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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2016年12月03日(土)更新

今週の馬場傾向【中山・阪神・中京で中間の手入れが大違い】


【中山芝】


■Aコース戻しによるグリーンベルト開催の開幕週。内有利、先行有利


《Aコース1週目》

今週の中間は木曜日に13.5ミリ降ったが、金曜日の気温が高く、よく晴れたので芝はまずまず乾いたはず。週末の天気も晴れと考えてよさそう。

秋の中山は4回中山でB→Cコースを使い、5回中山でAコースに戻す変則的な使い方をする。今年の中山は8月までの天候がよかったためもともとの芝の状態が際立っていたが、9月が天候不順で、Bコース開催時に雨が多かった。そのこともあって芝の状態は内のほうが多少よいと考えられる。また4回終了後にエアレーションした効果もあり、Bコース部分が比較的軟らかめな可能性はある。ただし内外の状態の差は小さく、また4回終了後にオーバーシードしているので、内外の差は目に見えるものではない。

念入りに土を解したことによって4回開催しょっぱなの時点でも時計はそれほど速くなかった。4回終了後に再度エアレーション操作を行い、土をさらに軟らかくした。今週は晴れるものの、木曜日の雨が適度な含水をもたらし、軟らかくてそこそこ速い理想的な芝状態になると考えられる。土日とも0.5秒前後速い時計を想定する。

グリーンベルト開催であることを意識して極端に内に馬が集中した場合、逆に外有利になる事態も考えられるが、そうはいっても内の芝はバージンなのだから、開幕週であることを考えれば内有利というジャッジにならざるをえない。内有利、先行有利。




【中山ダート】


■多少含水があり、やや速いダート。内外互角、やや先行有利


今年の4回中山は中間に雨が多かったのに加えて、まともに晴れた日がほとんどなかった。そのため含水が維持され押しなべて時計が速かった。それに対して今週は晴れの開催になりそうだが、木曜日に13.5ミリ降っているのでそれなりに含水がある。1秒前後速い時計を想定する。内外互角、やや先行有利。




【阪神芝】


■乾いてそれなりに速い。やや内有利、やや先行有利


《Aコース1週目》

阪神は3回開催から4回開催までのインターバルが短いにもかかわらず、その間に芝の張り替えだけでなく、エアレーション作業まで行う過密日程だ。芝の根付きが甘いことは仕方ないが、今年は4回開催中に雨が多く、芝の傷みがかなり目立っていた。4回阪神から5回阪神のインターバルの間にエアレーション作業をした中山に対して、阪神がそれをしていないのは、芝の状態がそれを許さないからのはず。

4回開催の2週目が雨の開催になりAコースの芝がかなり傷んだ。といってもBコースに移ってからも含水の多い日が多かったので、Bコースもそれに負けないくらい傷んでしまった。その後オーバーシードしたので芝の傷みは見えなくなっているが、開幕週のAコースといっても内外まんべんなく傷んでいる程度に考えたほうが実情に合っているハズ。ただし阪神芝は芝の状態にかかわらずやや内有利の傾向がある。またエアレーションしてない分路盤が締まり気味で、乾けばそれなりに速い時計が出る。

今週は日曜日に32ミリ降って以降雨が降っておらず、金曜日は晴れて芝が乾いた。開催日も土曜日はほぼ晴れ。日曜は曇りで夕方から天気が崩れそうだが、開催中に雨は降らなさそう。0.5秒前後速い時計を想定する。やや内有利、やや先行有利。




【阪神ダート】


■今年ではもっとも乾いたダート。やや外有利、先行差し互角


今週は日曜日に32ミリ降って以降雨が降っておらず、金曜日もよく晴れた。週末の土曜日はほぼ晴れ。日曜は曇りで、開催中に雨は降らないものと想定する。今年ではもっとも乾いたダートになると考えられる。0.5秒前後遅い時計を想定する。やや外有利、先行差し互角。




【中京芝】


■芝の耐久性アップを目指した整備内容。やや内有利、やや先行有利


《Aコース1週目》

7月24日の3回中京終了と同時に芝の張り替えに着手。昨年の芝の張り替え面積が12000㎡だったのに対し、今年は23000㎡とほぼ倍増している。最近のJRAの売り上げアップを反映し、馬場の整備費用にも余裕が出ているのかもしれない――というのは中京だけでなく、ほぼ全競馬場が夏の張り替え面積を増やしているから――が、それにしても23000㎡というのはいかにも広い。担当者が「芝が傷みやすい中京」という定評からの脱却に向け真剣に取り組んでいる様子が伝わる。

今年は全国的に9月の日照が少なく、芝の張り替えが遅めの東京や阪神の芝の定着がイマイチ。中京の芝も同じ問題を抱えていそうだが、10月になって日照が回復し、気温もそこそこ上がった。自分チの庭の様子から判断すると、今年は10月・11月になっても夏の植物が生き延びていたくらい残暑が長かった。そこで多少盛り返した可能性はある。

また芝の耐久性を重視し、引きつけたエアレーション等の作業は見送っていることから、多少硬めな可能性もある。

今週の中間は月曜日以降雨が降ってないし、週末もほぼ晴れ~曇りで競馬できそう。1.5~2秒前後速い時計を想定する。芝の定着度合いが問題になるのはまだ先の話で、今週は秋しょっぱな開催の開幕週につき、やや内有利、やや先行有利と考えて間違いなさそう。




【中京ダート】


■乾いて時計がかかるダート、先行有利、内外互角


今週の中間は月曜日以降雨が降ってないし、週末もほぼ晴れ~曇りで競馬できそう。この秋はずっと含水率が高い状態で競馬していたので、それと比べるとかなり時計がかかる感じになるかもしれない。0.5秒前後遅い時計を想定する。先行有利、内外互角。

今週のG1はチャンピオンC。舞台となる中京D1800の内外の有利不利はほぼフラット。昨年のチャンピオンCはハイペースになり、前崩れ気味に追込み馬が上位に来たが、通常の流れであれば比較的逃げ・先行有利なコース。

アウォーディーは前走のJBCクラシックで今年のダートグレード競走の安定上位組をまとめて負かしたことで、あらかたの馬とすでに勝負付けが済んでいる。問題は買えるオッズになるかどうかだけ。相手は未知の魅力でアポロケンタッキーとゴールドドリーム、前走不利のモーニン。最後方から行くカフジテイク。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。