京成杯オータムハンデ2020予想 秋競馬開幕！昨年の勝ち馬と上位人気必至の３歳馬に忍び寄る"死のデータ"とは..？出走予定馬/予想オッズ

京成杯オータムハンデ2020予想
重賞攻略トリプルトレンド
９月９日（水）更新

競馬JAPAN編集部のツカゴシです！

ここではトリプルトレンド【絶対に押さえたい３つの傾向】と本当に買わなければいけない馬を紹介します！

京成杯オータムハンデの
トリプルトレンドがコチラ
↓↓↓

1. 開幕週でも狙いは差し馬
2. 前走関屋記念好走馬は危険
3. 前走ＮＨＫマイルＣ組は意外にも不振

重賞攻略トリプルトレンド①
開幕週でも狙いは差し馬

中山の開幕週に行われる京成杯オータムハンデですが、意外にも差し馬の台頭が目立っています。

下記は中山で行われた京成杯オータムハンデ（新潟開催となった14年を除く）過去９年の連対馬の４角通過順位です。

年度	人気	着順	馬名	前走４角順位
19年	４人気	１着	トロワゼトワル	１番手
	５人気	２着	ディメンシオン	３番手
18年	１人気	１着	ミッキーグローリー	８番手
	３人気	２着	ワントゥワン	14番手
17年	１人気	１着	グランシルク	７番手
	11人気	２着	ガリバルディ	11番手
16年	１人気	１着	ロードクエスト	６番手
	６人気	２着	カフェブリリアント	８番手
15年	13人気	１着	フラアンジェリコ	15番手
	11人気	２着	エキストラエンド	４番手
13年	３人気	１着	エクセラントカーヴ	４番手
	２人気	２着	ダノンシャーク	７番手
12年	２人気	１着	レオアクティブ	10番手
	６人気	２着	スマイルジャック	６番手
11年	２人気	１着	フィフスペトル	７番手
	７人気	２着	アプリコットフィズ	７番手
10年	４人気	１着	ファイアーフロート	２番手
	７人気	２着	キョウエイストーム	４番手

▶過去９年の連対馬の４角通過順位
（新潟開催となった14年を除く）

連対馬18頭中14頭が４角６番手以下の差し馬でした！

やはり騎手の中に、開幕週の中山は前が止まらないという意識がある事で過剰にペースが上がり差しが届くという構図でしょう。

今年は昨年逃げ切ったトロワゼトワルに、上位人気確実の３歳馬スマイルカナとう２頭の逃げ馬が出走してきます。

各騎手ももちろん楽な逃げは打たせない様にしてくるはずで、ハイペースはほぼ間違いないでしょう。今年も狙いはハイペースを味方にする差し馬です！

近３走以内に４角６番手以下から連対した馬

• アフランシール
• アルーシャ
• アンドラステ
• エントシャイデン
• スイープセレリタス
• ストーミーシー
• メイケイダイハード
• ラセット
• ルフトシュトローム

ハイペースを味方にできる差し馬はこの９頭です！上位人気のほとんどが先行馬の今年の京成杯オータムハンデ。あっと驚く大波乱があるかもしれませんね。

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重賞攻略トリプルトレンド②
前走関屋記念好走馬は危険

京成杯オータムハンデは前走関屋記念好走馬が不振の傾向にあるレースです。

過去９年で44頭もの馬が前走関屋記念からこの京成杯オータムハンデに向かってきているにも関わらず、勝ち馬は１頭もいません。

中でも前走好走で今回の京成杯オータムハンデで人気に支持されるパターンがもっとも危険です！

下記は中山開催の京成杯オータムハンデ過去10年の前走関屋記念３着内馬の成績です。

▶過去10年の前走関屋記念３着内馬の成績
（新潟開催となった14年を除く）

ご覧の通り【０・１・４・７】で勝ち馬は１頭もおらず、半数以上が馬券外に敗れています！

また、京成杯オータムハンデで１番人気に支持された10頭のうち４頭が前走関屋記念で２〜３着だった馬なのですが、その４頭すべてが着外に敗れています。

直線が長く末脚の重要性が高い関屋記念と小回りの中山マイルで行われる京成杯オータムハンデとでは、求められる適性が大きく変わってくる事がその要因と言えます。

危険パターンである前走関屋記念好走組はこの２頭！昨年の勝ち馬トロワゼトワルはこれまで馬券内ゼロの関屋記念２着に好走して今回１番人気の死のデータに該当する可能性すらあります。アンドラステもルメール騎手騎乗で上位人気は確実。馬券的には軽視してみるのもありかもしれませんね。

