根岸S (GⅢ)
1月28日(日)東京ダ1400m
馬名 | 性齢 | 想定情報 | |
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騎手 | オッズ | ||
エンペラーワケア | 牡4 | 川田将雅 | 3.4 |
サンライズフレイム | 牡4 | 藤岡康太 | 3.9 |
タガノビューティー | 牡7 | 石橋脩 | 5.6 |
シャマル | 牡6 | 川須栄彦 | 8.9 |
パライバトルマリン | 牝4 | 戸崎圭太 | 13.2 |
アルファマム | 牝5 | 菅原明良 | 16.7 |
フルム | 牡5 | 水口優也 | 19.5 |
ヘリオス | セ8 | 武豊 | 19.8 |
アームズレイン | 牡4 | 松若風馬 | 28.4 |
ベルダーイメル | 牡7 | 柴田善臣 | 35.1 |
アイオライト | 牡7 | 団野大成 | 40.8 |
ケンシンコウ | 牡7 | 田辺裕信 | 45.1 |
オマツリオトコ | 牡4 | 石川裕紀人 | 89.0 |
ライラボンド | 牡5 | 小林勝太 | 105.3 |
去年の覇者レモンポップは今年、サウジC(2/24)への参戦を表明。さらにウシュバテソーロ、レッドルゼルら、日本馬15頭がサウジCに登録。
時期が被るフェブラリーS(2/18)への不参戦はもちろん、そのフェブラリーSの前哨戦でもある根岸Sもトップホース不在となったな。
今後も根岸S、フェブラリーSのメンバーが少し寂しくなる傾向は続くでしょうね。何せサウジCの1着賞金が日本円で約13億ですから(フェブラリーSの1着賞金=1億2000万)。
ただ、ド本命不在ってことでむしろ馬券としての面白さは増すばかり。さらに今後の飛躍が期待される素質馬も揃っているし、見逃し厳禁、新星誕生に期待だ!
デカく獲るためにも、まずはココでお届けする事前注目馬をしっかり頭に入れておいてくれよな!
ブライアン梶田の事前注目馬
(杉山晴紀 厩舎/川田将雅 騎手)
まずはエンペラーワケアを取り上げたい。
ダート5戦4勝2着1回。唯一ダートで敗れた一戦も前半3F33.8秒のハイペースでの逃げを打ちながら連対と、負けて強しの内容。現状、全く底を見せず、かなりの素質を秘めているんだよな。
あとは今まで一度も砂を被る競馬を経験していないため、内枠で揉まれた際に脆さを見せる可能性がある。外枠ベターってことを覚えておいてくれよ。
(佐々木晶三 厩舎/菅原明良 騎手)
穴で期待はアルファマムだ。
本馬の特性は、何といっても直線で繰り出す強烈な末脚。ダート戦は基本的に逃げ・先行が有利だが、珍しく差し・追い込みが決まりやすい根岸Sにピッタリのクチだ。
加えて言えば、揉まれても全く苦にしないため多頭数もOKなんだよな。
左回りの1400m、そして直線の長いココはベスト舞台。初の重賞挑戦でも警戒必須だぜ!
境和樹の事前注目馬
(石坂公一 厩舎/藤岡康太 騎手)
一頭目の注目はサンライズフレイムです。
前走は大きく出遅れるロスがありながら、後方から鮮やかな差し切り勝ち。着差以上の完勝で、重賞通用と感じさせる走りでした。
また、直線における末脚性能が要求される根岸Sにマッチするタイプでもあります。
屈腱炎で残念ながら回避となりましたが、出てくれば間違いなく人気に支持されていたであろうドライスタウトの半弟という血統でもあり、ぜひ注目してほしいですね。
(浜田多実雄 厩舎/水口優也 騎手)
舞台である東京ダ1400mでのパフォーマンスが高いフルム。
注目してほしいのが2走前の霜月S(東京ダ1400m)。
この一戦はハイペースで先行馬にはキツイ展開となり、2番手から4着に粘ったデシエルトが最も強い競馬をしたと見ています。しかし、そのデシエルトの直後を追走と、やはり厳しい走りを強いられながら5着に留まったフルムも着順以上の内容。0.2秒差ならアッパレとさえ言えるでしょう。
今回、鞍上には我慢する騎乗をしてほしいですね。終いにかける競馬をすれば楽しみですよ。
今年の根岸Sは例年以上に馬券的妙味タップリ。ドデカい配当も十分に期待できるんだよ。ただ、新興勢力が多数なため、なかなか狙いが定まらないという方も多いんじゃないかな。
そんな波乱含みの根岸Sでこそ、俺たちプロにガンガン頼ってほしいんだ。
俺は今、フェアリーSのイフェイオン(5人気1着)、愛知杯のタガノパッション(8人気2着)、さらには20日の京都メイン・石清水Sでスミ(9人気3着)を推奨と予想が好調なんだよ。
今年一発目のGⅠ・フェブラリーSを獲るためにも、まずは俺たちと一緒に根岸Sでガツンといこう!