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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2017年05月13日(土)更新

土曜の雨がどこまで残るかで変わる【今週の馬場傾向予測】

今週の天気は割とはっきりしていて、前線を伴った低気圧が列島南岸を東に進んでいて、全国的に雨、とくに午前中の京都、午後の東京が大雨になりそうだ。日曜日には低気圧が太平洋側に抜けて各場ともほぼ晴れるが、問題となるのは土曜の雨量で、どれくらい日曜日に含水が残るかだ。


【東京芝】


■土曜に馬場傷み必至、日曜は乾く途上、先行差し互角、やや外有利


《今週からBコース》

先週は丸2週間まったく雨が降らない状態で開催を迎えた。その分散水は連日行われていたが、このところ初夏並の気温が続いているので、芝は乾き気味だったはず。また気温の上昇とともに野芝の地下茎も張り詰めてきて、芝が速くなる条件が揃っていた。金曜日、土曜日にも散水したが、それでも土曜日は0.6秒前後速かった。また日曜日は0.4秒前後速い時計になった。

今週は水曜日に1.5ミリ降ったのはともかく、土曜は開催終了まで相当量の雨が降り続きそう。Bコース替わりで芝の状態も良くなっているし、東京は水はけもいいので、20ミリ程度の雨なら芝は全体としてどうにか持ちこたえるだろう。とはいえ今の芝は軟らかくしてあるので、一定以上に含水すると時計が一気に遅くなる。

土曜日は重以上で2秒前後遅い時計を想定する。土曜の夕方までに雨が止んで、日曜日晴れれば芝は乾いて、そこそこ速い状態を取り戻しそうだ。日曜は稍重~良で、0.5秒前後遅い時計を想定する。先行差し互角、やや外有利。

今週のG1はヴィクトリアマイル。先週のNHKマイルと同じく東京芝1600が舞台だ。先週も書いたが同コースは基本的には差し有利。しかも土曜日に相当量の雨が降ることで、日曜はある程度外差し優位になる可能性がある。

メンバーを見渡すと極端に速い馬も、どうしても逃げなければならない馬もいないが、人気馬は揃って先行脚質。とくに準本命のルージュバックとクイーンズリングの枠が隣合ったことが気になる。この2頭の外にいるミッキークイーンが有利。穴馬はフロンテアクイーン。



【東京ダート】


■土曜はシャブシャブの水浮きダート、日曜は締まった速いダート。内外互角、先行差し互角


先週は2週続けて雨がなく、開催日もほぼ晴れた。土日ともカラカラの力の要るダートで土曜日は0.2秒前後遅く、日曜は0.5秒前後遅かった。

今週は土曜日にまとまった雨が降りそう。土曜中は重以上を想定する。1.5秒以上速い時計を想定する。日曜にはだいぶ乾くけれども最後まで水分は残ると考えて、0.5秒前後速い時計を想定する。内外互角、先行差し互角。



【京都芝】


■土曜は高含水の力の要る馬場、日曜は乾く途上の馬場。やや差し有利、内外互角


《今週からDコース》

先週は10日前後雨が降ってない状態の開催で、中間積極的に散水していたものの、気温も上がって芝は乾いていた。土曜日は0.5秒前後速かった。日曜はほとんどのレースがスローペースだったので、土曜の数値を引き継いで0.5秒前後速かったと考える。

今週は土曜日の朝の時点ですでに20ミリ近い雨が降っている。この雨は昼まで降り続くとして、その間に内回りで2戦、外回りで1戦を消化することになる。2つのコースにダメージが分散し、影響は意外に小さいかもしれない。土曜日は不良で開始し、最終的に重まで回復すると想定する。3秒前後遅い時計を想定する。

土曜の昼過ぎに雨が上がり、日曜日は晴れて気温が上がるとすると、芝の乾きは予想以上に早いハズ。日曜は稍重~良を想定し、0.5秒前後遅い時計を想定する。不良の翌日にしては芝の状態は悪くないハズで、やや差し有利、内外互角。




【京都ダート】


■土曜はシャブシャブで速いダート。日曜は締まったダート。土日ともやや内有利、やや先行有利


先週は10日前後雨が降ってない状態の開催で、気温も上がって土日とも時計がかかる良のダートになった。土曜は0.5秒前後遅い時計になった、日曜日は0.8秒前後遅い時計になった。

今週の土曜は昼過ぎまでにかなりの雨量がありそう。開催開始時点で不良で、1日中不良のままという可能性が大きい。2秒以上速い時計を想定する。日曜はある程度水はけするが、最終的に乾いても稍重までだろう。0.5秒前後速い時計を想定する。土日ともやや内有利、やや先行有利。



【新潟芝】


■雨量少なめだが2週続けての雨で内がやや傷む。やや外有利、先行差し互角


《Bコース3週目》

先週の土曜の予報は曇りだったが、土曜日の開催中ずっと雨が降り、結局8.5ミリ降った。新潟の芝は軟らかいので雨が降ると一気に時計がかかってしまう。土曜は2.4秒前後遅かった。土曜の競馬終了後に雨がやみ、日曜は一日中稍重だった。時計は0.6秒前後遅かった。

今週は先週とは逆に低気圧が太平洋側にあるので新潟の雨量は比較的少なめだが、土曜の午前中は雨が降り続きそうだ。先週に引き続いての雨なので雨量の割に影響は大きめで、土曜は稍重でも1秒前後遅い時計を想定する。

土曜の昼過ぎに雨が上がり、土曜の開催中は曇り、それ以降は晴れる見込みだ。日曜は水はけして昼前に良に回復するのではないか。タイム差なし前後の時計を想定する。土日ともやや外有利、先行差し互角。




【新潟ダート】


■馬場状態によらず力の要るダート。やや先行有利、土曜はやや内有利、日曜は内外互角


先週は土曜日の開催中ずっと雨が降り、結局8.5ミリ降った。土曜は良から始まって最終的に重になったが、それにしても時計は遅いまま変化がなかった。土曜は0.5秒前後遅かった。日曜は逆に重から始まって稍重で終わったが、やはり時計は遅いまま動かず、1.3秒前後遅かった。

これはインターバルの間に入れたクッション砂が、これまでの砂よりも比重重目のものだったか、あるいは若干多めに入れたか、いずれかの理由によるものだと思う。砂は天然資源なので採取場所や時期によって物性のバラツキは当然ある。ただし力の要る馬場になっていることは覚えておく必要がある。

今週は土曜の午前中に降り、昼過ぎに止んで、日曜は晴れそうだ。土曜の雨量は多くなさそうなので、悪化しても稍重までと想定する。1秒前後遅い時計を想定する。日曜の昼までには良に回復すると想定する。1.5秒遅い時計を想定する。やや先行有利、土曜はやや内有利、日曜は内外互角。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。