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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2014年11月21日(金)更新

今週の馬場傾向【3日間開催の馬場】


【東京芝】


■Cコース替わりで内の芝が一新、さらに内有利、先行有利に


 今週からCコース。3日間の連続開催になる。

 昨年の今頃は雨にならないまでもグズグズ天気が続いていたような記憶があるが、今年はここへきてある程度晴れが続くようになった。雨の予想だった先々週に雨が降らず、先週も降ってない。今週は土曜日の17~20時ごろに合計13ミリざーっと降ったが、金曜日正午の時点で良に回復していた。このまま土日は晴れ、月曜日は曇りの予報が出ている。開催中の雨はないものと考える。金、土と晴れたし、気温も比較的高いので木曜日の雨の影響はほとんどないだろう。

 今秋の東京は全般的に雨が少ないし、強い雨にまだ当たっていない。時計も安定しているが、東京は内外回りがないので1日競馬すると芝が表面的に荒れた分だけ時計がかかるようになるようだ。先週は土曜日が0.5秒前後速く、日曜日が0.2秒前後速かった。今週も芝は乾き気味なので土曜日は0.4秒前後速く、日曜日は0.1秒前後速く、月曜日は0.1秒前後遅い芝になりそうだ。

 先週まで使われていたBコースは、コーナー部分で内の3m程度がすっかり白くなっていた。だが馬群がコーナーで内を避けていなかったことからも、これは洋芝が飛んで下の野芝の色が現れたもので、野芝のベースはまだそんなに傷んでいなさそうだ。しかも今週からCコースにコース替わりする。東京のコース移動は3m幅なので、コーナーの白くなっていた部分がほぼカバーされる。コース替わりによって直線部分の芝も内外の差がほとんどなさそうだ。先週の時点でもやや先行有利、やや内有利だったが、コース替わりした今週はさらに内有利、先行有利になる。




【東京ダート】


■先週より速いダート。内外互角、先行差し互角


 先々週あたりから東京のダートは乾いた状態が続いていた。とくに先週は2週間近くまとまった雨が降らなかったので白く乾いた力の要るダートになった。土曜日は0.4秒くらい速く、日曜日はタイム差なしだった。

 今週は木曜日に13ミリ降って金曜日正午の時点で馬場状態は稍重。たが金曜日にずっと晴れたし、土曜日の競馬開始までには良に回復しそうだ。といっても先週ほどは乾いてないはずで、0.7秒程度速いダートになると考える。土日とも内外互角、先行差し互角。ほぼ力通りの競馬が期待できる。




【京都芝】


■Cコース替わりで新品同様の芝、内有利、先行有利。


 今週からCコース。3日連続の開催になる。

 先週を含めて2週間使われたBコースの内の芝がまだ青いままだった。東京と違って京都には3・4コーナーに内・外回りがあるため秋の芝はもともと傷みづらいし、しかも今年秋の京都は天候的なめぐりあわせがよく、これまでほとんど雨の中で競馬していないため、芝が絶好の状態のまま温存されているようだ。

 京都のB→Cコースの柵の移動幅は直線、コーナー部分とも3mだが、Bコースのままでも十分なくらい芝の状態が良好だったので、柵の移動幅云々に関係なく、今週からCコースになるのはダメ押しに近い。コーナー部分の芝が新品同様になることは間違いないし、先週までの競馬でも直線も内ぴたりを走っていたから、このコース替わりで直線の芝の状態も一新したと考えていい。

 先々週の月曜日から雨が降ってないので、今週も先週同様火~木曜日にかけて散水した。芝は植物なので雨が降らなければ散水しなければならないのは当然だが、あまり芝が速くなりすぎるのを抑える効果もある。先週は土曜日が0.4秒前後速く、日曜日がほぼタイム差なしだったが、今週もほぼ同じ程度のタイムになるはずだ。今週コース替わりしてコーナー部分の内の芝がよくなった影響は大きく、内有利、先行有利になることは確実。直線ではほぼ内ぴったりの攻防になるだろう。




【京都ダート】


■乾いたダートで内有利、先行有利


 先週の京都ダートは白く乾いた状態で、土曜日が0.6秒前後遅かったが、日曜日になると0.5秒前後速くなった。中間に降水などはなかったので、もしかすると土曜日の競馬終了後に(土埃除けの)散水した可能性はある。だが両方合わせてタイム差なしだったと考える程度でいいかもしれない。最近のJRAダートは全体的に多少速くなっているので、その中では京都ダートは力の要る部類に入る。

 2週続けてほとんど雨が降らなかったし、芝と違ってダートには基本的に散水もしない。今週の土~月にかけて京都は3日間晴れそうだし、先週以上に乾いたダートのレースが続くことになる。3日間を通じて0.2秒前後遅いの時計になりそう。基本は内有利。先行有利だが、早め展開で前崩れになることもある。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。