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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2015年04月17日(金)更新

今週の馬場傾向【中山芝は内の馬に注意】


【中山芝】


■速い芝で先行差し互角、やや内有利。皐月賞はとくに内の馬に注意     


《Bコース3週目》
 先週の中山は金曜日に8.5ミリ、土曜日の競馬開始前に7ミリ降り、土曜日は1日中稍重で0.3秒前後遅く、日曜日は晴れてタイム差なしだった。

 先週のレースを見ると直線で外に持ち出しているレースが多かった。だが3月21日の週のこの欄で「やや内が傷み出し、外差しになる気配がある」と書いた週に次々に逃げ切られて青ざめた記憶が生々しい。毎年この時期になれば多少芝が傷んでくることは間違いないが、その影響をどれくらいに見積もるかの判断はいつも難しい。とくに皐月賞の芝2000は内回りを使用するため、外回りほど内が傷んでおらず、内を突き抜ける馬が穴馬になることが昔から多かった。JRA・HPの「馬場情報」にも「大きな傷みも少なく、概ね良好な状態です」とある。少なくとも内回り向う正面の内はいいはずだし、直線もゴール前の内が多少傷んでいる程度だろう。

 今週の中山は週の前半にかなり降った。金曜日の夜にも通り雨があった。とはいえ土曜の競馬開始前までに相当程度水はけしていて、土曜はやや含水のある良になり、0.5秒前後速いと想定する。日曜も競馬開催中は雨が降らない可能性が強い。芝が乾いて0.8秒前後速くなると想定する。土日とも先行差し互角、やや内有利。皐月賞はとくに内の馬に注意が必要だ。




【中山ダート】


■標準的なダートで先行有利、内外互角


 先週の土曜日は不良で2.8秒前後速かった。日曜日は晴れて表面は乾いたが、重で2秒前後速かった。

 今週は週の前半にかなりの量雨が降ったが、土曜日は早々に良になるはず。0.7秒前後速くなると想定する。日曜日はさらに乾くが最終週につき砂も細かくなっているはずなので0.4秒速い前後を想定する。ごく標準的なダートで先行有利、内外互角。




【阪神芝】


■逃げ馬と外差しを同時に注意。内外互角


《Bコース3週目》
 先週の阪神は火曜日に2ミリ、水曜日に1.5ミリ、金曜日に13ミリ、土曜日の競馬開始前も1.5ミリ降って土曜日は重から開始。芝は急速に乾いていったが、全体として1.4秒前後遅かった。日曜日は午後イチから良になり、0.9秒前後遅かった

 今週の阪神は金曜日の午前中に小雨が降ったようだが、正午の馬場発表が「良」なので気にしなくていい。少なくとも明日いっぱい晴れ、日曜は曇りになるが、競馬をやっている間は雨が降らないと考える。土曜は気温も上がるのである程度速い芝になり、0.2秒前後速くなると想定する。ある程度芝の傷みが進んでいるので日曜は少し遅くなってタイム差なしになると考える。

 JRA・HPの馬場情報欄に「全周の内柵沿いに傷みがあり、正面直線の傷みは広がっています」とあるが、先週芝の最終レースだった桜花賞では逃げ馬のレッツゴードンキが勝ち、最内ついたコンテッサトゥーレが3着していた。現状は内を走るマイナスとプラス、外に出すプラスとマイナスがいずれも均衡している状態だと思う。先週は外回りは先行有利と指摘したが、今週は土日とも内回りと外回りのレースが交互に続くのでどちらも同じ程度の傷み具合になるはず。逃げ馬と外差しを同時に注意。内外互角。




【阪神ダート】


■標準的なダートで先行差し互角、やや内有利


 先週は土曜日が不良スタートで、昼過ぎから重になった。土曜日が2.5秒速く、日曜日が約1.2秒速かった。

 今週は土曜の正午時点で「稍重」で、その後は降らない予報につき、標準的な、多少力の要るダートになるものと考える。土曜日は0.5秒前後速くなると想定。ダートは乾きが早いようなので、日曜はタイム差なしと想定する。先行差し互角、やや内有利。




【福島芝】


■傷みが急速に進行中。逃げ有利、先行差し互角、内外互角


《Aコース2週目》
 かつての福島は芝が非常に傷みやすい競馬場だったが、番組編成の見直しによって開催数が大幅に減ったこと、走路の芝がほぼエクイターフに置き換えられたこと、また中京と違って厳寒期の開催がないことなどによってそれほど芝が傷まなくなった。

 秋以来はじめての雨の開催になった先週の土曜日、雨は午前中に止んで馬場の悪化は稍重までだったが、1.4秒前後遅い時計になった。日曜日の正午過ぎに良に回復した。日曜は0.7秒前後遅かった。

 今週は水曜日に27.5ミリ降った。金曜日は降水量のカウントはないが、しとしと雨が午後からずっと降っている。夜半から晴れて土曜日はずっと晴れ、日曜日は晴れのち曇りの予報になっている。土曜日は午前中の含水のある良から徐々に乾いていく過程で、全体としては0.5秒前後遅いと想定する。土日の競馬で芝の傷みは進行するものの日曜日は乾いた状態になるのでタイム差なし前後になると想定する。芝の傷みの進行が急速なので最内部分だけ取り残される形でそれほど傷んでいない。最内と外めがいいと考えて、逃げ有利、先行差し互角、内外互角。




【福島ダート】


■標準的なダートで先行差し互角、やや外有利


 先週は金曜日の夜から土曜日の朝にかけて合計10.5ミリ降って、土曜日は重で1.2秒前後速く、日曜日は稍重になって0.4秒前後速かった。

 今週は水曜日に27.5ミリ降ったのが残って金曜日正午の馬場発表が「稍重」。その後小雨が降り続いているようだが、夜9時頃には止む見通し。それからどれくらい乾くかだが、雨量は少なそうだし、明日は晴れて気温もかなり上がるので午後イチには良になると思う。土曜日は0.5秒前後速くなると想定。日曜日は乾いてタイム差なしになると想定する。いずれにしても先行有利、やや外有利。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。