オールカマーは、昨年こそ牡馬が馬券圏内を独占したが、その前3年は馬券圏内3頭のうち、2頭が牝馬。牝馬優勢に傾きつつあるのだろうか。
「オールカマーは距離が2200mなので、同じ2200mのエリザベス女王杯を目標とする古馬牝馬が、前哨戦として使うケースも多いですからね。実際過去9年(10年前は新潟開催なので、データは中山開催の過去9年を対象)で、牝馬の連対率が40%(出走20頭で、8連対)もありますから、それだけ有力牝馬が出ていると言えます」(レース解析班)
ならば今年もマークすべきは牝馬か。出走予定メンバーを見ると牝馬は少ないが、その中にサリエラの名がある。
「ここまで重賞勝ちは無いものの、GⅡ以下のレースは昨年の新潟記念以外の全てで馬券圏内と安定しています。
ダイヤモンドステークスで2着があるとはいえ、3000m超は前走の天皇賞・春を見ても長すぎるイメージ。今度の2200mは血統的にも合っていると思います。ディープインパクト産駒は、過去9年で複勝率44.4%とオールカマーに強いですし、牝馬優勢の最近の傾向を見ても、この馬が最有力と見ます」(データ担当)
情報班は、レーベンスティールを推す。
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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