天皇賞・秋 (GⅠ)
10月27日(日)東京芝2000m
馬名 | 性齢 | 想定情報 | |
---|---|---|---|
騎手 | オッズ | ||
リバティアイランド | 牝4 | 川田将雅 | 3.2 |
ドウデュース | 牡5 | 武豊 | 4.5 |
レーベンスティール | 牡4 | C.ルメール | 4.9 |
ベラジオオペラ | 牡4 | 横山和生 | 8.9 |
ソールオリエンス | 牡4 | 横山武史 | 15.4 |
ダノンベルーガ | 牡5 | C.デムーロ | 15.6 |
ジャスティンパレス | 牡5 | 坂井瑠星 | 20.1 |
ノースブリッジ | 牡6 | 岩田康誠 | 34.1 |
タスティエーラ | 牡4 | 松山弘平 | 37.0 |
ホウオウビスケッツ | 牡4 | 岩田望来 | 38.6 |
キングズパレス | 牡5 | A.シュタルケ | 64.5 |
ステラヴェローチェ | 牡6 | 佐々木大輔 | 73.4 |
リフレーミング | 牡6 | 菅原明良 | 75.9 |
マテンロウスカイ | セ5 | 横山典弘 | 80.2 |
シルトホルン | 牡4 | 大野拓弥 | 120.7 |
ニシノレヴナント | セ4 | 田辺裕信 | 135.5 |

本題に入る前にこれは言いたいね。
金脈ホース、ヘデントール2着お見事!

ルメール騎手がアーバンシックを選んだってことで人気はあちらに集中したけど、この馬も相当気に入っていたらしいからな。2頭乗れるなら乗りたかったんじゃないか?(笑)
陣営からも「放牧先から帰ってきた時の状態が過去イチでびっくりしたよ!」って話を聞いてたし、乗り替わりでも十分好走可能と見ていたからな。勝ち馬からは離れていたけど良いパフォーマンスだった。

これでオールカマーから5週連続で金脈ホースが好走。毎週視聴者の方から嬉しい声が届いていて、ドンズバTV始めて良かったなと思うよね。

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さて、菊花賞はこの辺りにして、天皇賞・秋の話をしようか。けっこういいメンバーが揃ったね。

見ごたえ十分のレースになりそうだし、上位拮抗に見えて予想家としても腕が鳴る一戦だな。
ポイント①リバティアイランドの真価を問う!

リバティアイランドの復帰戦ですよ。ドバイSC以来、約7か月ぶりのレースだね。

これは相当ややこしいよな。せめて春にもう1、2戦くらい使ってくれたら分かりやすかったんだけどな。

正確に能力を把握するのが非常に難しいんだけど、我々もこれを読んでいる皆さんも、悩み自体は大きく分けて2つだと思う。
一つはレース間隔がだいぶ空いたけど上手く調整出来ているの?ってこと。
もう一つは根本的に、今回出てくる4歳以上の牡馬と比べて能力が足りているの?ってことだね。

調整の方は当週の追い切りがまだなので勘弁してもらうとして、能力については対戦経験のある馬を物差しにするしかないな。

まずは古馬との初対戦となったジャパンカップだけど、あのイクイノックスに真っ向勝負を挑んだ経験は大きいし、2着したのも立派。ただ、54キロと恵まれた立場でもあったから、評価しすぎるのは危険かな。

スターズオンアース(3着)には1馬身の差を付けて先着したが、当時のスターズは一頓挫あって天皇賞・秋を回避した直後の出走。順調に使ってきたリバティアイランドとはワケが違うしな。ドバイSCはどうだ。

勝ち馬のレベルスロマンスは別として、2着シャフリヤールを一つの物差しとして考えると、ある程度見えてくるものはあるよね。
ブライアンってシャフリヤールのことはどう評価している?

いい馬だとは思う。国内上位の実力だってことは間違いないよ。ただ、国内トップとまでは言えないな。仮にあの馬が国内トップホースなら、メイチの仕上げではないにしても札幌記念であんな負け方はしないだろ。

そうなんだよね。そんな馬にしっかり負けているってのは、遠征とかコース適性とか色々な事情を加味してもいい印象は受けない。
ドバイSCでの3着がこの馬の評価を下げる要素になることはあっても、上げる要素にはなることはないってところかな。

あとは世代レベルだな。春の二冠でそれぞれ2着だったコナコースト、ハーパーだが、近走はチョッと不振。
秋華賞2着のマスクトディーヴァはある程度頑張ってはいたが、目覚ましい活躍とまでは行かないまま電撃引退。
流石に世代レベルが高いとは言えないな。
この間のレースで久々でも完勝して見せたブレイディヴェーグはリバティアイランドと直接対決がないって、牝馬4歳情勢は複雑怪奇だよ。

こうして話をしていても、どうにも手放しで評価するには引っかかる点が多いんだよね。強い馬だけど、みんなが思ってるほど強い馬なの?って感じ。

この辺り、最終追い切りや陣営のトーンなんかで明らかになってくる部分もあるからな。
「正直仕上がり切ってなくて...」ってハナシが入ってくる可能性もあるし、逆に「休養前より明らかに調子がいいです!」ってパターンもあり得る。それで最終的な評価も変わるから、週末まで待っていてくれよ!
ポイント②展開はどうなる?

このレースは相当ハイレベルなメンバーが毎年集まってくる影響もあって、中心となる馬次第で展開が変わりやすいんだよね。だから、無理に傾向を掴もうとするよりも今年はどうなるかを考える方が重要。

これは我々プロの腕の見せ所だな。本格的な予想は陣営のコメントや枠なんかが出揃ってからだと思うんだが、今の時点ではどう考えているんだ?

これね、さっきから同じ馬の話ばっかりで申し訳ないんだけど、リバティアイランドが結構前に行く可能性はあると思うんだよね。川田騎手が馬の能力を信じ切った上で、周りを力でねじ伏せようとしてくるってのは有り得ない話じゃない。

なるほど、昨年のイクイノックスが前で立ち回ったのと同じことをやろうとするわけだ。

そうすると前で付いていこうとした馬たちは苦しくなって、差し馬にチャンスが出てくるよね。

境編集長の言うことにも一理あるとは思うんだが、俺は岩田親子の動きも気になるね。
毎日王冠で逃げたホウオウビスケッツには息子が、札幌記念で番手につけたノースブリッジには親父が乗るだろ。この2頭が積極的に行くなら、リバティアイランドが無理してそこの2頭と争うことはしないんじゃないか?

もちろん、そのパターンもあり得るね。こればかりは現時点でハッキリ断言できないことが多いからね。

俺も境編集長も無責任なことは言いたくないクチ。
枠順や陣営の作戦にウラ話、当日の馬場までしっかりチェックした上で週末に最終結論をお届けするから、それまで楽しみにしていてくれ!

今回の菊花賞ヒットで秋GⅠは3連勝。この勢いで天皇賞・秋もバッチリ決めるぜ!
24年 秋GⅠで3戦3勝!
スプリンターズSルガル1着(9人気)
秋華賞チェルヴィニア1着
菊花賞アーバンシック1着(3人気)
読者の皆さんからは嬉しい声が沢山届いているが、俺はまだまだ満足してないぞ。天皇賞・秋もズバリ的中の4連勝目指して絶賛リサーチ中だ!
今回も特大ネタ目白押しだから、絶対にチェックしてくれよ!