過去10年で3連単100万超の決着が2回、その2回を含め10万超が7回出現と、GⅠの中でも特に波乱度の高いNHKマイルカップ。どうして、ここまで荒れるのだろうか?
「このレースが珍しいのは、前走1着馬が不振なこと。
過去10年(以降もデータは過去10年を参照)で、前走1着馬が45頭出走し、NHKマイルカップを連勝したのは僅かに1頭、2着も3頭だけで複勝率はたったの11.1%。前走2着馬の複勝率33.3%、前走4着馬の複勝率40%に比べると低い数字です。
また、前走1着馬にはニュージーランドトロフィーやアーリントンカップの勝ち馬が多く含まれるのですから、結構衝撃なデータです。昨年は珍しくアーリントンカップを勝ったダノンスコーピオンがNHKマイルカップと連勝し、データ派の間では話題になりましたからね」
重賞2レースを含む前走1着馬が不調。となると上位人気馬の結果も惨憺たるものなのか。
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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