
目指すは競馬だけでメシを食う!どうも、競馬JAPANの塚越タケシです!
実力馬が人気を落としたタイミングを狙い撃つスタイルで予想をするワタクシ塚越とラジオ日本でメイン解説を務める境和樹さんが、「今が買いドキ!」な馬券妙味満点の一頭を紹介します。
AJCC[GⅡ]
出走馬&有力馬ジャッジ
AJCC (GⅡ)
1月22日(日)中山2200m
馬番 | 馬名 | 性齢 | 斤量 | 騎手 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|
1 | レインカルナティオ | 牡6 | 57.0 | 石川裕 | 小西一 |
2 | シャムロックヒル | 牝6 | 55.0 | 藤懸貴 | 佐々木 |
3 | ブラックマジック | 牡6 | 57.0 | 三浦皇 | 戸田博 |
4 | ノースブリッジ | 牡5 | 57.0 | 岩田康 | 奥村武 |
5 | バビット | 牡6 | 57.0 | 横山典 | 浜田多 |
6 | ユーバーレーベン | 牝5 | 55.0 | Mデム | 手塚貴 |
7 | スタッドリー | 牡5 | 57.0 | 坂井瑠 | 奥村豊 |
8 | オウケンムーン | 牡8 | 57.0 | 北村宏 | 岩戸孝 |
9 | エヒト | 牡6 | 57.0 | 田中勝 | 森秀行 |
10 | ガイアフォース | 牡4 | 57.0 | Cルメ | 杉山晴 |
11 | エピファニー | 牡4 | 56.0 | 戸崎圭 | 宮田敬 |
12 | レッドガラン | 牡8 | 57.0 | 田辺裕 | 安田隆 |
13 | アリストテレス | 牡6 | 57.0 | 横山和 | 音無秀 |
14 | ラーゴム | 牡5 | 57.0 | Tバシ | 斉藤崇 |

なんとか変則開催が無事に終了し、通常モードに戻りましたね。
関係者もそうですが、ファンの皆様もゆっくりと予想に時間をかけられるようになり、一安心という所ではないでしょうか?

何せ年末年始は日程が詰まっていたからね。予想はもちろんなんだけれど、競馬で大切なのは振り返り。
金杯デーを含めると実に96Rもあっただけに、一般の方はどうしても尻込みしちゃうレース数だよね。

僕も全レース振り返ることを義務としているのですが、正直大変でした・・・。

しかしそれでも怠らないのがプロである我々の立場。皆がおざなりにしている分、変則開催を踏まえた後の予想で差を付けられると思うので、是非期待してほしいね。

その通りですね。身が引き締まる思いです!
まあ、馬券が当たれば何のことはないんですけれどね(笑)。

ホープフルSでドゥラエレーデ(14人気1着)を推奨したツカゴシ君は、変則開催もへっちゃらだったんじゃないの(笑)。


未だにホープフルSの直線を夢で見て興奮しています(笑)。
GIだっただけに、参考にしてくださった方からも反響があり、非常にありがたい限りです。

我々は自分の的中だけで満足してはいけない立場だからね。皆さんのお役に立ってこそ意味がある。また会心の推奨を期待しているから、頼んだよ。

はい!競馬はGIだけではないですからね。重賞は毎週行われますし、少しでもご覧いただいている皆さんに幸せになっていただけるよう、全力で取り組んでまいります!
さて、今回はトリッキーな中山2200mで行われるGⅡ・AJCCを取り上げていきます。
去年は何と3連単の配当が72万円を超える大波乱となりましたね!今年も高配当が生まれるのでしょうか?まずはじっくりと有力馬について考えていきましょう!
AJCC[GⅡ]
有力馬ジャッジ
(杉山晴紀厩舎/C.ルメール騎手)

まずは去年のセントライト記念を制し、菊花賞でも1人気に支持されたガイアフォースです。今回も1人気濃厚だと思いますが、いかがでしょう?

ガイアフォースは有力だね。まず何といってもセントライト記念のメンバーレベルが高かったんだ。各馬のその後の成績を見てもらおうか。
--------------------------------------------
1着 ガイアフォース
2着 アスクビクターモア → 菊花賞1着
3着 ローシャムパーク → 2勝クラス1着
4着 セイウンハーデス
5着 ラーグルフ → 中山金杯1着

後の菊花賞馬を負かした実績は当然のことながら、実はローシャムパークの2勝クラスの勝ち時計は、同日の中山金杯を勝利したラーグルフの勝ち時計と全く同じなんですよね。

その通り。ローシャムパークも重賞で上位争い可能な素質馬と捉えられ、その相手をガイアフォースは3馬身差を付けて勝利した。価値のある一戦だったことは間違いないよね。
それにセントライト記念は今回のAJCCと同じ中山2200m。同舞台で好メンバー相手に結果を出したことで、当然舞台適性に文句なしと言える。

ちなみにガイアフォースは菊花賞で8着を敗れていますが、敗因はなんでしょうか?

