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重賞データ

金鯱賞2025|"鞍上配置のナゼ?"をマルっと解決!脚質傾向には要注意 出走予定馬/予想オッズ

k金鯱賞 (GⅡ)
3月16日(日)中京芝2000m

馬名 性齢 想定情報
騎手 オッズ
プログノーシス 牡7 西村淳也 2.5
デシエルト 牡6 武豊 3.7
ラヴェル 牝5 北村友一 5.9
ホウオウビスケッツ 牡5 岩田康誠 8.2
クイーンズウォーク 牝4 川田将雅 10.6
マイネルモーント 牡5 丹内祐次 17.3
キングズパレス 牡6 佐々木大輔 21.5
ディープモンスター 牡7 松山弘平 39.1
ライラック 牝6 石川裕紀人 51.2
コパノサントス 牡5 ○○ 81.4
エヒト 牡8 ○○ 95.3


境和樹

さて、今回は金鯱賞をジャッジして行きましょう!

ブライアン

今年もGⅠで好走歴のある馬が続々参戦して来たな。これは本命選びに苦労する人も多そうだ。

境和樹

この記事が少しでも馬券検討の参考になると嬉しいね。さて、早速ブライアンからこのレースのポイントをよろしく。

ポイント①鞍上配置のナゼ?にアンサー!

ブライアン

今回注目したいのは鞍上配置。読者の皆さんが気になっているのは川田、岩田康あたりだろうな。

境和樹

川田騎手はプログノーシス、ラヴェル、クイーンズウォークの3頭が候補になる中で、今回はクイーンズウォークに騎乗予定だね。

岩田康騎手もホウオウビスケッツとデシエルトの2頭から、今回はホウオウに騎乗予定だ。



ブライアン

岩田康についてはシンプルで、ホウオウの方に先約があったってことで説明がつく。元々、前走の中山金杯でも岩田康が乗る予定だったんだけど、“例の一件”で騎乗停止になっちゃって。「今回はちゃんと乗ってくれよな」ってことで、岩田康としてもこれは断れない。デシエルトにもだいぶ後ろ髪惹かれていたみたいだけどな。

より掘り下げ甲斐があるのは川田だな。恐らくは多くの人が「なんでこの3頭の中からクィーンズウォーク?」って疑問を持ったと思う。

プログノーシスはこのレースの3連覇がかかっていて、国内外のGⅠで馬券に絡んできた実力派だ。ラヴェルも昨年末には川田との新コンビ結成でエリ女2着→チャレンジC1着と完全復活を果たしている。

一方のクイーンズウォークは重賞2勝こそあるものの、いずれも世代戦。初の古馬重賞だった小倉牝馬Sでは6着に敗れていて、おまけにGⅠ実績も無い。

境和樹

この3頭の中で一番若いとは言え、クイーンズウォークだけ明らかに実績が足りていないよね。

ブライアン

そうなんだよ。ただ、色々な情報を加味すれば納得の配置とも言えるんだ。

そもそも、川田サイドはプログノーシスの評価が結構辛口なんだよ。あの馬についていい事を言っていたなんてハナシは殆ど聞いたことない。ネガティヴな話は聞くんだけどな。

境和樹

これって内情を知らない人からすると意外かもしれないね。ここまで好走歴があると、名コンビだと思っている人の方が多いんじゃないかな。

ブライアン

ほんと不思議だよな。川田サイドにとって、プログノーシスは選択肢のひとつという位置付け、何が何でもっていう存在でもあないようなんだ。この時点でラヴェルとクイーンズウォークの2択に絞れたな。

と言うか、プログノーシスにあまり気が無いなら、実質クイーンズウォークしか残ってないんだよ。

境和樹

なるほど。傍から見れば3択でも、実は最初から1択だったんだ。

ブライアン

そうそう。これは川田サイドの側の希望ではなく、ラヴェル陣営の希望が影響している。

ラヴェル陣営はこの金鯱賞を使って、そこから大阪杯という青写真を描いている。そして、その大阪杯はドバイWCデーと被っているんだよな。言うまでもなく、川田はドバイに行くので日本にはいない。

