
GⅠラッシュは小休止でも、来週は青葉賞、フローラS、マイラーズCと、この先のGⅠに繋がるレースが盛り沢山だね。

こういうところでシッカリ予想をしておくと、その先のGⅠにも繋がるからな。GⅠがない週だろうと見逃せないよ。

間違いないね。それでは、今週はフローラSをジャッジしていきましょう。
ブライアンからこのレースのポイントを解説よろしく!
ポイント①メイチでなければ意味がない⁉

毎年のことだが、このレースは抽選対象の馬が相当多いよな。
桜花賞には賞金的に出走不可能な馬が揃って、出走馬決定賞金は見事に横並び。400万しか賞金が無い馬、即ち新馬・未勝利を勝った馬もズラりといった様相だ。

毎年高配当が出ている理由の一つがそれだよね。過去10年、3連単の配当が1万円を下回った年は1度もない。1番人気は1度しか勝っていないし、馬連万馬券も3回出ているね。

キャリアが浅く、重賞出走歴もない馬の能力を見極めるのは中々難しいって人も多いだろう。
この辺りはプロにお任せあれ!と言いたいところだが、出走馬がここまで不透明だと我々も具体的な話をし辛いのが歯痒いな。

こうも抽選対象が多いとね(笑)。
そうは言っても、折角トレンドジャッジを見に来てくれている方がいるわけですから、何か汎用性の高いポイントを教えてもらいましょう。

容赦ないぜ!
そうだな、強いて挙げるなら、兎に角仕上がりには注目だね。
というのも、このレースに出て来るのは、ここで2着以内に入らなければオークス出走が厳しい馬ばかり。オークスを目標にしているからここは軽め、なんて言っていられないんだよ。
それを念頭に置くと、陣営が意図して余裕残しの仕上げにしてくることはまずない。そんな状況下で、少しでも仕上げ切れなかった部分がある馬ってのは、間に合わなかったという見方をせざるを得ないよな。

なるほどね。ここを取りこぼしてしまうと、次は秋まで待たされることになる。まあ次があるから、とは中々言えない状態だからね。

そうそう。仕上げ切れなかったあった中で取りあえず出て来るような馬は正直、一生に一度のクラシックだし、どうにか運も味方して権利が獲れたら、くらいの感覚だよ。どうしても信頼度は下がる。
逆に、陣営が太鼓判を押すような馬であれば、実績不足でも積極的に狙いたいね。1勝クラスの身なら、妙味的にもバッチリだ。

ちょっとハナシは逸れるが、陣営が「ここに向けて態勢万全です!」って自信タップリだった馬が、抽選で落ちた時ってのも、それはそれで注目したいところ。
そういう馬は調子が良い内に使える条件で使っちゃおう!って流れになることもあるからさ。そういう馬が見つかったときは、こっそり金脈馬として紹介したいね。

除外対象が多いレースを掘り下げて行くと、思わぬ場所で馬券に活きるってのはおもしろいよね。
今週もブライアンが陣営からどんなホンネを引き出してくれるのか、楽しみに待ちましょう

編集長からもこのレースのポイントを教えてくれ!
ポイント②桜花賞の逆なら適性も逆に

先ほどから述べているように、このレースは桜花賞路線からは漏れた馬が集まって来る。
そうすると、桜花賞っぽくない馬が揃うことになるんだよね。必然的に、桜花賞とは真逆の適性が求められることになる。
具体的には、桜花賞=スピードとしたときに、その逆で鈍足性・スタミナが要求される一戦になるんだ。

なるほどな。となると、血統的にもその2つを補う血が欲しいわけだ。

その通り。
これがもう、分かりやすく欧州血統が強いレースなんだよね。
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24年:6人気2着ラヴァンダ(母父ベーカバド)
23年:7人気1着ゴールデンハインド(母父シャマーダル)
22年:5人気1着エリカヴィータ(母母父プレザントコロニー)
 9人気3着シンシアウィッシュ(父ガリレオ)

他にも19年に9人気3着だったジョディー(母父モンズン)がいたり、17年に12人気1着だったモズカッチャン、10人気2着だったヤマカツグレースがいずれも父ハービンジャーだったりと、高配当に繋がるような馬が欧州血統を内包しているケースが多いんだ。

高配当ゲットの上では絶対に見逃せないポイントだな。今年も欧州血統内包馬はバッチリマークしたいところだ。
さて、今週は抽選対象も多く中々具体的な馬のハナシが出来なかったが、週末には厳選に厳選を重ねた渾身の一頭をピックアップするから楽しみにしてくれ。表に出て来ないようなホンネもバッチリ掴んで来るぞ。乞うご期待!

そうそう。今週はフローラSだけでなく、青葉賞やマイラーズCもあるってことを忘れちゃいけない。
マイラーズCは競馬JAPANとしても自信アリのレース。なんて言ったって直近で8戦6勝!21年には3連単8万馬券をお届けしたこともあるドル箱重賞なんだ。
今年は少頭数が予想される分、馬券検討にも相当悩む人が多そうだ。
そんな時こそプロにお任せ!週末の3重賞から、誰も知らない平場の激アツネタまで、とっておきをお届けするつもりだぞ。競馬JAPANに登録ヨロシク!