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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2017年04月08日(土)更新

土曜の雨でどこまで消耗するか【今週の馬場傾向予測】


【中山芝】


■久々の重・不良馬場で力が要る。やや外有利、やや先行有利


《Bコース2週目》

先週の中間は月曜日に33.5ミリ降り、その後は曇ったり晴れたりだったが、金曜の夕方から土曜の午前中にかけて12ミリ雨が降った。雨は芝の最初のレース(5R)が始まる前に上がり、土曜日は1日中稍重で行われた。土曜日は0.5秒遅い時計だった。日曜日は3・6Rが稍重で、8R以降は良になった。午前午後を通じてタイム差なし前後の時計だった。

先週からBコースが使われているが、先々週までの芝の傷みがカバーされ、またそれほどBコースの芝の傷みも進んでいないように見えた。ただしコーナーは内めを回っていても直線は大きく外に展開することが多く、また外に持ち出した馬のほうがやや伸びていた印象だ。

今週は木曜日夜から金曜の午前中にかけて6ミリ程度降った。また土曜の早朝から8時までに15ミリ近く降って、まだ降り続きそうだ。昼過ぎに止みそうだが、その先も曇り、馬場状態は重以上を想定する。実は中山芝が重になるのは3年ぶり、不良になるとしたらほぼ4年半ぶりだ。雨が早めに止めば5Rの次は9Rなので、ある程度水はけして芝の傷みは最小限に抑えられるかもしれない。だが含水率が高まることで使い込まれた内の土がほぐれ、外有利になる可能性が高い。2.5秒以上遅い時計を想定する。

日曜も晴れ間の少ないハッキリしない天気になりそうで、小雨が降る可能性もある。重でスタートし稍重までの回復を想定する、1.5~2秒遅い時計を想定する。やや先行有利、やや外有利。



【中山ダート】


■目いっぱい水を含んだ速いダート。やや外有利、やや先行有利


先週の中間は月曜日に33.5ミリ降り、金曜の夕方から土曜の昼までに12ミリ雨が降った。その後はおおむね曇りだった。金曜の夕方から降っていたので土曜日は1日中不良で、時計は1.6秒前後速かった。日曜は1日中重で1.3秒前後速かった。

今週は木曜日夜から金曜の午前中にかけて6ミリ程度降った。また土曜の早朝から8時までに15ミリ近く降って、まだ降り続きそうだ。昼過ぎに止みそうだが、その先も曇り、すっきり乾くことはなさそう。土曜は重以上を想定し、2秒以上速い時計を想定する。日曜も重スタートで、稍重まで回復するかどうか。1.5秒前後速い時計を想定する。やや外有利、やや先行有利。



【阪神芝】


■含水多めで、今期もっとも力の要る芝。内外互角、外差し注意


《Bコース2週目》

先週は金曜の夜から土曜の朝にかけて弱い雨が降り続き、9ミリ降った。その後は晴れたが、土曜日は1日中稍重で0.3秒前後遅かった。日曜日は良に回復し、タイム差なし前後の時計になった。Bコース替わりで今期にしては遅めのこの時計は、ある程度含水多めの良だったことを示している。

今週は木曜の夜から金曜の朝にかけて10.5ミリ降った。その後も雨量に計上されない弱い雨が断続的に降り続いている。ここまでの雨量は先週と同じくらいだが、降っている時間が長く、芝はじっとり水分を含みそう。午後に小雨が降りそうな気配もある。だが阪神の芝はある程度硬めの作りで芝もしっかり生えているので、小雨程度ならそれほど緩まないだろう。土曜日は重を想定し、1秒前後遅い時計を想定する。

中山と違って阪神の日曜日は晴れそうだ、稍重スタートで、最終的に良になる可能性もある。0.5~1秒前後遅い時計を想定する。内外互角。先行差し互角。

今週のG1は牝馬クラシック1冠目の桜花賞。2週続けて阪神芝のG1になるが、先週の大阪杯が内回りだったのに対して、桜花賞芝1600は外回りコースになる分やや差し有利になる。枠はやや内め~真中あたりがよく、外にいくとやや信頼性が落ちる。

今回の桜花賞は先行馬が多く、速くなっても不思議ではないが、とくに速い馬がいるわけでもなく、そこそこ速いペースで折り合ってしまうのではないか。であれば渋り気味の馬場は差し馬の切れ味を削ぎ、先行馬に味方するかも。またソウルスターリングへの血統的な後押しにもなるはず。相手はミスパンテール、レーヌミノル、アエロリット、ジューヌエコール、ウゼットジョリー、アドマイヤミヤビ、ミスエルテ。




【阪神ダート】


■含水多目で締まった速いダート。先行差し互角、内外互角


先週は金曜の夜から土曜の朝にかけて弱い雨が降り続き、9ミリ降った。その後は晴れたが、土曜日は1・2Rが重でその後は稍重、日曜日は1日中ずっと稍重だった。土曜日は1.3秒前後速く、日曜は0.4秒前後速かった。

今週は木曜の夜から金曜の朝にかけて10.5ミリ降った。その後も弱い雨が降り続いていていて、土曜も同じようなぐずついた天気が続きそう。じっとり水分を含んだダートになるはず。土曜日は重を想定し、1.5~2秒速い時計を想定する。

日曜は晴れそう。午後には稍重まで回復するはず。日曜は1秒前後速い時計を想定する。先行差し互角、内外互角。



【福島芝】


■軟らかく、洋芝がびっしり生えた最高の状態。やや内有利、先行差し互角


《Aコース1週目》

福島は昨年の11月開催の前に1万㎡を越える張り替えをした。3回福島は3週開催のうち2週目と3週目に雨が降り、芝がある程度傷んだことはたしか。といっても使われたのはたった3週間で、しかも真冬の開催ではないので、傷んだ程度は知れている。その後洋芝を追い蒔きして5カ月余り養生した。傷んだ野芝の全面回復までは期待できないが、気温が上がったことで野芝の根張りは相当良くなっているハズ。その上に洋芝ががっちり生えて、芝の状態は間違いなくいい。

その反面、福島の場合は2回開催と3回開催の間に芝を張り替えるスケジュール的な都合で、シャタリング作業をする時期が他の競馬場よりも後ろにズレている。そのため他場の芝よりも路盤自体が軟らかい。ほぼ北海道の洋芝コースと本州の野芝コースの中間的な軟らかさの芝コースになっていると考えるのが適当なはず。

今週関西から関東にかけては前線の影響が強いが、東北以北では前線が南に遠ざかるため、雨の心配なしで競馬できそう。福島にはほぼ10日くらい雨が降っていなかったが、水曜日に散水し、金曜日の朝には0.5ミリくらい小雨が降ったようだ。開幕週につき、今の福島の芝としては目いっぱい速い状態になっていると考えて、タイム差なし前後の時計を想定する。やや内有利、先行差し互角。




【福島ダート】


■含水少な目の良のダート。先行差し互角、内外互角


福島にはほぼ10日くらい雨が降っていなかったが、金曜日の朝に0.5ミリくらい小雨が降ったようだ。カラカラではないが、含水少な目の良のダートを想定する。タイム差なし前後の時計を想定する。先行差し互角、内外互角。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。