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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2015年01月23日(金)更新

今週の馬場傾向【中山・中京最終週】


【中山芝】


■直線の追い比べは外伸び。差し有利、内外互角


 4週目のCコース。

 冬の中山がCコースで行われるのは例年通りだが、今期の中山は9月の開催がなかったことによって通常なら9月→12月→1月がそれぞれB→A→Cとローテーションするところ、Bを飛ばしてA→Cというローテーションになった。したがって例年のCコースは「若干使用感あり」なのに対して、今年のCコースは「限りなく新品同様に近い」芝だった。そこからスタートして今週が4週目(今期Cコース使用の最終週)だ。

 1、2、3週は路盤が乾いた状態で0.5秒速い~タイム差なしの状態だった。先週は木曜日に37.5ミリ降って土曜日の芝は稍重から開始。次の芝レースからすぐに良に回復したが、多少含水のある良で、これまでになく遅く、土日を通じて0.1~0.3秒遅い時計になった。

 今週は水曜日に5ミリ、木曜日に6.5ミリ、金曜日は未明から朝方にかけて14ミリ降った。金曜日正午の馬場発表が「重」だが、金曜日も雨が上がってすぐ午前中からきれいに晴れ、夜はかなり風もある。また土日ともきれいに晴れる見込みだ。それなら芝は早々に乾く。土曜日は早めに良に移行するだろうし、路盤もどんどん乾いていくだろう。先週よりも多少速く、タイム差なし前後になると考える。先週から直線は若干外の方が伸びる感じになっている。差し有利、内外互角。




【中山ダート】


■土曜はやや先行有利、日曜は先行差し互角、やや外有利。


 先週は木曜日に37.5ミリ降ったが、今週は水曜日に5ミリ、木曜日に6.5ミリ、金曜日は未明から朝方にかけて14ミリ降った。先週も今週も金曜日正午の馬場発表は「不良」だった。先週は土曜日がずっと重で、日曜日がずっと稍重だったが、今週は先週より風があるし気温も高めなので、土曜日の午後には稍重になるかもしれない。

 先週の土曜日は重で1秒近く速かったが、日曜日は稍重ながらタイム差なしだった。おそらく後半はかなり良に近い稍重だったはず。今週は先週より半日分くらい早め早めにダートが乾いていくと思うので、土曜日は速いダートでやや先行有利、やや外有利。土曜日の後半戦からダートは乾いていき、日曜はタイム差なし前後になるはず。先行差し互角、やや外有利。




【京都芝】


■Aコースの最終日。やや差し有利。内外互角。


 Aコース4週目(今期Aコース使用の最終週)。

 昨年秋の京都は、Aコース9日間→Bコース4日間→Cコース5日間というコース・ローテーションだった。昨年秋のAコース使用時は天候に恵まれてそれほど芝が傷まなかった。その後B、Cコースを合わせて9日間使い、Aコースに戻った。今週は4週目(8~9日目)のAコースになる。今週のAコースは、秋からの通算でいえば17~18日目のAコースなので、天候に恵まれなければ傷みきってしまうこともあるのだが、今年のAコースはまだかなり状態がいい。なにしろ先週の日経新春杯を勝ったアドマイヤデウスは最内通って勝ったくらいだし。日経新春杯はややスローだっただけに、あの位置からアドマイヤデウスがダッシュして勝てたのはまだまだ芝に保持力があることを物語っている。

 先週は木曜日に17.5ミリ雨が降って土曜日が稍重、日曜日が良だった。時計は土曜が0.8秒前後遅く、日曜は0.5秒前後遅かった。

 今週は木曜日に11ミリ雨が降り、金曜日は降水量ゼロになっているが、午後までカウントすれば数ミリ程度は余分に降っているはず。正午の馬場発表は「稍重」だが、週末は雨の心配はないが予報は晴れ時々曇りで、中山ほどカラッと晴れ上がる感じではない。土曜中稍重だったとしても不思議ではないし、日曜に良になったとしてもある程度含水がありそう。芝の状態はいいといってもそれなりの傷みはあるはずで、先週並の0.5~1秒前後遅い時計になりそう。やや差し有利。内外互角。




