スプリングS (GⅡ)
3月17日(日)中山芝1800m
馬名 | 性齢 | 想定情報 | |
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騎手 | オッズ | ||
シックスペンス | 牡3 | C.ルメール | 2.5 |
ジュンゴールド | 牡3 | 坂井瑠星 | 4.2 |
ウォーターリヒト | 牡3 | 幸英明 | 4.4 |
ペッレグリーニ | 牡3 | 岩田康誠 | 5.8 |
ルカランフィースト | 牡3 | 横山武史 | 7.9 |
ジューンテイク | 牡3 | ○○ | 12.4 |
スティンガーグラス | 牡3 | 戸崎圭太 | 17.8 |
コスモブッドレア | 牡3 | 石川裕紀人 | 24.3 |
チャンネルトンネル | 牡3 | 松岡正海 | 26.0 |
ログラール | 牡3 | 北村友一 | 35.1 |
メイショウタバル | 牡3 | 横山典弘 | 46.0 |
アレグロブリランテ | 牡3 | 横山和生 | 64.5 |
弥生賞も終わり、残す皐月賞トライアルは16日(土)の若葉Sと、今回見ていく17日(日)のスプリングS。いよいよ牡馬クラシック一冠目の出走メンバーが確定していくわけで、アツいシーズン到来だな。
早速馬券ポイントだが、近10年で1人気が僅か1勝。
逆に22年のビーアストニッシド(5人気1着)、19年のエメラルファイト(10人気1着)、さらに当時は人気薄だった15年のキタサンブラック(5人気1着)と、伏兵が勝ち切るケースが目立つよな。
過去の1人気を見ると、上がり最速で実績を積み上げてきたタイプが目立ちます。ただ、このスプリングSは鈍足タイプが強い一戦。
キレる馬は人気に支持されやすいですが、当レースにおいては一般的に注目され辛いジリ脚系を狙いたいですね。
今でこそ名馬で知られるキタサンブラックも、確かにキレるタイプじゃなくファンから評価されるのが遅れたよな(初の1人気はデビューから12戦目の京都大賞典)。
スプリングSは鈍足タイプが強い、って点は頭に入れておきたい。それじゃ、事前注目馬にいくぜ。
ブライアン梶田の事前注目馬
(河内洋 厩舎/幸英明 騎手)
まずはウォーターリヒト。
シンザン記念3着、きさらぎ賞2着とココでは実績最上位。
前走のきさらぎ賞は、大外を回った勝ち馬ビザンチンドリームに対して、本馬は内目を回った。距離ロスの差を加味すればハナ差でも完敗、って見ている方も多いだろう。
だが、当時は明確に外伸び馬場。伸びる外を通った相手より、伸びない内を突いたウォーターリヒトの方が上、って見方もまたできる。
つまり、前走内容は勝ち馬と同等の評価が必要なんだよ。
未勝利突破に4戦を要したが、確実に地力強化している。当然、注目だ。
(堀内岳志 厩舎/松岡正海 騎手)
4着に終わった前走が惜しい競馬だったチャンネルトンネル。
直線での進路取りに苦労し、満足に追えたのはラスト1F程。加速してからは前との差をグングン詰めていただけに、仮にスムーズだったら結果は違ったはずだ。
後、2走前の中山戦でも持続力を発揮して2着。勝ち馬には後れを取ったが、小回りへの適性は見せた。今回、1F延長さえこなせれば楽しみだぞ。
境和樹の事前注目馬
(小野次郎 厩舎/石川裕紀人 騎手)
前走の京成杯3着のコスモブッドレア。上位二頭の決め手には屈したものの、先行して渋太く粘りこんだ走りは見所十分。デビュー時から22キロも体を増やしていることからも、大きな成長を感じました。
また、デビューから上がり最速が一度のみ。冒頭で話したように、鈍足タイプでレース適性は文句なしです。
人気しないタイプでしょうし、穴で楽しみですよ。
(手塚貴久 厩舎/岩田康誠 騎手)
デビューから4戦して2勝2着2回のペッレグリーニも、上がり最速が僅か1度のみ。今回のスプリングSでは注目のタイプです。
前走のセントポーリア賞で2着に負かしたポッドテオが次走を勝利している点も見逃せません。
初の右回りさえこなせれば面白そうですね。
スプリングSは鈍足、ジリ脚タイプが強いってことは覚えておいてくれよ。人気するキレ味タイプを嫌うことが、美味しい馬券にありつく秘訣だ。
ただ、あくまで現時点でのポイントって点は忘れないでくれ。特に今開催の中山は雨により馬場の変化が顕著。スプリングS週も、また傾向が変わる可能性があるからな。
直近の変化を見極めることが難しいって方も、安心してくれ。皆さんの迷いを断ち切り、的中という形で喜んでもらうことを使命としているのが、俺たちプロ。
俺はGⅡチューリップ賞のスウィープフィート(5人気1着)を推奨と、勢いに乗っているし、ぜひ、期待していてくれよな!