そこでラヴェル陣営は、どうせ大阪杯では乗れない川田より、ここと大阪杯の両方に乗れるジョッキーを、という条件で代役を探していたんだ。そこでキタトモに白羽の矢が立ったワケよ。

境和樹

話を総合すると、川田騎手サイドとしては、プログノーシスで即決というジャッジはなくて、ラヴェルにはそもそも騎乗出来なかった。それ故に今回はクイーンズウォークが最良の選択肢だったと。

一見すると不自然に見える鞍上配置にもしっかり理由があるってことだね。

ブライアン

そうそう。実は今回のラヴェルみたいに、次走とセットで鞍上を決めるってのはよくある話でさ。これを見落としていると、トップジョッキーは常に一番高く評価している馬に乗っているって勘違いをしちゃうんだよな。

今回のケースだと川田がプログノーシスよりクイーンズウォークを取ったとまでは言えても、ラヴェルよりも上の評価とまでは言えないことに注意して欲しい。

境和樹

最近は「○○騎手が選んだからこの馬の方が上」なんて考えを聞くことも多くて、それは凄く良い視点なんだけどね。

折角そこまでディープな見方をするなら、更に踏み込んで先々のレースまで意識出来ると理想的だね。

ブライアン

このレースに限らず、予想をする際の参考にしてほしい考え方だな。

とはいえ、騎手配置の経緯に関する情報全てが大々的に発表されるワケでもない。あまり表には出て来ないような情報についてはオレがしっかり収集するから任せてくれよな。

境和樹

なんでこの馬にこのジョッキー?と思った時は、是非競馬JAPANを覗きに来て欲しいですね。

さて、私からはレースの展開について。

ポイント②脚質傾向は前有利でも...

境和樹

中京芝2000mはわかりやすい前残りコース。それはこのレースの過去の結果からも顕著だね。

過去10年のこのレースを見ると、17年から23年までは、必ず逃げ馬が馬券に絡んでいる。それ以外でも昨年3着のヨーホーレイク、16年2着のパドルウィール、15年2着のディサイファらはいずれも4角2番手でレースを運んでいるんだ。

ブライアン

10年間もの間、逃げ・先行馬が必ず馬券に絡んでいたワケだ。それを素直に受け取るのであれば今年も逃げ・先行馬から狙いたくなるが、正直そうも行かなそうじゃないか?

境和樹

その通りだね。今年は明らかに先行争いが激しくなりそう。この傾向に囚われすぎるのは危険ってことを意識して欲しいところ。

特に注目なのはデシエルトとホウオウビスケッツかな。

ブライアン

いかにも行きそうな2頭だな。この2頭がハナを奪い合い、それに続く馬もいれば前は総崩れなんて展開もあり得そうだ。

境和樹

デシエルトは武豊騎手との初コンビということで、どのような乗り方をしてくるかも注目だね。

共倒れを防ぐためにあまり行かせないという手を取って来る可能性もあるけど......。

ブライアン

タッチウッドの悪夢が!

境和樹

言うと思ったよ(笑)。

ブライアンは鞍上の想定を見てからずっとその話をしているよね。

ブライアン

あの悲劇を繰り返さないための一番の策は行き切ることだからな。

境和樹

その辺り、武豊騎手がどのような考えでレースに臨むのかは気になるところ。

作戦に関しては枠次第な部分もあるから、週末に改めて判断したいね。

ブライアン

開幕の中京がどんなものかってのもしっかり考慮したい。土曜日の傾向まで見た上で、とっておきの金脈をお届け予定だぞ。

続報を待て!


ブライアン

3月は競馬JAPANとしても好調でな。

オーシャンS(GⅢ)でイキナリ万馬券ヒット

その後も続々快心のヒットが出ているんだ。

この勢いで金鯱賞でも特大弾ヒットといきたいところ。いいネタが入れば必ず共有するから、楽しみに待っていてくれよ!

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