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競馬コラム

馬場トレンドジャッジ

2019年02月09日(土)更新

寒波襲来、馬場はどう変わる?

この週末は全国的に雲が多い。土曜は日本海と太平洋上の2つの低気圧が発生し、太平洋側の低気圧に近い府中は雪で開催中止になった。他の2場は開催されるが、いずれも雲が多く、小倉は午前中に雨、京都は夕方に雪が降る可能性がある。

日曜になると低気圧が遠ざかって府中は晴れそう。京都と小倉は相変わらず曇りだが、雪は降らなさそう。

月曜に順延になった府中開催だが、月曜の府中も雲が多く、開催中に一時雪が降る可能性がある。


【東京芝】


■土曜開催は月曜に順延、除雪作業後の重い芝で時計がかかる。やや内有利、先行差し互角


《Dコース3週目》

先週は木曜に10ミリ降った。土曜の馬場発表は良だったが、含水率は金曜正午の時点で17.2%で稍重だったのを、土曜は17.8%で良に変えた。限りなく稍重に近い良だったと考えるべきだろう。土曜はタイム差なしだった。日曜は晴れで同じく良、含水率15.5%まで水はけして、1.2秒速い時計だった。

東京の良の場合、含水率15.5%はそれほど高い含水率ではないらしいが、それにしてもこの時期にこれだけ時計が速くなることは珍しい。見た目もそれほど傷んでいる様子がないし、よほど芝の状態がよかったのだろう。土・日とも弱い南風(3~4コーナーで追い風)が吹いていたことの影響も多少あるかもしれない。

土曜は雪が降って月曜に開催順延になった。雪が止み次第除雪作業が行われるハズ。土曜にどれくらい積もるかによるが、雪かきによる芝の傷み方が問題。ただし降雪量は少なそうだし、また東京は人海戦術で作業を行えるので、意外と傷み方は小さいかもしれない。

日曜は低気圧が遠ざかって晴れそうだが、今週は気温が低い。重→稍重という推移を想定し、1秒前後遅い時計を想定する。月曜には太平洋側に新たな低気圧が発生しそうで、再び雪が降る可能性がある。開催強行する可能性と、火曜に再度順延になる可能性は六分四分程度か。いずれにせよ重の前後で1秒以上遅い時計を想定する。やや内有利、先行差し互角。



【東京ダート】


■やや内有利、やや先行有利


先週は木曜に10ミリ降った。土・日とも稍重で、土曜が1秒前後速く、日曜はタイム差なし前後の時計だった。

先週の金曜に凍結防止剤がまかれたので、今週はもっと遅くなると思ったが、土曜は含水が多めで重に近かったため遅くならず、逆に速くなってしまった(まるきり外してしまい申し訳ありません)。日曜になると含水率8.9%まで水はけしたため少し遅くなった。

土曜は雪が降って月曜に開催順延になった。ダートの除雪は芝と違い、器械で砂と雪をまぜこぜにしてしまうことによって行う。

日曜は晴れそうだが大寒波の襲来で気温が低く、砂にはかなりの含水がありそう。含水が一定以上多いときは凍結防止剤が水中に流れてしまうので時計への影響が小さくなる。日曜は不良~重を想定し、1秒前後速い時計を想定する。月曜にも雪が降る可能性はあるが、降雪量が少なく開催決行されるものと想定し、重の想定で、やはり1秒前後速い時計を想定する。やや内有利、やや先行有利。



【京都芝】


■路盤が軟らかく時計がかかり気味、内外互角、先行差し互角


《Bコース3週目》

先週は木曜に11ミリ降った。土曜は晴れて5・6Rが稍重、9・10Rが良で行われた。押しなべて1秒前後遅い時計だった。日曜は11Rきさらぎ賞のときに雨が降ったが馬場発表は良のまま、1日を通じて1.3秒前後遅い時計になった。

東京の芝の時計が目立って速いのと対照的に、京都の芝の時計は遅い。馬群は全体的に内めをあけて走っているものの、大きく広がるわけでもなく、内を突いた逃げ馬が勝ったり、連に絡んだりもしている。

逆にいうと、これしきの傷み方でよくこんなに時計が遅くできるな、と思ってしまう。芝が切れてなくて、かつ下が軟らかくて時計がかかる、という馬場で、もしかするとこれが馬場造園課が目指している馬場のモデルなのかもしれない。

