出走すれば有力のチェルヴィニア、スターズオンアースはジャパンカップへ向かい、昨年の覇者ブレイディヴェーグはマイルチャンピオンシップを予定。おかげで今年のエリザベス女王杯は混戦模様だが、そのぶん馬券的には面白い。
この混戦状態から抜け出すのは、どの馬なのか。早速聞いてみたい。
「サンデーレーシングは、大エースのルメール騎手が主戦を務める牝馬が複数存在する。このうち、アスコリピチェーノは豪州遠征(ゴールデンイーグルに出走、鞍上はモレイラ騎手)、チェルヴィニアはジャパンカップ、ブレイディヴェーグはマイルチャンピオンシップと使い分け。
となるとエリザベス女王杯を任されたレガレイラは、当然有力と見なしていい。
ダービー、ローズステークスと人気を裏切っており、状況を考えると狙いにくいところはある。でも、2戦ともに馬場も展開も前に有利で、レガレイラには厳しいレースになったのは確か。特に前走は、目標が先(エリザベス女王杯)になるので、無理に勝ちに行かなかったところもあるだろう。
ただ、GⅠの今回は別で、しっかり勝ちに来るレースをするはずだ。京都も後半開催に入って差しも決まりやすくなるだろうし、レガレイラ自身も前走を叩いて追い切りも更に動いている。古馬勢にこれといった強い馬はおらず、その相手に54キロ(古馬は56キロ)は有利」(情報班)
他のサンデーレーシングとの使い分けとルメール騎手騎乗から、エリザベス女王杯は勝負という見方だが、レース解析班は勝負でも不安はあるという。
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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