貢 |
7 | タイムトゥヘヴン | 牡5 | 58.0 | 大野拓 | 戸田博 |
8 | ファルコニア | 牡6 | 58.0 | 吉田隼 | 高野友 |
9 | ショウナンマグマ | 牡4 | 57.0 | Mデム | 尾関知 |
10 | ピースワンパラディ | 牡7 | 57.0 | 菅原明 | 大竹正 |
11 | カイザーミノル | 牡7 | 57.0 | 藤岡康 | 北出成 |
12 | シュリ | 牡7 | 57.0 | 津村明 | 池江泰 |
13 | サクラトゥジュール | 牡6 | 57.0 | 田辺裕 | 堀宣行 |
14 | エアロロノア | 牡6 | 57.0 | 武豊 | 笹田和 |
15 | ナミュール | 牝4 | 56.0 | 横山武 | 高野友 |
16 | プレサージュリフト | 牝4 | 55.0 | Cルメ | 木村哲 |

競馬ファンの皆さん、いよいよ東京開催が始まりましたね。この時期の東京は僅か4週開催のみとなり、まず最初の1週が終わりましたので、残すところ3週です。

この時期の東京は本当にあっという間だよね。春が10週、秋も8週開催ということを考えると、イレギュラーな開催とも言える。

ですが先週の根岸S、今回取り上げる東京新聞杯に続き、クラシックにも繋がるクイーンCや共同通信杯、さらにGI・フェブラリーSと見逃せない重賞が目白押しですよね。

その通り。加えて年末年始で馬券の調子がイマイチだった方もチャンス。開催が変わればツキも変わるって言うしね。

そうですね。残りの3週間、張り切って予想していただきたいと思います。
もし東京コースの狙い目がわからない方がいらっしゃれば、境さんを始めとした競馬JAPANのプロによる見解に注目し突破口としちゃってください!

僕も「ラジオ日本日曜競馬実況中継」のメイン解説で、現地東京競馬場から解説するので、そちらも是非聴いてみてください。

僕も毎週聴かせてもらっていますが、当日の馬場状況や狙い目、さらにレース直後の解説等、すごく参考になるので必聴ですよ!
東京新聞杯[GⅢ]
有力馬ジャッジ
(安田翔伍厩舎/福永祐一騎手)

まずは去年のマイルCS6着のジャスティンカフェです。いかがでしょう?

ジャスティンカフェは有力だと思うよ。東京新聞杯は道中で11秒台が並んでタフなレースになりやすい。だから先行馬が粘り込むのは結構苦しいんだよね。その結果として、昨年のイルーシヴパンサーみたいに末脚を活かすタイプが台頭しやすい。
ジャスティンカフェは現役屈指の切れ味を誇ると見ているんだ。終い勝負ならまず見劣ることはないはずだよ。

わかりました。では去年の毎日王冠とマイルCSを振り返ってもらえますか?

毎日王冠は2着だったけれど、勝ったサリオスよりコーナーで一頭分外を回す形が少し響いたかもしれない。
加えてサリオスは前が詰まり気味だったことで、逆に脚が溜まったという側面もあったよね。時計もレコードだったし、ジャスティンカフェは勝ちに等しい走りをした。負けを悲観する必要はないよ。
マイルCSは6着だけれど、直線の進路取りが上手くいかなかったことが全て。行くところ行くところが狭くなり、大幅に加速が遅れてしまったんだ。スムーズだったらあるいは…、そう思えただけに、能力を疑う余地はまるでないね。

なるほど。エプソムCも直線で伸びない内目に進路を取っての4着でしたから、近走の敗戦を不安視する必要はなさそうですね。

そう考えて良いね。さっき話した通り、東京新聞杯の近4年は11秒台が連発する割とタフな流れになっているんだ。
ジャスティンカフェの4走前・湘南Sは同じく11秒台が連発するラップの中を、上がり32.9秒で前をまとめて一掃した走りは衝撃的だった。今回スムーズに走ってくれれば、また強い姿を見せてくれるんじゃないかな。
(高野友和厩舎/横山武史騎手)

続いては去年のクラシックを沸かせたナミュールです。桜花賞は1人気でしたね。今回はいかがでしょう?

ナミュールも高評価が妥当かな。
まず末脚についてだけれど、一昨年の赤松賞で素晴らしい切れ味を発揮し完勝した。11秒台のラップが続く流れの中、上がりも33.0秒と文句なし。良の東京マイルで末脚比べはもってこいのクチだね。

分かりました。では近走を簡単に振り返って頂けますか?

