期待を一身に、アーモンドアイが堂々の牝馬3冠を達成。その勝ちっぷりにはど肝を抜かれた。
ミッキーチャームとはかなりの差があり。内回りだけに厳しい情勢に映ったのは確か。しかも大外。ミッキーの押し切り態勢に見えた瞬間、スイッチの入ったアーモンドアイがぐいぐい伸びてくる。他馬とは全く脚勢が違った。アッという間にミッキーに迫り、ゴールでは1馬身1/2差突き抜けていった。
恐ろしいまでの瞬発力。あれほどのキレ味はかつてのディープインパクトぐらいか。後6F連続の11秒台ラップ。この中で上がり33秒6。まさにコラムに書いたとおり、持続力と瞬発力。少なくとも中距離までなら牡馬の一線級が相手でも1番人気に支持されそうな女傑だ。
興味は次走。エ女王杯とかマイルCSはないだろう。となればジャパンC→有馬記念路線が見えてくる。陣営もこれで自信を深めたはず。14キロ増も成長の証。牡馬相手でもおっかけ続けたなる女王だ。
競馬コラム
2018年10月17日(水)更新