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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2017年03月18日(土)更新

中山・阪神はAコース4週目。馬場の傷みは?【今週末の馬場傾向予測】

今週は、

阪神・中京→中山・阪神→中山・中京

という並びの3日連続開催になる。今週は天候に恵まれ、3日目の天候についてもあまり不安はない。西から低気圧が近づいてくるので月曜日はやや雲が多くなるかもしれないが、雨が多めに降ることはまずなさそうだ。


【中山芝】


■芝の傷みが目立ってきた。やや外有利、やや差し有利、逃げ馬注意


《Aコース4週目》

先週は月曜日に2.5ミリ、火曜日に1.5ミリ降った。火曜日と木曜日に芝に散水した。土曜日がタイム差なし、日曜日が0.2秒前後遅い時計だった。

中山の場合は冬の連続開催がスケジュール化しているためコース内側の洋芝が(レースで馬に踏まれるので)あまり伸びない。また中山はベースの野芝の状態があまりにもいいので、冬開催の間にもエアレーション等の作業を行って芝を軟らかくする管理が可能である。だがそれは芝にとってかなり大きな負担なので、芝の軟らかさと傷みやすさがバーターになり、春の芝の傷み方が他場より早くなっている感じだ。とくに内外回りの合流点である4コーナーの芝はかなり傷んでいるようだ。

先週の金曜日から気温が一段と上がったが、今週に入っていったん寒くなり、今週の木曜日からまた気温が上がった。気温が上がると野芝も微妙に元気になってくるが、傷んだ部分が回復することはないので、外側の芝のある部分との差は大きくなってくる。だが傷んでいる部分は距離的に短く、直線の内側の芝はまだそれほど傷んでいないので、楽に内を走れればメリットはそれなりにある。

今週は月曜日に1.5ミリ、火曜日に3ミリ、水曜日に5ミリ雨が降った。散水不要な天気だったが、木・金は晴れた。今週の開催は日・月なので、週前半の降水の影響は無視しても大丈夫な程度に芝は乾くだろう。先週より芝の傷みが進むので土日とも0.3~0.5秒前後遅い時計になると想定する。やや外有利、やや差し有利、逃げ馬注意。



【中山ダート】


■乾き気味で多少力の要るダート。やや外有利、やや先行有利


先週は月曜日に2.5ミリ、火曜日に1.5ミリ降った。金曜日から気温が上がったのでもう少し乾くかと思ったが、意外と含水が残ってそんなに遅くならず、土日とも0.3秒前後速い時計だった。とくに日曜日のレースはスローが多かった割に時計はそれほど遅くならなかったが、レベルが高いレースが多かったからかもしれない。

今週は月曜日に1.5ミリ、火曜日に3ミリ、水曜日に5ミリ雨が降った。日・月の開催なので含水はほぼ先週なみのはずで、日曜日は0.3秒前後速く、月曜日はタイム差なし前後の時計になると想定する。やや外有利、やや先行有利。



【阪神芝】


■やや先行有利だがペース次第で切れ味も生きる馬場。内有利


《Aコース4週目》

先々週に引き続き先週も1週間ほとんど雨が降らない状態で開催を迎えた。土日とも良で0.5秒前後速い時計になった。

阪神にはA・Bコースしかないため、2つのコースを交互に使い分ける方法しかないので芝管理が難しそうに思えるが、内・外回りがある上、阪神の冬の開催は12月と3月で、真冬でないのに芝のレース数が抑えられている…等々、恵まれている点も多い。その上中山と違って昨年の夏以降エアレーションをしていないので、路盤がやや締まり気味で、芝が傷みづらい反面、やや時計が速くなりがちだ。

今週も中間に雨は降ってない。芝の散水は熱心にしているが、依然として芝の状態絶好で、少なくとも先週並の速さは維持しているはず。土日とも0.5秒前後速い時計を想定する。テン、上がりとも速い時計になりやすく、どちらに転ぶかはペース次第。やや先行有利だが切れ味も生きる馬場。やや内有利。




【阪神ダート】


■乾いてやや力の要るダート。やや内有利、先行差し互角


先々週に引き続き先週も中間ほとんど雨が降らなかった。土日とも晴れて良になり、砂が乾いてタイム差なし前後の時計になった。

今週も中間に雨が降っていない。週末も晴れて先週並に乾いた良のダートになりそう。タイム差なし前後の時計を想定する。先行差し互角、やや内有利。




【中京芝】


■切れ味が生きる速い芝。やや先行有利、逃げ馬注意、やや内有利


《Aコース2週目》

先週は10日くらい雨が降っていない状態で、晴れ、良で開催を迎えた。土曜日は0.4秒前後速く、日曜は1.2秒前後速かった。土曜は5・9・10Rのペースがスロー目で、そのため平均時計が遅くなったが、切れ味が生きる速い芝なのでスローになった土曜日のほうがむしろ差し馬が多く届いていた。実際の平均時計は日曜並みだったと考えたほうがよさそうだ。

中京の芝は昨年春とそれ以前とでがらりと性格を変えた。それまで洋芝と野芝の混生馬場のようになっていたのを、春に洋芝を除いていったん野芝だけにして、その後あらためて洋芝をオーバーシードする基本のやり方に戻したことによって、ベースの野芝の密度が大きく上がった。また2013年の新中京オープンから3年かかって路盤の土が練れてきて多少締まりやすくなった影響もあると思う。したがって今の芝と昨年春以前の芝では1~1.5秒くらい違うということが前提になる。

先週に引き続き今週も中間にまったく雨が降っていないし、晴れが続いている。週末もよく晴れそうで、芝は乾き気味の良になるはず。芝の状態は依然として絶好で、1.2秒前後速い時計を想定する。やや先行有利、逃げ馬注意、やや内有利。




【中京ダート】


■乾き気味でやや力の要るダート、やや内有利、先行差し互角


先週は中間に晴ればかり続いた開催で、週末もよく晴れた。砂がよく乾いていて、土曜日は0.6秒前後遅く、日曜は0.2秒前後遅かった。

今週は中間にまったく雨が降ってないのは同じだが、阪神よりも中京のほうが晴れが多かった。先週以上に乾いたダートになりそう。0.3秒前後遅い時計を想定する。やや内有利、先行差し互角。



プロフィール
城崎哲

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。