【京都ダート】


■先行有利、内外互角。日曜日後半は差し馬に注意。


 先週の京都ダートは木曜日に17.5ミリ降った水分が残って土日とも重のまま変わらず、時計は土曜日にスローペースが多かったことを差し引きして、土曜日が2秒前後速く、日曜日が1.5秒前後速かったと考える。

 今週は木曜日に11ミリ降り、金曜日正午の馬場発表が「重」。その後また少し降ったようだ。先週と同じような曇り時々晴れの週末になるとすると、今週のダートも重でずっと行くのかもしれない。だとすれば先週同様に土曜日が2秒前後速く、日曜日が1.5秒前後速いダートになると考える。先行有利、内外互角。馬場発表は同じでも日曜日の後半になればかなり乾いてくるはずなので差し馬に多めに注意を払うこと。




【中京芝】


■末脚の持続力のある馬が有利。やや差し有利。やや外有利


 Bコース2週目。

 1回中京は2週だけしかないので、今週までになる。1回中京は4日ともBコースが使われる。というか、中京がBコースで行われるのはこの1回中京の4日間だけである。

 中京には優先的にエクイターフが回されているが、それでも中京の芝は傷みやすい。開催が冬期に集中している上に、地形的に名古屋の冬がとくに寒いということもある。だが最大の理由は、中京がこの時期の障害戦の大部分を引き受けているためだ。障害専用コースがない中京では平地の芝コースに置き障害を置いて障害戦をすることになる。しかも障害戦は3000m級の長丁場なので、通常の芝レースの2レース分以上の負担がかかる。多少平地の芝レースを減らしても、障害戦が1日に2レースもあると冬期で弱っている芝が一気に傷んでしまうわけだ。

 昨年の秋は前2週は乾いた状態で競馬できたが、最後の1週はじめっとした天気で一気に芝が傷み、完全に内を避けた競馬になった。先週からBコースになったが、木曜日に30.5ミリ雨が降って土曜日は稍重になり、昨年暮れの最終日並の遅い時計(1.8秒前後遅い)になった。日曜日は芝が乾いて0.4秒遅い程度に戻った。先週だけでかなり芝の傷みは進んだが、内外まんべんなく傷んだ感じで、今週芝が乾いていれば少なくともコーナー部分ではやはりまだ内を回さないと不利になるだろう。

 今週も木曜日に21ミリ降り、金曜日正午の馬場発表は「不良」。京都と違って中京は金曜日からからっとした晴れが続きそうで、土曜日の後半から良に回復する可能性が高い。だが先週に続いて今週も、まだ水分が残っている3、4レース目に続けて障害戦があるため、芝レースが始まる前にさらに傷みが進むはず。それを見込んで土曜日は1.5~2秒遅く、日曜日は0.5~1秒遅い程度の時計になると思う。ただし今週もまんべんなく傷みが進むので、外差しになるというよりも力がある馬、末脚の持続力のある馬が有利になる。やや差し有利。やや外有利。




【中京ダート】


■重でも切れ味が生きづらい。逃げ・先行有利。内外互角


 先週の中京ダートは重だったのに時計が0.8秒前後遅かった。日曜日は稍重になって1.3秒前後遅かった。この秋から中京ダートの時計はかなり遅めで、重以上になってもそんなに速くならない傾向だが、予想以上に遅かった。

 今週は木曜日に21ミリ雨が降って金曜日正午の馬場発表は先週と同じく「不良」。先週と同様今週も中京は金曜日から土日にかけてからっとした晴れが続きそうで、風もあり温度も高い。そこで先週同様に土曜日が重、日曜日が稍重になるとして、時計も先週と同じくらいになると考えるのが自然だろう。切れ味の生きる馬場ではないため、よほど速くならないと後方の馬では届かない。逃げ・先行有利。内外互角。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。