有馬記念 (GⅠ)
12月24日(日)中山芝2500m
馬名 | 性齢 | 想定情報 | |
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騎手 | オッズ | ||
スターズオンアース | 牝4 | C.ルメール | 3.5 |
タスティエーラ | 牡3 | R.ムーア | 4.3 |
ソールオリエンス | 牡3 | 川田将雅 | 4.9 |
タイトルホルダー | 牡5 | 横山和生 | 6.0 |
ジャスティンパレス | 牡4 | 横山武史 | 7.7 |
ドウデュース | 牡4 | 武豊 | 8.1 |
スルーセブンシーズ | 牝5 | 幸英明 | 10.4 |
シャフリヤール | 牡5 | 松山弘平 | 19.7 |
ハーパー | 牝3 | 岩田望来 | 24.6 |
ディープボンド | 牡5 | T.マーカンド | 46.0 |
プラダリア | 牡4 | B.ムルザバエフ | 52.4 |
ライラック | 牝4 | 戸崎圭太 | 58.6 |
ヒートオンビート | 牡6 | 坂井瑠星 | 79.0 |
ウインマリリン | 牝6 | L.モリス | 85.1 |
アイアンバローズ | 牡6 | 石橋脩 | 125.0 |
ホウオウエミーズ | 牝6 | 田辺裕信 | 141.3 |
いよいよ有馬記念だな。3歳勢からは皐月賞馬ソールオリエンス、ダービー馬タスティエーラ、さらに牝馬三冠路線を盛り上げたハーパーの参戦。
迎え撃つ古馬勢も天皇賞・春の覇者ジャスティンパレス、去年のダービー馬ドウデュース、ジャパンCで3着したスターズオンアース、そしてラストランとなるタイトルホルダー。本当に豪華なメンバーが揃ったな。
そして今回は何といっても馬券的に楽しみ。高配当も十分に期待できるグランプリだ。
上位人気から入っても十分良い馬券になりそうですし、伏兵の激走も大いにあり得ますよね。予想に気合が入る、楽しみなグランプリとなりました。
2023年の総決算とあり、皆さんには思う存分楽しんでもらいたい。まずは今回挙げる注目馬をしっかり頭に入れてくれよな!
なお、舞台となる中山2500mはトリッキーなコースゆえ枠順がかなり重要だし、馬場傾向もチェック必須。二人の最終見解は競馬JAPANにて週末に公開するので楽しみにお待ちください!
ブライアン梶田の事前注目馬
(栗田徹厩舎/横山和生騎手)
まずはラストランとなるタイトルホルダーだ。
個人的に懇意にさせて頂いている、生産界に幅広い人脈を持つ岡田牧雄さんの関係馬だが、今回はレースぶりに注目してる。
というのも前走のジャパンCは逃げたパンサラッサこそハイペースで飛ばしたが、2番手以降はスロー。持続力が武器なタイトルホルダーにとって不本意な競馬になっちまったんだよな。
ただ今回は、他馬をかなり離す逃げを打つってハナシ。
悔いの残らない、タイトルホルダーらしい強気の競馬をしてくれそうだぞ!実力を出し切る最高の走りに注目だ!
(手塚貴久厩舎/L.モリス騎手)
一攫千金なら牝馬のウインマリリンが現時点で面白い。
本馬も今回がラストランとあり、陣営は「現時点でできる最高の仕上げで臨む」とのハナシ。
中山2500mでは日経賞勝ちがあり舞台適性は文句なし。去年末には香港ヴァーズでグローリーヴェイズを降してのGⅠ制覇と実力も確かだ。
あとは内からロス無く立ち回れる器用さも兼ね備えているんで、内枠を引けば一発がある。木曜の公開枠順抽選は大注目だぜ!
境和樹の事前注目馬
(尾関知人厩舎/池添謙一騎手)
去年、本命にしたジェラルディーナ(3着)をはじめ、クロノジェネシス、サラキア、リスグラシューと牝馬の活躍が目立つ有馬記念。
まずはスルーセブンシーズに注目です。
2着した今年の宝塚記念は、直線における不利がなければ勝っていたでしょう。当時のレース内容自体はイクイノックスより上だったと見ています。
中山は滅法得意ですし、非根幹距離への適性も高い。個人的にかなり楽しみですね。
(友道康夫厩舎/岩田望来騎手)
穴として注目したいのは、同じく牝馬のハーパー。
桜花賞4着、オークス2着、秋華賞3着と堅実ですし、何より目の上のたんこぶだったリバティアイランドの不在は大きい。
そしてジャスタウェイ、リスグラシュー、シュヴァルグランらと同じ、どこかの時点で一気に化けるハーツクライ産駒。仮に今回は力及ばずとも、先々まで注目ですね。もちろん、ココで激走しても不思議ないですよ。
さあ、いよいよ有馬記念だな。最初に言ったように、今年の秋GⅠでも馬券的にかなり面白い一戦だ。
有馬記念って実力比較はもちろんだが、状態がかなり重要。というのも、使い詰めで既にお釣りなしにも関わらず「厳しくても使ってほしい」って頼まれて出走させるケースもあるんだよな。結果は火を見るより明らかだ。
その手の裏情報は俺の得意分野。もちろん、「最高の状態で送り出せますよ」って声もチラホラ。
直前の現場筋からのナマの声を聞き、さらに枠順と馬場状態を見極めたうえでの最終結論を、ぜひ、楽しみにしてくれ!俺たち競馬JAPANは12月の重賞も絶好調だし、一緒に最高のグランプリにしようぜ!