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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2015年05月22日(金)更新

今週の馬場傾向【春の新潟最終週】


【東京芝】


■ある程度速い馬場。やや内有利、先行差し互角


《Bコース2週目》
 昨年以降のコース・ローテーションは、Aコース(7日間)→Bコース(6日間)→Cコース(5日間)→Dコース(8日間)→Aコース(2回目・6日間)で、今週は2回目のBコースの2週目。Bコースの使用は通算9、10日目になる。たぶん向う正面の4角手前あたりから4角にかけて多少傷んできているが、雨が降らない限りむしろ気にしないほうがいい。

 この時期は週日に念入りに芝コースに水まきしているので、1週間まったく降水がなくても開催日に曇ると少し軟らかめになり、開催日が晴れると芝が速くなる。曇るのと晴れるのでは0.5秒くらいの時計差がありそうだ。先週は土曜日が曇って0.2秒前後遅く、日曜日は晴れて0.2秒前後速かった。

 今週は水、金に水まきし、木曜日に10.5ミリの降水があった。芝自体はほとんど傷んでないに近い状態なので、どれくらい気温が上がるかで芝の速さが決まるはず。今週の土曜日はほぼ全国的に晴れる見込みなので、先週の日曜日以上の乾燥度になると考えて0.4秒前後速いと想定する。土曜日の競馬終了後あたりから曇りになり、日曜日は曇りのち雨の予報が出ている。この予報なら土曜競馬終了後の散水はないはずなので、少なくとも雨が降るまでは土曜日の時計がそのままスライドすると考えて、0.5秒前後速い芝を想定する。雨が降るとしても競馬終了後になる可能性もあるし、かなり乾燥しているはずなのでそう簡単には遅くならないはず。先行差し互角、やや内有利。




【東京ダート】


■標準的なダートで先行差し互角、内外互角


 ダートのメンテナンスについての先週の記述に説明不足でわかりづらい点があったので追加で説明する。前回「最近はダートも不要な散水はできるだけしないようにしている」と複数の馬場造園課の課長さんから聞いていたと書いたが、先方が言っていたのは当日の散水についてで、前日の散水についてではなかった。ぼく自身がその点を混同したまま書いてしまった。この場で訂正してお詫びします。ただ埃除けのための前日のダートへの散水の影響については、自然の降雨の影響に準じて、天気次第では考慮すべき場合があるということをぼく自身は感じている。いずれにせよここでぼくが散水といったら前日散水のことだ。それに対してダートへの当日の散水については、そんなに大量にまく時間もないし、当日晴れなければまかないんだし、とくに考慮する必要がないという考えであることを断っておきたい。

 さて先週は土曜日に曇って日曜日に晴れた。金曜日の正午のダートの馬場発表が良だったが、土曜日の競馬開始前に小雨が降り、曇っていたので水の抜けが悪く最終レースを除いてずっと稍重で0.5秒前後速かった。日曜日は晴れてカラカラのダートになってほぼタイム差なしになった。

 今週は土曜日が晴れ、日曜日は曇る見通し。今の時期にピーカンだと土曜日は最終的にはカラカラになりそうで、先週の日曜日並みにタイム差なし~0.2秒遅い前後になると想定する。日曜日は曇りなので、時計は0.2秒前後速くなると想定する。先行差し互角、内外互角。




【京都芝】


■内めの芝がよく内有利、やや先行有利


《Dコース2週目。Dコースは昨年の秋使われておらず、今期初開放。》
 先週の京都はDコース替わりで芝がよくなったが、競馬開始前に25ミリも降り、重→稍重の競馬になった。 芝がよかったせいか雨量の割にはそれほど遅くならず、0.5秒前後遅い程度にとどまった。日曜日は4レースだけが稍重で、5レースからは良に回復した。タイム差なし前後の時計になった。

 今週は月曜日に6.5ミリ、火曜日に17.5ミリ、水曜日に6ミリ降った。金曜日正午の芝発表は良。金曜日は一日中晴れたし、土曜日も午前中は晴れる予報。そこで金曜の夜に散水するかどうかは五分五分。土曜の芝戦は11時半からなので、前日に散水したとしてもそれまで晴れれば馬場は乾くはず。0.5秒速い前後の芝を想定する。土曜の午後から曇って日曜は曇り一時雨の予報。0.3秒速い前後の芝を想定する。高速芝という感じにはなりそうもないが、内の芝がよくやや先行有利。内有利。




【京都ダート】


■標準的なダートでやや先行有利、内外互角


 先週の土曜日は競馬開始前に25ミリも雨が降り、不良→重の競馬になってダートが目いっぱい速くなった。土曜日は2.2秒前後速かった。日曜日は晴れて重→稍重へと急速に乾いたが1秒前後速かった。

 今週は月曜日に6.5ミリ、火曜日に17.5ミリ、水曜日に6ミリ降ったが、金曜日正午の馬場発表が良で、前日散水がないとすると土曜の午前中は晴れる予報なので、タイム差なし前後のダートになりそう。土曜の午後から曇って日曜日も曇る予報につき、日曜もほぼ同じ程度の乾き具合になりタイム差なし前後のダートになると想定する。やや先行有利、内外互角。




【新潟芝】


■やや力の要る芝。外に持ち出せる馬が有利。やや差し有利


《Bコース4週目。1回新潟最終週》
 新潟は、夏と秋の開催がAコースで、春の開催はBコースが使われる。新潟の芝コースはオーバーシードしていない野芝100%の芝コースなので、コースの丈夫さは野芝の元気度に比例する。すでに新潟の気温もかなり上がってきて、野芝もかなり夏の芝の元気さに近づいてきたはず。だが1回新潟開催前にエアレーション作業(芝の穴あけ)を行った影響は大きく、また1週あたり3レースの障害戦を平地芝コースに置き障害して消化していることも大いに影響して、この開催は新潟としては芝が傷み気味、かつ時計がかかり気味になっている。

 先週の新潟は土曜日の午前中に20ミリの降雨があり、重→稍重の競馬になって土曜日は1.4秒前後遅く、日曜日は晴れて1秒前後遅かった。今週は火曜日に5.5ミリ降り、木曜日と金曜日に散水している。土曜日に大量の降雨があった先週ほどは遅くならないが、晴れてもかなり時計は抑え気味になるはず。0.5秒遅い前後と想定する。3場中新潟だけは日曜も晴れる予報なので、土曜日の競馬終了後に散水すると考えても、2日続けて晴れればかなり水はけするはずなので、やはり0.5秒遅い前後を想定する。内外回りともコーナー部は依然として内目を回っているが、内回りの合流点以降の直線ではどの馬もかなり積極的に外に持ち出している。外に出せる馬がやや有利。やや差し有利。




【新潟ダート】


■力の要る時計がかかるダート、やや先行有利、内外互角


 先週の新潟は土曜日の午前中に20ミリの降雨があり、土曜日は一日中不良で2秒少々速く、日曜日は一日中重で1秒前後速かった。今週は火曜日に5.5ミリ降っただけで晴れが続いているのでまともならカラカラのはずだが、前日に散水すると新潟のダートは排水がよくないので晴れの良だとしてもとくに午前中のうちは水分が多少残っている可能性がある。0.3秒前後速いダートになると想定する。日曜日もほぼ同じ程度の速さになりそう。土日ともやや先行有利、内外互角。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。