中山記念 (GⅡ)
3月2日(日)中山芝1800m
馬名 | 性齢 | 想定情報 | |
---|---|---|---|
騎手 | オッズ | ||
ソウルラッシュ | 牡7 | 団野大成 | 3.2 |
シックスペンス | 牡4 | C.ルメール | 4.1 |
アルナシーム | 牡6 | 藤岡佑介 | 5.7 |
エコロヴァルツ | 牡4 | M.デムーロ | 7.3 |
リフレーミング | 牡7 | 内田博幸 | 10.5 |
パラレルヴィジョン | 牡6 | 戸崎圭太 | 14.2 |
マテンロウスカイ | セ6 | 横山典弘 | 19.6 |
ボッケリーニ | 牡9 | 浜中俊 | 21.5 |
サイルーン | セ6 | R.キング | 28.9 |
グランディア | セ6 | 三浦皇成 | 30.3 |
ボーンディスウェイ | 牡6 | 木幡巧也 | 36.1 |
クルゼイロドスル | 牡5 | ○○ | 50.5 |
タイムトゥヘヴン | 牡7 | 田辺裕信 | 71.3 |
メイショウチタン | 牡8 | 吉田豊 | 90.5 |
カラテ | 牡9 | 菅原明良 | 112.3 |
グラティアス | 牡7 | ○○ | 125.6 |
グリューネグリーン | 牡5 | 横山琉人 | 168.7 |

もう3月ですよブライアン。
月日が経つのは本当にあっという間だね。

ボサっとしてたらこのまま年末になりそうな勢いだ。
こうしちゃいられない。早速本題に入ろうぜ!

今回も前のめりだね。
それでは、今週は中山記念をジャッジしていきましょう。
ポイント①一頭だけ思惑が違うゾ⁉

今年はマイラーが揃ったこのレース。安田記念を大目標にしている馬の始動戦といった様相だ。
レース間隔的にはここを勝ってもマイラーズCに出てきそうで、ここがメイチって馬はそこまで多くないハズ。
ただ、ソウルラッシュだけはちょっとワケが違うんだよな。

なるほど、ソウルラッシュね。やっぱり、その背景にはドバイターフの招待受諾があると思っていいのかな。

そうそう。ソウルラッシュ陣営はドバイターフの招待を受諾しつつも、実際に出るかどうかは「中山記念の結果次第」と公表している。
久しくマイル以外を使っていないこの馬が、初の芝1800mでどこまでのパフォーマンスを出せるか図るための出走だな。

そうなると、生半可な仕上げでは出て来ないよね。
仮に今回が仕上げ不足だと、状態が原因で負けたのか、単に1800mが合わなくて負けたのか分からなくなる。流石にそれは避けたいところだろうね。

しかも、ドバイターフは4月5日。このレースから中3週と、そこまで間隔が無いからな。
仮に半端な仕上げでここを好走できたとしても、ドバイターフまでに急ピッチで仕上げなければいけなくなってしまう。それなら最初からある程度仕上げておいた方が、先々苦労せずにすむワケよ。

様々な観点から、ここで半端な仕上げにするメリットが全くないよね。
流石に100%とまでは行かないにしても、しっかり仕上げて来ることは間違いない。

遠征前なので調整は軽め、という判断をすると足元を掬われかねない一頭だよな。

一方で、この距離でどこまでなのか、確信を持てないから使って来るってことも忘れたくないね。

確かにそれもそうだ。1800mは問題なくこなせるという自信があるなら、最初からドバイ遠征を確定させればいい。その場合は国内で一回使うにしても、もう少し早い時期のマイルで取りあえず叩いて、しっかり調整して本番へという過程になっていただろうな。
それをレース間隔が詰まるにも関わらずここで使って来るってことは、自信の面ではアヤシイよ。その辺りも含めて陣営のホンネをしっかり探っておくから、続報を楽しみにしてくれよな。

さて、ブライアンは一頭をじっくり掘り下げてくれたので、私からは広く使える好走傾向について。

よろしく頼んだ!
ポイント②中山記念の好走トレンド3本柱

このレースは
・Storm Cat内包馬
・リピーター
・逃げ、先行馬
の3つが好走ポイントなんだ。この3つのうち2つを押さえていたらかなり期待できる。3つ押さえていたら激アツだね。

折角だから過去の好走例も教えてくれ!

お任せください。
先ほど挙げた3つのポイント全てを押さえていた馬は直近だとドーブネ(母父Storm Cat系、23年3着→24年2着、いずれも逃げ)だね。
2つ該当する馬はかなりの頭数いる中で、限りなく3つ該当に近いのがヒシイグアス(母父Storm Cat系、21年先行1着、23年差し1着)だ。昨年は敗れているけど、あれは馬場が向かなかったのが原因だ。
Storm Cat内包の逃げ、先行馬って括りだと有名どころも結構いて、ジオグリフ(24年3着)やパンサラッサ(22年1着)といった馬が合致する。

このまま名前を挙げているとキリがなさそうだから、この辺りでストップしてもらおう(笑)
そういえば、俺の記憶が確かなら、編集長はドーブネに2年連続で本命の印を打っていたよな。

よく覚えてるね~。
23年時点で先行力のあるStorm Cat内包馬、24年にはそこにリピーター要素も加わったからね。流石に逆らえないよ。

今年もStorm Cat、リピーター、前残りの3点は外せなそうだ。

ちなみにブライアンがポイント①で挙げていたソウルラッシュもStorm Cat内包馬。中山記念は初出走だし、最近は控える競馬に徹しているから、血統以外は当てはまらないけどね。

少なくとも血統的には好走トレンドに合致するわけだ。ここに仕上がりの度合いも加わって初の芝1800mを勝てるのか、あくまでも生粋のマイラーなのか、どう転ぶにしてもソウルラッシュには注目だな。

そうだね。そして、ソウルラッシュのように話題の中心となる人気馬がいる時こそ、我々プロの腕の見せ所だね。それ以外の馬にもしっかり目を向けて、いい的中をお届けしたいところ。

間違いないね!
ソウルラッシュの話ばっかりになってしまったものの、この馬の一強ってワケでもない。じゃあどの馬を狙えばいいの?ってハナシは当週のケイコに枠や馬場、陣営の作戦なんかも加味して週末にお届け予定だ。
3月初週もバシッと決めて好スタートを切るつもり。楽しみに待っていてくれよな!

それにしても中山開催ってのは嬉しいね。
というのも、中山の芝は大の得意でさ。爆穴の金脈馬が続々好走しているんだよ。
トリッキーな中山でしっかり穴を拾ってこそプロってもんよ。今回の中山記念もドデカい金脈を掘り当てるつもりだぞ。乞うご期待!