今週は日~月曜にかけて7ミリ、水曜に2ミリ降った。だが金曜正午の時点の含水率は8.2%で、かなり乾いている部類だ。土・日とも雲の多い天気になりそうで、いつ雨または雪が降っても不思議ではないが、降水量(または降雪量)は少な目と見積もって、土・日とも良で1.5秒前後遅い時計を想定する。内外互角、先行差し互角。




【京都ダート】


■凍結防止剤入りでやや遅いダート、やや外有利、やや逃げ・先行差し互角


先週は木曜に11ミリ降った。その分の含水が残って土・日とも稍重だった。土曜は0.7秒前後遅く、日曜は1秒前後遅い時計になった。

凍結防止剤が入っていない他の時期の稍重だと0.5~0.7秒くらい速くなるところ、今の時期は凍結防止剤が入っているため逆に0.7秒前後遅くなっている。もう少し遅くなるかとも思ったが、先々週から風の向きが変わった影響もあったかもしれない。

今週は日~月曜にかけて7ミリ、水曜に2ミリ降った。中間の気温はこの時期としては高めだったが、金曜正午時点の含水率は10%程度で、先週とほぼ同じ。土・日の気温は先週より低そうだし、土曜は稍重を想定し、1秒前後遅い時計を想定する。日曜は稍重→良という推移で、やはり1秒前後遅い時計を想定する。やや外有利、先行差し互角。



【小倉芝】


■軟らかいセッティングだが芝がよすぎて速くなりそう、内有利、やや先行有利


《Aコース1週目》

昨年は2回小倉の前に野芝を張り替えた。その2回小倉の10日間のうち、重で行われたのは最終週の土曜だけで、芝の負担はもともと少な目だった。それから1カ月半野芝だけで休ませた。昨年の9・10月は日照も多く、2回小倉で傷んだ部分はほぼ修復されたことが期待できる。野芝の傷みはほとんどないに等しい。

洋芝のオーバーシードはそれからで、それでも現在まで3カ月半も時間があった。考えてみると中央4場の場合はオーバーシードしてから競馬に使われるまで1カ月もない。それに対して小倉の洋芝は3カ月間かけて育てられたもの。相当丈夫に育っていているハズ。

その上で芝を軟らかく・遅くするために中間にエアレーションとシャタリング操作を挟んでいるが、最高に近い現在の芝の状態で、どれくらい芝の速さを抑えられるか、という点が注目点になる。

今週は水曜に1.5ミリ、木曜に0.5ミリ降った。気圧の谷の影響で土・日とも土曜も雲が多い。また土曜は北西の風(ゴール前直線で追い風)が強そう。土曜は稍重を想定し、0.3秒前後速い時計を想定する。日曜は雲が多めだが雨は降らないものと考え、稍重→良という推移を想定して、0.8秒前後速い時計を想定する。内有利、やや先行有利。



【小倉ダート】


■やや含水高めでやや速いダート、やや内有利、やや先行有利


小倉のダートは昨年の2回小倉から少し(1秒程度)速くなった印象。こうしたとき、少し前まで追加した砂の傾向だろうと思っていたが、路盤状態がよくなった影響もあるようだ。

中間に凍結防止剤をまいたとは書いてないが、それはそのまま受け止めることにする。真冬でも小倉の最低気温は0度に届かない日が多く、またこれまでを振り返っても冬の時計がそれほど遅くならないことが多いからだ。

今週は水曜に1.5ミリ、木曜に0.5ミリ降った。気圧の谷の影響で土曜も雲が多く、また土曜は北西の風(ゴール前直線で追い風)が強そう。土・日とも稍重を想定し、0.5秒前後速い時計を想定する。やや内有利、やや先行有利。



城崎哲

JOSAKI TETSU

1959年栃木県生まれ。競馬雑誌編集者を経て、フリーランスのライターに。 『カリスマ装蹄師 西内荘の競馬技術』により2007年JRA賞馬事文化賞受賞。 まるで学者のように調査対象を多角的に突き詰め、独自の視点から競馬を追及するのが持ち味で、コース予想の分野を切り開いた。 他に『コースの鬼!2nd Editon』、『ハンデキャッパーの方法』など、競馬に関する著作多数。

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