重賞攻略トリプルトレンド③
前走ＮＨＫマイルＣ組は意外にも不振

関屋記念と同じ理屈で前走ＮＨＫマイルＣ組も大不振の傾向にあります。

下記は京成杯オータムハンデ過去10年の前走ＮＨＫマイルＣ組の成績です。

▶過去10年の前走ＮＨＫマイルＣ組の成績

【０・０・１・６】で連対した馬は１頭もいません。17年ボンセルヴィーソはＮＨＫマイルＣ３着、14年キングズオブザサンもＮＨＫマイルＣで２着に好走した程の実力馬でしたが、京成杯オータムハンデでは全く結果を出す事ができませんでした。

関屋記念同様、直線の長い東京競馬場で行われるＮＨＫマイルＣは末脚の重要度が高いレース。真逆の適性が問われる小回り中山でのレース、それも休み明けで初の古馬との対戦となる事を踏まえると、斤量の利があるとはいえ、条件的には厳しいと言わざるを得ません。

今年の前走ＮＨＫマイルＣ組はルフトシュトローム１頭のみ！今回と同じ中山マイルのＧⅡ・ニュージーランドＴを制しているとはいえ、あくまでそれは同世代の馬が相手。先週の新潟記念で人気を集めた３歳馬・ワーケアが古馬の壁にあっさり跳ね返された事もあり、今年の３歳馬のレベルを疑問視する人も少なくありません。上位人気に支持されるのは間違いないですから、思い切って軽視してみるのも手かもしれませんね。

京成杯オータムハンデ2020予想
データが導く結論！
９月１１日（金）更新

ここまで京成杯オータムハンデのトリプルトレンド【絶対に押さえたい３つの傾向】を見てきました。

1. 開幕週でも狙いは差し馬
2. 前走関屋記念好走馬は危険
3. 前走ＮＨＫマイルＣ組は意外にも不振

トリプルトレンドが導き出した、本当に買わなければいけない【鉄板注目馬】と【爆穴注目馬】は・・・

想定６番人気
アルーシャ（戸崎）
藤沢厩舎 ［戦績：6-1-3-4］
前走パラダイスＳ１着

鉄板軸馬として推奨するのが、想定６番人気のアルーシャです。前走のパラダイスＳは３走前大敗を喫している様に苦手な道悪での競馬でしたが、レインボーフラッグ、ストーミーシーといった実力馬をまとめて差し切る強い競馬を披露しました。良血馬の本格化を感じさせるには十分すぎる程の競馬内容でした。上位人気馬に不安要素が多数ある点、開幕週でマイルとはいえ1400ｍでも勝ち負けになる様な基礎スピードが求められるであろう今回の舞台であれば、一角崩しがあっても不思議ない一頭と言えるでしょう。

想定10番人気
エントシャイデン（川須）
矢作厩舎 ［戦績：5-2-5-19］
前走：関屋記念６着

爆穴馬として推奨するのが、想定10番人気のエントシャイデンです。ハイペース必至で、意外にも差し馬が好調である京成杯ＡＨにおいて、この馬の末脚は大きな武器でしょう。毎回しっかり脚を使う事のできる馬で、展開さえハマればいつでも圏内に突入できるだけの地力は秘めています。ここも展開がカギになるのは間違いないですが、有力馬の先行争いが激化する様なら、この馬の末脚が届くシーンは十分考えられます。

今週も最後までご覧いただきありがとうございました。

来週は３冠最終戦に向けて見逃せないローズＳとセントライト記念が行われます！打倒・デアリングタクト＆コントレイルに名乗りを上げるのはどの馬でしょうか？出走予定馬＆有力馬分析は９/１３(日)に更新予定です！お楽しみに！