まずオークスは距離が若干長いながらも3着は十分頑張った。
秋華賞2着は、4角で少し外に膨れ気味だったことが響いて、その分差し届かずだった実に惜しい競馬。前走のエリザベス女王杯5着は重馬場に泣いたね。実力負けではないと見て良いんじゃないかな。

先ほどのジャスティンカフェと同様、ナミュールの近走での敗戦は気にしなくて良いみたいですね。

そうだね。加えてナミュールは1ターン向きなタイプと見ており、近3走全てコーナー4つの周回コースだったことも不向きだった。
今回は適性バッチリの1ターンになることはプラス。さらに休み明けから走るタイプなことも強調材料かな。

ナミュールは今回休み明けですが、問題なしということですね。
後は実力だけということになりそうですが、ナミュールは古馬との初対戦が前走の道悪で不完全燃焼でしたから、本当の意味での力関係は今回で分かりそうですよね。

確かに。体質が弱いこともあって今までは仕上げにも苦労していたようだから、イマイチ実力の天井が図りづらいんだ。なので今回のパフォーマンスが実に興味深い。是非とも良い仕上げで臨んでほしいね。
東京新聞杯[GⅢ]
今が買いドキ!塚越の推奨馬

ではツカゴシ君のおすすめをお願いしようか。

はい!東京新聞杯は個人的にも好きな重賞ですから、気合を入れていきますよ!
(木村哲也厩舎/C.ルメール騎手)
2戦2勝と相性抜群の東京マイルに戻るプレサージュリフトを推奨します!
まずプレサージュリフトの新馬戦ですが、逃げた馬が2着に残る展開の中、4角11番手から次点に1.4秒差を付ける上がり33.3秒の抜けた末脚で完勝。続くクイーンCでは同じく4角11番手から上がり33.5秒の脚で差し切り。負かした相手は後の2冠馬スターズオンアースでしたから、かなり価値のある勝利でした。
桜花賞11着は、当時の阪神は顕著にインが有利の中、プレサージュリフトは14番枠から外々を回しての敗戦ですから完全に度外視可能です。オークスでは2400mと適性外の距離で5着は大健闘。得意な東京コースならではの好走と言えます。秋華賞9着は厳しい大外枠に加え、2000mも若干長かったことが響いてのもの。
前走の京都金杯3着好走は、得意のマイル戦に戻れば当然とも言える結果でしょう。
今回は距離も場も大得意の東京マイル戦。デビュー戦とクイーンCで見せた豪脚を披露し、馬券内に食い込んでくることに期待が持てます!

今回はプレサージュリフトか。前走はイーガン騎手がスタート後にポジションを取りに行き、いつもと違って先行する競馬で3着に来たことには驚いた。脚質に幅が出たと捉えることができるし、楽しみだね。

前走の先行策は僕も驚きました。スタート後の周りの動きに合わせ、ルメール騎手には柔軟な対応をお願いしたいです!

さてここまで東京新聞杯の有力馬についてお話を伺ってきましたが、依然この時期は状態の見極めが難しいと感じている方が多いのではないでしょうか?

先日は大寒波の影響で栗東は雪に見舞われ、調教に狂いが出たようだし、一層仕上げの把握が困難だよね。

追い切り日の変更を余儀なくされた陣営もいたようですからね。しかし競馬JAPAN予想家・柴田卓哉さんは一味違います!
断然人気のガイアフォースが敗れたAJCCでは、1着ノースブリッジ(4人気)に◎本命。これで重賞の◎本命馬が直近3週連続勝利中と絶好調です!
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柴田卓哉・近3週の重賞的中実績
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【シンザン記念】
1着◎ライトクオンタム
【京成杯】
1着◎ソールオリエンス(2人気)
【AJCC】
1着◎ノースブリッジ(4人気)
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さすが現役トラックマンだ。毎週トレセンに通い調教をつぶさに見ているだけあって、キッチリ状態の良し悪しを見極めていらっしゃるからできる芸当だね。

その通りですね。厳寒期は調教やパドックを見ても分かりづらいと思います。そんな時はプロの予想を参考にしちゃいましょう!
今週は、絶好調の現役トラックマン・柴田さんをはじめ、ラジオ日本メイン解説担当・境さん、東大卒・水上さんらのプロの東京新聞杯の最終結論を公開!この機会に是非プロの予想を体感してみてくださいね!

最後までご覧いただきありがとうございました!
次回は京都記念の出走馬&有力馬ジャッジを2月5日(日)に公開します。お楽しみに!