注目の毎日王冠はアエロリットの完勝劇。
4F47秒3→5F59秒0。このゆったりしたペースを生かして後3Fが10.9ー11.2-11.7。これではよほどキレないと中団以降では届かない。
Vタイム9F1分44秒5も優秀。このまま順調にいけばさらに強い馬になる可能性がある。
このスローの中、⑧⑧の展開なら最速上がり33秒2で2着に押し込んだステルヴィオと58キロを背に3着入線のキセキも内容的には大いに評価できる。アエロリット、ステルヴィオ、キセキの次走は?
今週はGI第2弾の秋華賞。ここは2冠アーモンドアイ。3冠確定ランプと云っても過言ではない。
早く牡馬相手のGIステージのパフォーマンスに興味があるハイレベルの牝馬だ。内容次第もマイルCSよりもJCチャンレンジを期待したい。

上田琢巳
結果に対してシビアなファンの多い大阪スポーツで、長年に渡り堂々と看板を務め続ける、 ご存知“西の仕掛人”。競馬専門紙『1馬』在籍時から、他に先駆けて「レースラップとタイム重視」の理論を展開。競馬予想界に革命を起こしたラップ理論のパイオニアである。 数字から読み解かれる明解な推理に魅了される競馬ファンは今なお後を絶たず、 後進の予想家たちにも多大なる影響を与え続けている。