先日の毎日王冠は、ダービー9着のシックスペンスが勝利。セントライト記念はダービー11、6、8着馬が上位を独占、神戸新聞杯はダービー10、15着馬が2、3着。
このように、ダービーで掲示板に載れなかった馬が複数のレースで活躍しており、今年の日本ダービーはレベルが高かったことがうかがえる。そうなると、ダービー2~4着馬が不在の今年の菊花賞は、ダービー馬ダノンデサイル1強と考えても良さそうだが。
「ダノンデサイルから6着のコスモキュランダまで、約5馬身の差。これだけ差があったら、ダービーは6着以下の馬の逆転は難しそうですね。
最近はダービー馬が菊花賞に出ることが少ないのでサンプルは足りないのですが、昨年のタスティエーラがダービー1着から、直行ローテで菊花賞に出走し2着。この結果から、ぶっつけのローテーションも問題ないと思います。勝ったダノンデサイルは当然、有力です」(データ担当)
情報班も好評価だ。
「皐月賞直前に出走を取りやめた(除外)影響もあり、一時はダービーも回避の情報があった馬。だからダービーは勝ったとはいえ、必ずしもデキが良かったわけでは無い。それに比べると、今回は順調に来ているので、勝ったダービー以上に期待できる」(情報担当)
やはりダノンデサイル1強でいいのか。ただレース解析班は、少々ネガティヴな見方だ。
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栗東在住ライター:鷲崎
WASHIZAKI
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