オークス (GⅠ)
5月19日(日)東京芝2400m
馬名 | 性齢 | 想定情報 | |
---|---|---|---|
騎手 | オッズ | ||
ステレンボッシュ | 牝3 | 戸崎圭太 | 2.4 |
ライトバック | 牝3 | 坂井瑠星 | 6.9 |
スウィープフィート | 牝3 | 武豊 | 7.4 |
クイーンズウォーク | 牝3 | 川田将雅 | 7.8 |
タガノエルピーダ | 牝3 | M.デムーロ | 9.4 |
チェルヴィニア | 牝3 | C.ルメール | 10.1 |
アドマイヤベル | 牝3 | 横山武史 | 18.3 |
ミアネーロ | 牝3 | 津村明秀 | 23.3 |
コガネノソラ | 牝3 | 石川裕紀人 | 29.9 |
サフィラ | 牝3 | 松山弘平 | 32.5 |
ラヴァンダ | 牝3 | 岩田望来 | 38.6 |
ホーエリート | 牝3 | 原優介 | 45.3 |
エセルフリーダ | 牝3 | 武藤雅 | 56.4 |
ランスオブクイーン | 牝3 | 横山和生 | 67.4 |
ショウナンマヌエラ | 牝3 | 岩田康誠 | 78.5 |
ヴィントシュティレ | 牝3 | ○○ | 102.0 |
サンセットビュー | 牝3 | 三浦皇成 | 120.4 |
パレハ | 牝3 | 田辺裕信 | 134.0 |
いよいよオークス、そしてダービーがやってくる。競馬が最も盛り上がりを見せる、アツい時期に突入だな!
まず今回は牝馬クラシック第二弾・オークスを見ていくぞ。
早速だが、このオークスって上がり最速馬がとにかく激走する一戦なんだよな。
近10年の上がり最速馬の成績を、同じ舞台であるオークスとダービーで比べてみると
オークス:【7-2-1-2/12】勝率58.3% 連対率75.0% 複勝率83.3%
ダービー:【2-2-3-5/12】勝率16.7% 連対率33.3% 複勝率58.3%
見て分かるように、ダービーと比べるとオークスはとにかく上がり最速馬の成績が抜群。末脚性能を重視することが最大のポイントですね。
オークスはBコースで行われるのに対して、ダービーではCコースに替わるからな。
ダービーでは器用な立ち回りが求められることが多いが、このオークスでは不器用な差し馬でも十分に勝ち負けできるってことを覚えておいてもらいたい。
それじゃ、事前注目馬にいってみよう!
ブライアン梶田の事前注目馬
(国枝栄 厩舎/戸崎圭太 騎手)
まずは桜花賞馬ステレンボッシュ。
デビューから5戦してオール連対と抜群の安定感を誇り、上がり最速を3度マークと末脚性能も十分。
今回は一気の距離延長だが、陣営は「2400mに延びるのは全然問題ない」とコメント。折り合い面に不安がないタイプで、俺も2400mは問題なくこなしてくれると見ているぞ。
ちなみにモレイラは母国のブラジルで騎乗しなきゃならないため帰国。そのため今回は戸崎にスイッチする形なんだ。決してモレイラ側が継続騎乗を嫌った形ではないってことは覚えておいてくれよ。
実力は最上位クラス、馬券からは外せない一頭だ。
(中内田充正 厩舎/川田将雅 騎手)
次にクイーンズウォーク。
桜花賞は8着と大きく崩れたが、俺としては全く気にしていない。戦前から騎手、調教師ともにオークス向きだと明言していたし、俺も同じ見立てだからな。
デビューからの二戦が1800m、そして完勝したクイーンCを見ても明らかにマイルは短いってレースぶり。2400mに延びるココでこそ注目したいクチだぞ。
境和樹の事前注目馬
(茶木太樹 厩舎/坂井瑠星 騎手)
桜花賞で◎を打ったライトバック(7人気3着)にまずは注目。
デビュー戦でラスト3F11.2→11.0→11.4秒と極限の瞬発力比べを、4角最後方から差し切り。当時から末脚性能の高さに目を付けていて、桜花賞の好走は見立て通りです。当然、オークスへの適性も文句ナシ。
あと、父キズナ×母父Exceed And Excelは皐月賞馬ジャスティンミラノと同じという点にも目を向けてほしいですね。
(庄野靖志 厩舎/武豊 騎手)
スウィープフィートもオークス向きの末脚性能を保持。桜花賞では上がり最速をライトバック(32.8秒)に譲りましたが、本馬も33.0秒で上がって4着と見せ場十分でした。
父スワーヴリチャードと言う点から、東京適性も高いと見て良いでしょう。
とはいっても、馬自体は左回りが初めて。本質的な左回り適性はあるけど、一発目だけは戸惑ってしまうということもありますからね。
さて、今年のオークスは桜花賞馬ステレンボッシュが少し抜けた人気に支持されそうだが、後は大混戦。皆さんには上がり最速馬が強い一戦だとお伝えしたが、「結局どの馬が上がり最速を使うの?」って感じだと思う。
末脚自慢は何頭かご紹介したが、レースで豪脚を披露するには状態がキーポイント。仕上がってないと自らの末脚を引き出せないからな。
もちろん、狙い馬は俺に任せてくれ。実は今年の3歳牝馬路線において金脈馬が激走中でな。
【桜花賞】ライトバック⇒7人気3着
【フローラS】カニキュル⇒4人気3着
【チューリップ賞】スウィープフィート⇒5人気1着
牝馬はとにかく調子の波がある。だからこそ、現地筋のブレーンから関係者のホンネを聞き出せる俺の得意分野ってワケだ。
さあ、ココでガツンと獲って、競馬の祭典・日本ダービーへ臨もう!