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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2017年06月24日(土)更新

雨の降るタイミングは……【今週の馬場傾向予測】

土曜中は梅雨前線がまだ少し列島から離れているが、日曜には梅雨前線が列島に接近する。西から重なっていくので、阪神は土曜の夜から日曜の昼頃まで降って、宝塚記念は曇で競馬できそう。東京は日曜の午前中から降り出して一日中小雨の中の競馬になりそう。函館は土曜は晴れ、日曜は曇りで、雨は降らなさそう。


【東京芝】


■外に持ち出す競馬は同じだが含水量の違いで、土曜はやや内有利、やや先行有利、日曜はやや外有利、やや差し有利


《Dコース2週目》

先週は火曜から水曜の早朝にかけて18ミリ降った。その後の芝への散水はなかった。芝は内めの傷みが目立っていたが、芝が乾いていたため時計がそれほど遅くならず、土日とも0.4秒前後速い時計だった。

先週は大体のレースで馬群が内を開けて走っていて、直線に向くと大きく外に持ち出す競馬が目立った。Dコースの内めには真冬の競馬で使われた傷みがまだ残っていて、それを避けるために外に持ち出す展開になっている。今週も同様にコーナーでは内めを避け、直線に入ってからは大外に持ち出す競馬になるだろう。

今週は水曜に50ミリ降った。この雨は土曜までには乾きそう。芝は先週よりさらに傷んでいるが、内ぴったり走る競馬ではないので、時計面ではそれほど大きな影響はないだろう。土曜は0.4秒前後速い時計を想定する。傷んでいるのはコーナー部分で内の1~2m幅、直線部で内の3~15m幅と考えると、馬群全体が外を回るということは内の馬をアシストしていることになる。やや内有利、やや先行有利。

日曜は雨の競馬になりそう。芝が傷んでいるので含水多くなると土がほぐれてしまう。5ミリ以上降るとかなり遅くなる可能性があるが、いちおう開催時間中の降水を5ミリ以内と想定し、0.5秒前後遅い時計を想定する。雨量は少なめでも芝が傷んでいる部分の土が緩むので内が走りづらくなる。やや外有利、やや差し有利。



【東京ダート】


■土日通じてめまぐるしく状態が変わりそう。内外互角、先行差し互角


先週は火曜から水曜の早朝にかけて18ミリ降った。土曜の馬場発表は良だったが、やや含水が残って0.8秒前後速い時計だった。日曜にはすっかり乾いて0.2秒前後遅い時計になった。

今週は水曜に50ミリ降った。この降水の影響は先週同様土曜の午前中までは残ると考えて、0.5秒前後速い時計を想定する。土曜の午後には砂がそこそこ乾いてタイム差なし前後の時計を想定する。日曜は雨で速くなることを想定する。1秒前後速い時計を想定する。内外互角、先行差し互角。



【阪神芝】


■土日とも曇りだが、日曜は水をたっぷり含んだ馬場。やや外有利、逃げ・先行有利


《Bコース2週目》

先週は雨が降らず、晴れが続いた。週末も晴れて気温が上がった。芝は乾いて速くなり、土日とも1.6秒前後速くなった。

今週は水曜日に72ミリの大雨が午前中を中心に降った。木金が曇りだったので、土曜の馬場発表が良でも多少含水は残っていそう。阪神の芝の状態がいいことはここまで再三指摘してきたが、ここへきて芝に傷みの兆候が出てきた。外回り専用部分と、内回りの3~4コーナー(内回り専用部分)の傷みは少ないものの、内外回りが共通して走る部分、とくにゴール前直線部分は内2~3頭分がかなり傷んできた。先週と違って今週は含水があるので、傷んでいる部分の芝がほぐれてくる。土曜は含水多めの良を想定し、0.5秒前後遅い時計を想定する。やや内有利、やや先行有利。

土曜の夜から雨が降り続くので、日曜はスタートから芝が水をたっぷり含んで時計がかかる状態になりそう。競馬開催時には雨はやみそうだが、馬場は不良→重までで、それ以上の良かはなさそう。今の芝の状態からいって2秒以上遅くなる可能性もある。外に行くほど芝がよくなるので、やや外有利、やや差し有利になり、差し馬が穴を開けそう。

今週のG1は宝塚記念。舞台となる阪神芝2200内回りは本来ならやや内有利、先行差し互角。ただし中距離以上の芝コースとしてはむしろ先行有利な部類、また内めの芝がかなり傷んできているので、今ならやや外有利と考えたほうがよさそう。

1番枠で勝ってきたキタサンブラックが今回は10番枠。だが少頭数な上に現在の馬場状態を考えるとこの枠順はむしろ恵まれた。能力最上位なのは明白で、何の不安もないことが唯一の不安材料になる。

キタサンブラックが逃げたら万事休す。だから他の馬がハナを取りに行くと思う。ゴールドアクター、シュヴァルブラン、ミッキークイーンがその候補だが、内枠を取ったゴールドアクターがいちばんありそう。キタサンは欧州遠征も見越して無理にハナを取りに行くことはない。マイペースであれば逆転もありうる。




【阪神ダート】


■土曜は締まり気味でやや速い稍重、日曜は目いっぱい速い不良。やや外有利、やや先行有利


先週は中間に雨がなく、とくに日曜はカラカラに近いくらい乾いた。土曜はタイム差なし前後、日曜は0.4秒前後遅い時計になった。

今週は水曜日に72ミリ、午前中を中心に降った。含水が残るはずの土曜は一日中稍重と想定し、0.5秒前後速い時計を想定する。日曜は前日夜からまとまった量が降っているので、開始早々から不良になると想定する。2秒前後速い時計を想定する。やや外有利、やや先行有利。



【函館芝】


■開幕2週目で少し芝がほぐれた状態。やや先行有利、内有利


《Aコース2週目》

先週はほとんど雨がふらないまま週末を迎えた。散水もなく、芝が乾いて速くなっていた。土曜日は2秒前後速く、日曜日は1.5秒前後速い時計になった。

今週は木曜日の夜に22ミリ降った。函館は本州と比べて気温が約10℃低く、また洋芝のほうが水保ちがいい。まだ芝に傷みはなく、馬場発表も良だが、先週より若干含水が多い分多少時計が余計にかかる。また今週も向かい風の影響はありそう。0.5~1秒前後速い時計を想定する。やや先行有利、内有利。




【函館ダート】


■深いところが締まった状態で速めの良、やや内有利、やや先行有利


先週は木曜に1ミリ降っただけだった。土曜日は良で0.2秒前後速かった。土曜日の競馬で砂が乾いて日曜日は0.4秒前後遅い時計になった。日曜日に時計が遅くなったのは向かい風が強かった影響もありそうだ。

今週は木曜日の夜に22ミリ降った。函館は気温が低いのでこの含水は土曜まで残ると思う。また今週も向かい風の影響はありそう。土曜は稍重を想定し、0.5秒前後速い時計を想定する。土曜の競馬である程度乾くので日曜には良になるだろうが、日曜は曇りで気温も上がらなさそうなので、深いところが締まったままで速さが残りそう。0.3秒前後速い時計を想定する。やや内有利、やや先行有利。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。