菊花賞は1番枠が災いしたと見てるよ。まずスタートしてから他馬に前に入られ位置取りが下がり、加えて折り合いにも苦労した。また、2週目の4角という勝負所で前の馬が下がってきて、ガイアフォースはエンジンを一度緩める致命的な不利を被ってしまったんだ。
キャリアの中で一度も馬群の中で競馬をしたことがなかったガイアフォースが、GIという最高峰の舞台で初めて揉まれながらレースをしたんだよ。大きく負けるのも致し方ないよね。

確かにガイアフォースは外目をスムーズに走ることで結果を出してきましたよね。
ということは今回好走するポイントは、いかにリズムよく走れるかということになりそうですか?

うん、能力は明らかに上位なだけに、できれば外目の枠が欲しいところかもしれないね。
(宮田敬介厩舎/戸崎圭太騎手)

続いては4連勝と勢いに乗っての重賞初挑戦となるエピファニーです。未だに底を見せてないようですが、上位争い可能でしょうか?

確かに4連勝は力がないとできない芸当で、当然評価したいよ。
ただ、これまで負かしてきた相手が正直パッとしないのが本音なんだよね。
--------------------------------------------
4走前 イルモンド → 現在未勝利
3走前 レッドランメルト → 中山金杯6着
2走前 ミトロジー → 現在2勝クラス17連敗
前走 ノースザワールド → 現在3勝クラス6連敗

つまり、連勝しているからと言って、エピファニーの実力を保証するには至らない訳ですね?

うん。今回は著しく相手強化なだけに、試金石となる一戦だね。
それにエピファニーは気性に難があって、折り合いに苦労するタイプ。故に一般的にペースが落ちる距離延長がプラスに作用するとも言いづらい。

手厳しい評価ですね。ではエピファニーにとって何か高評価なポイントはありますか?

今回行われる非根幹距離への適性だね。
エピファニーこれまで1800mにこだわって使い結果を出してきたから、距離延長はさておき、非根幹距離というカテゴリーには心配がいらない。加えて中山2戦2勝も強調材料と言えるね。

分かりました。距離延長でも折り合いさえつけば、舞台適性は問題なしなのですね。
AJCC[GⅡ]
今が買いドキ!塚越の推奨馬

それじゃ、ツカゴシ君の推奨馬を聞いていこうか。

承知しました!
(浜田多実雄厩舎/横山典弘騎手)
屈腱炎から去年復帰したバビットの逃げ粘りに期待して推奨します!
まずバビットは今回と同舞台の中山2200m・セントライト記念を勝利していますが、当時は前日深夜の雨により時計を要する馬場でした。先週の中山も同じように重い芝・遅い時計での決着でしたので、舞台と時計のかかる馬場への適性に文句はありません。
さらに先週の中山・芝レースは土日計10レース中、逃げた馬が8レースも馬券に絡むトラックバイアスが発生。
今回バビットの陣営は逃げが理想と行く構え。対する相手にも逃げた歴のある馬がいますが、是が非でもハナの構えは示唆していませんので、スタートさえ決まればバビットが行くと予想されます。となると先週までのトラックバイアスに乗じてバビットの激走に期待が持てます!
長期休養での力の衰えも見受けられません。復帰戦となった去年のGⅡ・オールカマー4着は、残り約100m地点まで先頭を守る見せ場たっぷりの走りでした。1着は後のエリザベス女王杯V、有馬記念3着のジェラルディーナでしたから相手にも不足はなかったでしょう。加えて、仕上げが手探りであった復帰戦よりも今回の方が状態に不安がないと判断し、さらなるパフォーマンスを見せてくれると思います。
鞍上・横山典弘騎手は過去の同レースで最多の7勝をマークと、勝ち方を知り尽くしている点も大きな後押しとなりそうです。

今回はバビットか。長いブランクもありファンが多い馬だから、力走してくれれば盛り上がりそうだよね。

そうですよね。古豪の復活を期待して見守りたいと思います!

ここまでAJCCについてお話を伺ってきました。
ところで年始の重賞は人気薄の激走が目立っていると感じませんか?予想が難しい分、高配当ゲットのチャンスが眠っていますね。
そんな中、競馬JAPANでは今年一発目の重賞・中山金杯でBIGなお年玉馬券プレゼントに成功!
------------------------------
【2023年 中山金杯(GⅢ)】
◎クリノプレミアム(7人気2着)
馬連3690円[的中]
3連単4万4340円[的中]
-----------------------------

(競馬JAPAN予想家)今川くんの予想だよね。穴馬から入り的中と、年始から好スタートを切ってくれて、僕も士気が高まったから感謝しているよ。

今川さんもホッとされている様子でした。何せ金杯は注目度が高いですからね。
良い波に乗っている競馬JAPANでは、今週はAJCCのほかに、昨年〇7人気1着&◎2着で見事に的中をお届けした東海Sにおいてもプロが下す最終結論を公開!
人気薄を逃さないのがプロたる所以!東大卒・水上学さんや境さん、中山金杯的中・今川さんらプロのAJCC&東海Sの最終結論をぜひ参考にして、ともに高配当奪取を目指しましょう!

最後までご覧いただきありがとうございました!
次回は根岸Sの出走馬&有力馬ジャッジを1月22日(日)に公開します。お楽しみに!